甯夏看海|海に癒される‧一度は宿泊したい民宿
今週の三連休は彼氏と一緒に台湾の宜蘭へ旅行しに行きました。宜蘭は台湾の北東部に位置します。台北からアクセスしやすくて、きれいな海と田園風景が見られる田舎です。そのため、台北の人にとって宜蘭は日常から解放できる癒しの観光地です。
台北から宜蘭まで車で、約1時間半です。途中で台湾一番長いトンネル「雪山トンネル」を通ります。「雪山トンネル」の長さは13キロもあり、休みの日になったら、いつも激しい渋滞になります。また、「高乘載」もあります。
「高乘載」とは指定された時間帯に乗客数3人以下の車は高速道路に乗ることができないということです。
宜蘭までのルートはほかにもありますが、この「雪山トンネル」は台湾の西から東まで一番近い道です。なぜなら、台湾は山岳の国で、中央山脈が台湾島の背骨のように南北に貫いているので、西から東まで直線でいけません。そのため、「雪山トンネル」は造られました。
宜蘭は個性的な民宿がたくさん集まっています。今回宿泊したのが冬山河の近くの「甯夏看海」です。その名の通り、こちらの民宿は部屋から海が見られます。
「甯夏看海」は七階建ての民宿で、部屋によって風景も変わります。七階の部屋なら、三面の窓ガラスで川と海二つの景色を楽しむことができます。日当たりも良くて、とても居心地のいい空間です。運が良ければ、太陽が海に向こう水平線から顔を出す瞬間も見られます。また、朝起きたら一番に目に飛び込んでくるのが海なので、心も身体も浄化された気分で良い目覚めが迎えられます。
七階は二人部屋で、ベッド以外にソファーや机、テレビなどがあり、浴室には浴槽があります。窓際のソファーでゆっくりと寛ぎながら、行き交う船を眺めると不思議に心が落ち着きます。決して広い部屋ではありませんが、それでも訪れてみる価値があります。
なお、宿泊客が無料のアフタヌーンティーがいただけます。宿泊の当日の午後、一階のロビーでお茶と共にケーキとマカロンを食べながら、優雅にティータイムを過ごせます。
ロビーラウンジにはバーとソファー席とテーブル席があり、入り口に近い席は川の景色も眺められます。
大きいな窓から自然光が差し込む洗練された空間が心を癒し、ため込んだストレスも解消されます。南国の雰囲気を感じるインテリアも飾れており、インスタ映えに最適です。ここなら、忙しい毎日を忘れてしまうような非日常体験ができます。
朝食もは一階のラウンジで堪能できます。この日は中華料理のビュッフェでした。ドリンクは紅茶やコーヒー、ミルクティーなどがあります。フルーツとお粥と中華風おかずはバーに並んでおり、好きなものを好きなだけ食べられます。
「甯夏看海」一晩は3600元(七階の部屋)、貸切もオッケーです。ペットと一緒に泊れるので、カップルや女友達、家族旅行にもおすすめです。二・三・四階は川の景色で、五・六・七階は海の景色です。七階の部屋(今回泊った部屋)は冬山河と太平洋の景色が一望でき、美しい絶景です。大きな窓から朝・昼・夜、それぞれ違った風景を寝ながら眺めることができるなんて贅沢です。少し狭い部屋ですが、恋人と一緒にロマンチックな夜を過ごしたいなら、こちらをおすすめします。都会の喧騒から抜け出したい、日常から解放されたい...。そんな人は、ぜひ足を伸ばして訪れてみてください!