モンゴル旅行 Day 2 ~南ゴビツアーの幕開け~
さて、2日目の朝ホテルの朝食を済ませてチェックアウトをしようと思ったら、パンが美味しすぎて親友と私二人ともおかわり😂
気づいたら時刻は7:15。ツアーのピックアップは7:30。それも本当は7:00だったのを、朝ごはんを食べて出発できるように前日の夜にツアー会社に相談して30分遅らせてもらった。
急いで部屋に戻り、微妙に終わってなかったパッキングを済ませる。
今回私は大きいキャリーで14キロ、相方は機内持ち込みサイズのキャリーで9キロと相方の荷物がダントツで少ないのに相方のパッキングが終わらない🤣🤣🤣
一週間の旅行で9キロwww
7:27に降りようとしたら部屋の電話が鳴る。
「ガイドがピックアップにきましたよ〜」
やばい!もうきた!中央アジアは時間にルーズだったのでこっちもそうか思いきや自分たちの方がルーズだった。
急いでキャリーを持って階段を降りて1階が見えてきたとき、階段の下に男性が1人。こっちを見るなり「ガイドです。」とポーカーフェイスで言われる。
遅いから待たせたかな?と思い焦ってチェックアウト。前日のチェックインの際にドルで支払うと「お釣りがないのでチェックアウトのときにわたす」と言われていた。なのにお釣りがやっぱりない(ないってどういうことw)
少額だったのでそのまま不要とお伝えした。そうこうしているうちに相方が降りてきたので、ガイドをご紹介。
ホテルを出ておそらくツアーの車と思われるエスティマの前におじさんとおばさんが立っておりにっこりこちらを見ていたので挨拶。するとポーカーフェイスガイドより、ツアーの支払いの要請があった為現金を渡す。
ちゃんと2人分をきっちり用意していたが、渡す前に数えてお渡し。
事前にツアー会社よりツアー料金の支払いについての、いくつか集金パターンがあると案内をもらっていた。現金回収係(ちょっと人聞き悪い)がくる場合があると聞いていたのでポーカーフェイスさんは現金回収係、おばさんがガイド、おじさんが運転手さんかな?とこのときに思った。
しかしいざ車が出発すると、ポーカーフェイスさんは助手席、おじさんは運転、おばさんはなんと車の荷室にwwwwwしかも体育座りwwwwww
状況が読めなさすぎて相方とアイコンタクトで会話する。ほんのり韓国語で誰が誰なのか考察するも答えが出ず、とりあえず前日に話題になったモンゴル語でありがとうの発音が難しすぎるという件について、荷室のおばさんに絡んで発音のレクチャーを受ける。
ツアー客2人が突然おばさんとありがとうを連呼し始めたもんだから、運転席と助手席が少々ザワついていた。
そうこうしているうちに幹線道路から外れ車が停止、おばさんがバックドアから出て行った。彼女は一体誰だったのか。。。。。
ちなみにフィリピンでもこのようなことがあった。ボートでアイランドホッピングに行こうとしたら絶対ツアー関係者じゃないだろくらいの高齢のおばあちゃんがボートにのっており、途中の島の近くで降りて手漕ぎボートで小島に向かって行った。
その後またすぐコンビニで停止、ポーカーフェイスさん改めガイドさん(てかよく考えたら自分でガイドですって言ってたわ)が消え、車の中で日本語の通じない運転手さんと3人になる。運転手さんはずっとモンゴル歌謡を聴いておられ、MVがシュールだったのでちょっとニヤニヤしてしまった。
ガイドが水を持って帰ってきて、再度出発。と思いきやまたすぐ停車。今度は昨日入国したチンギスハーン空港。運転手とガイドは降車。どうすればいいかわからなかったが一応トイレいっとく?ってことで相方と空港内のトイレへ。
戻ってきたら、運転席にとんでもない量のお菓子が。
再々再度出発すると、ガイドが突然後ろを向いて、
「食べますか?」と。
相方と1つずついただくと小麦粉を揚げたもので、砂糖の甘みをほとんど感じられず非常に素朴な味わいだった。それが結構美味しい。
聞いてみると、運転手さんの奥様手作りとのこと!
3泊4日のツアーを前に、長時間運転する夫のために差し入れを空港まで持ってきてくれたのである。やさしい。。。
しかし相変わらず誰一人テンションがあがっていない車内。まずはモンゴルの南の町であるダランザドガド(Dalanzadgad)を目指し、約7時間のドライブの始まりである。
景色は永遠に続く草原。しかし平地ではなく、緩やかな高原というか丘が延々と続く。ヤギやヒツジ、馬、牛が放牧されていて、ずっと見ていても飽きない光景。
するとガイドがまた突然後ろを向き、
「お名前は?」と
えw最初に確認しないんかよw
まあでも相方の名前難しいし、私は難しくないけど、マイペースだなぁ。
自己紹介して少しするとまた突然
「馬のミルク飲んだことありますか?」と聞かれる。
私は去年カザフスタンで馬乳酒を飲んでいるが、相方はまだ飲んだことがなかったので、またまた緊急ピットイン!
しかも草原を走る片側1車線の幹線道路?から草原に佇む一軒のゲルへ。ランダムで見つけたゲルに立ち寄ったのか、行きつけのゲルなのか、真相はわからないが延々と同じような景色の続く草原でよくわかるなぁと運転手さんすごい!
初めてのゲルはおもったより小さく、また入り口が思っていたよりももっと低かった。
あとで知ったが、ゲルはいろんな大きさがあり、ただ入り口のドアの高さはどれもほとんど変わらない。
中はかなり質素で、家具などは何も置かれていなかった。
おそらく馬の放牧のためだけに使用しているゲルなのかもしれない。
馬乳酒は牛革のタンク?袋?で保管する。搾乳して1,2日で飲み切るそう
飲んでみると、酸味がかなり強いサラサラのヨーグルトからコクを抜いたみたいな味!カザフスタンで飲んだものより発酵感が控えめだった。絞りたてだからだろう。
この1カップを相方と半分ずつ飲み切る。初めての味で臭いなど少し気になりもしたが、飲みたいと言って人様の家(というかゲル)に上がり込んで出されたものを残すことはできなかった。
でも結構クセになる味で、私はわりと好きな味!
馬は子供を1頭産むと、その後2年かけて子育てをするそう。
季節的にも夏で、数か月前に生まれた仔馬がたくさんいてとてもかわいかった。
ただ、仔馬に近づきすぎると母馬が怒ってしまうので、むやみやたらに近づいてはいけないみたい。
写真を撮ってたら後ろからガイドに呼ばれ、
「それ以上近づいたらお母さん怒る」
と言われたので一定の距離を保ってかわいい仔馬たちを眺めた。
その後また道を進むと、また緊急ピットイン。今度はヤギとヒツジの群れの真横に停車。
面白いのが、ヤギ・ヒツジに限らず馬や牛など、人を見ると少し近づいてきてずっとこちらを見てくるのである。この時も群れの中でも私たちに近い子たちが2,3歩近づいてずっとこちらを見ていた。
運転手さんが車を降りると井戸で水を汲んでいたので、今回ここに立ち寄った理由はこれだなと悟った。周りには特になにもなく、そこには井戸と井戸に群がるヤギヒツジがいるのみだった。ガイドさんから降車許可が下りたので近づいてみた。
するとまだ赤ちゃんのヤギが近づいてきた…!!
この子ヤギがとっても人懐っこく、ガイドと運転手がグ―でヤギの頭を優しく押すとこの子は頭を下げて反撃してきたり、私たちがなでると嬉しそうに体を押し付けてきたり、まるで犬と戯れているかのような感覚だった!
馬とは異なり、親ヤギは特に自分の子どもを気にしていない様子だった。
そしてまたダランザドガド(Dalanzadgad)へのドライブを再開。
ウランバートルを離れ4時間くらい経過した11:30頃、ガソリンスタンドへ。
ガソリンスタンドならトイレくらいあるかなと思いガイドに尋ねるとガソリンスタンドの外を指さす。
ガソリンスタンドから少し離れたところにたたずむトイレ。といってもいわゆるぼっとんトイレ。さっきまで一緒にトイレ行こうと言っていた友人が「やっぱうちいいや」と。
事前情報でトイレ事情について見聞きしていたので、あらかじめ日本からお尻ふきを持参していた。が普通のティッシュを買い忘れていた…しかもお尻ふきが詰め替え用だった…
モンゴル旅行を検討していてゲルに宿泊する方は、①ティッシュ②お尻ふき用ウェットティッシュ③アルコールティッシュの3つを必ず持って行ってください…!!
それだけで快適度と心の余裕が違います。
現地のマートでも買えるよ!ツアーの前に用意しておきましょう。
そしてぼっとんトイレ、下から湧き出てくるハエがすごくてそれが一番不衛生だった…よく変な病気とかもらわずに今も生きているなとつくづく思う。
ガソリンスタンドを出発して15分。小さな町を通過するかと思いきやガイドが「お昼たべますか?」ということでマンダルゴビ(Mandalgobi)にて車を停める。
ここはウランバートルからダランザドガドへの中間地点である。
日本のサラブレットほど気性が荒くないのか、ガイドが普通に撫でていた。
そしてやっぱり結構こっちみてくるのがかわいい。
そしてレストランへ。
いや、レストラン来るならガソリンスタンドでトイレ行く必要なかったやん。
しかもレストランが結構きれいでトイレも文明的だったし洗面台まであった。ハエもいない。ガイドなにやってくれてんのwww
気を取り直して私はシーザーサラダを注文。そしたら運転手とガイドから「それだけ?」とつっこまれた。
正直前日夜のご飯が(悪い意味で)忘れられなくて、肉を食べたい気分ではなかった。それでもガイドが「食べてください。まだ3時間半くらい走ります。」というので、チーズ&チキンという多分チキンにチーズがかかってる比較的得体のしれるものをオーダー。
ガイドも同じものを頼んだようで、友人はクリスピーチキン。運転手さんはなんかいろいろ頼んでいた。
ガイドが消えたので運転手さんと手探りの会話を試みる。ここで初めて運転手さんの名前を知る。メンデ―さん!
実はメンデーというのは私には聞きなれた単語。極東ロシアのバイカル湖の東側にブリヤート共和国というのがあり、彼らは挨拶で「メンデー」という。ブリヤート出身の友人がおり、挨拶や乾杯のときにメンデ―!とよく使っていたのだ。地理的にもモンゴルに近いことから、きっとブリヤート語とモンゴル語は近いのかもしれない。
その後友人とガイドとメンデ―さんとおしゃべりしたり、レストランにいる子どもたちとあいさつして手を振ったりして早15分。
まだ料理が出てこない…
そして20-25分くらいたったときにやっと料理が運ばれてきた。が、出てきたシーザーサラダがシーザーではなかった。あえていうならレタスとスモークチキン的なのがのってはいるが、ドレッシングがフルーツ系であったし、なによりガイドにおされて注文したチーズ&チキンのサイドにまったく同じ具材とドレッシングのサラダがのっているじゃあないか。
しかもめっちゃ量多い。
とりあえず食べれるだけ食べるが、ドレッシングがどうしても無理…私はフルーツが嫌いで、においだけでも無理。だからあえて安全圏のシーザーサラダを注文したのにまさかこれがでてくるとは思わなかったㅜㅜ
友人とお互いの料理を試してみたところお互いに相手の注文した料理のほうがマシ!ということになり頑張って食べる。
そしてメンデーさんは昨日の夜に食べたホーショールを4つとお肉のスープを食べている!すさまじい…
私が早々にギブアップしたところでガイドは
「もう食べないの?何を食べたの?」
とプレッシャーをかけてきたので、とりあえず唯一食べれそうなサラダのキュウリを全部食べた。
そしたらメンデーさんがシーザーサラダakaフルーツサラダの上にトッピングされていたスモークチキン(のようなもの)を全部食べてくれた😭😭
メンデーさんしか勝たん…
食後また3時間半のドライブになるのでお手洗いに。本当にきれいなトイレで、一体なぜ私はあのガソリンスタンド(のはずれに佇むぼっとんトイレ)で用を足さなければいけなかったのか…
レストランを出てマンダルゴビ(Mandalgobi)内のスーパーへ食料品を買いに行く。
去年カザフスタンへ行った際、現地ツアーガイドのキリルさんがこのタイプの帽子を被っていて羨ましかったので、モンゴルへ来る直前にmont-bellにて購入。あとはお湯を節約しないといけなかったり、シャワーに入れない日があったりなので日焼け止めを極力使わなくてもいいようにユニクロのアームカバーも重宝した!
気を取り直してドライブ再開。
ウランバートルからずーっと景色が変わらなあったが、気のせいか少しだけ草原の草が短くなり、砂の色が目立ってきた。
するとモンゴルで初のラクダ発見!しかも放牧されてる群れだった🐪🐪🐪
友人は爆睡しており、私自身も通り過ぎる直前まで気づかなかったので、突如現れたラクダにテンションが上がる。
そして遠くにダランザドガド(Dalanzadgad)の町が見えてきた!
モンゴルは右ハンドルOK(つまり日本からの中古車がたくさん)だが、料金所は車道の左側。
南モンゴルの砂漠地帯はラクダが重宝するようで、この立派な門の左右にも冬仕様のモフモフのラクダが佇んでいる。
そういえばモンゴルの地図をベースにした伝統絵画でも、南側にはラクダがたくさん描かれていた。
ウランバートルに比べたらかなり小さい町。それでも南モンゴルの中心地となっており、百貨店からスーパーまでモンゴル国内に多くの店舗を持っているNominのマートもここにある。
しかし町の中心部から離れると住宅街が広がり、たまに小さな商店や食堂等が見受けられる。
近年、モンゴルでも遊牧民をあきらめて定住する人もふえている。
なので敷地内にゲルをおいて生活している人もいる!
そんななか住宅街の中の一角に入り停車。
80歳くらいの老夫婦がゲルの中にいた。
なんとここ、運転手さんの実家であった!
モンゴルのミルクティーは塩がほんのり効いており、さっぱりした味わいだった。そしてどうやらホットで飲むのが主流で、モンゴル滞在中カフェ以外で冷たいお茶をだされたことが一度もなかった。
そしてこのボウルのなかに入っている焼き菓子がとんでもなく硬かった。しかし甘さがなく素朴な味で、少しずつ歯で削りながらおいしく頂いた。
暑い日でも扇風機を回せばゲルの中は涼しく、塩っけがきいたホットミルクティーと硬いお菓子で心落ち着く良い時間であった。
せっかくなので日本から持ってきた煎茶をプレゼントした。むこうのチャイとは茶葉の大きさや淹れる温度が異なるので、ガイドに頼んで淹れ方を通訳してもらったがちゃんと伝わってるのか、伝わってない気がする🤣🤣🤣
そして本日の目的である、バヤンザグ(Bayanzag/Баянзаг)とその近くのツーリストゲルへ!
ここからまだ1時間以上かかるとのこと。
車に乗り込むと、おばあちゃんがヒシャクのようなもので車の各扉になにかをたらし始めた。
一滴ずつ扉に牛乳をたらし、旅の安全を祈願してくれたのだった。滞在時間約15分ほどではあったが、とても心優しい老夫婦だった。
ダランザドガド出発し幹線道路を少し走ると、突然道を外れオフロード走行が始まった!エスティマで!!🤣🤣🤣
昔とんねるずの番組でちんさむロードってやってたの覚えてる人いますか?この広大なオフロード、平面に見えて実はめちゃめちゃちんさむロード。あの落ちる瞬間何回も相方と叫んでゲラゲラ笑って、そのたびに「やれやれ、またこいつら笑ってるよ、何が面白いんだ?」的なことをメンデーさんとガイドが言ってた(気がする)。
ここを時速60キロ~くらいで走っており、感覚的にリアルロストリバーデルタ(インディージョーンズとレイジングスピリッツ乗ってるときみたい)であった。この道を1時間半くらい。
かとおもいきや多分ここらへんで迷ってた?タイヤの跡が氾濫で消えてちょっとわからなくなったのに加えてこのあと20~30cmくらい水深あるところを突き進んだので、エスティマもそろそろ終了か?とヒヤヒヤした。電波もないし人もいない。よくエスティマ壊れなかったな…
そしてそこからもう少し行くとついにツーリストキャンプへ到着!
小規模のツーリストキャンプ。
4人くらいまでなら快適そうだけど、6人だと荷物置いたりしてスペースほとんどなさそう…
もともと
韓国のツアー会社でほかの人たちと一緒に行こうかなとも考えていたが、結果的に相方との二人旅にしてよかった👶👶
こちらのツーリストキャンプ、よちよち歩きの赤ちゃんがいてズボンはいてないでお尻丸出しでずっと歩き回ってた🤣🤣🤣
ちなみに足に鈴がついていて、歩くとチリンチリンと音が鳴るのがとってもかわいかった🤣外飼いのねこか🤣🤣
晩御飯まで休憩になりゲルで休んでると、外から鈴の音が!だんだん近くなってきたからあの子がこっちに来てるのかなと思ったら
ガイドが抱っこして連れてきたwwwwww
ガイドは子どもが好きなようで、ツアー中に子どもを見つけては遊んでもらっていた。
食事の時間になり、ガイドがゲルの中にあった机と椅子を外に出し始める。ツーリストキャンプに到着したとき、ほかのゲルは皆机を外に出しており「自分たちで勝手に外に出したんか」と思っていたけどそういうことではなかったよう。
しかも晩ご飯、メンデーさんとガイドも一緒に食べるみたい。他のツアーでは大きなテーブルならまだしもこのような小さなテーブルで一緒に食べることはなかったので新鮮だった!
そしてツーリストキャンプのオーナーが住まうゲルから料理が運ばれてきた・
お肉が出ませんように…お肉がでませんように…
そう心の中で願ったけど出てきたのはもちろん
蘇る前日の晩ご飯…あの強い羊肉の臭いだけで味を感じるくらいにはPTSD状態になっていた。でも昼もろくに食べていなかったし、現地の人の前で嫌そうにするのは許せなかったので食べてみた。
すると、確かに羊肉の臭いはあるのに、食べてみると臭いがしない!しかも脂肪分が少なく、キャベツのマリネみたいな付け合わせとよく合う!
前日の高いツーリスト御用達レストランの何倍も美味であった。
この時の時刻が19:50。この時間でもこんなに明るく、気温も長袖がちょうど良い。東京だと夏のテラス席は地獄だけど、モンゴルの夏は外で食べたくなるような気持ちよさ。
ご飯を食べたら、すぐにバヤンサグへ向かう。
日が沈みかけていたので結構不安だったが、ツーリストキャンプから15-20分くらいで到着!燃えるような夕焼けが始まっていた!
バヤンザグは通称The Flaming Cliffs(燃える崖)と呼ばれており、夕日が当たると崖の表面が濃いオレンジに染まる。
崖の燃え具合のピークが若干すぎてから写真を撮ったのであんまりきれいさが伝わらないかも…
でもとっても壮大でグランドキャニオンやカザフスタンのCharyn Canyonを思い出した。
遊歩道もあるので行ってみると、日が落ちた後で誰もいなかった🤣🤣
ここで世界で初めて恐竜の卵が発見されたことで、今では常識になっている「恐竜は卵を産みそこから子どもが生まれる」ということが判明したとのこと!
ガイドさんからはじめてガイドっぽい解説をうけた🤣🤣
暗くなってきて街灯もなかったので切り上げることに。
こちらの敷地から出る際にゲート横の売店でビールを購入!メンデーさんとガイドさんのビールも買おうとしたが、メンデーさんの分はたまたま居合わせた人たちが買ってくれたみたいなので、2本購入し私と相方は一本を半分こ、もう一本はガイドさんへあげることに。
ちなみに私はビールが好きじゃない。しかしせっかく来たのでモンゴルのビールを飲んでみたかったのだ。
ツーリストゲルに戻ると、薄暗くなっていた。
明るいうちにシャワーに入ることに。シャワー棟に入ると、窓から女子シャワー室が見えるか見えないかめちゃめちゃぎりぎり…というか手前のシャワー室は見えてる🤣🤣
お湯は若干温度低めではあるものの、節約してサクッと浴びた。決して寒く感じる温度ではなかったのでそれだけが救い…
(カザフスタンでは水しか出てこず、極寒のシャワー地獄だった)
虫も若干いたが共存できた。
その後
自分たちのゲルに入ろうとすると…
しかも、ゲルの入口付近に。Gなどなら(などならってなにwGも無視です)毒はないけど、サソリは洒落にならない。相方は美川憲一の「さそり座の女」を自分はさそり座であるからと言いながら歌い始める。
サソリは飛行したり、カマドウマみたいにジャンプしたりするのか、どういう動きをするのか全く未知だったので、とりあえずぷらぷらしていたガイドを捕まえて私たちのゲルへ連行すると「うわぁぁっ!!」と私たちとサソリのファーストコンタクトよりもビビっており、サソリが現地でもやばい存在なのだと悟った…
とりあえず地面に叩き落として、以降見かけなかったけど、ゲルの中にもいるのではないかと怖かった…
サソリも消えたところで、外に出していたテーブルで相方とガイドと3人でビールを飲むことに。でもこの時すでに何も見えないくらい真っ暗で、地平線のかなたがうっすら明るい程度だったので手持ちのライトでどうにか明かりを確保。
ビールを飲みながらガイドが日本に留学してたときのことや、幼いころはモンゴルの東側に、今はウランバートルに住んでいることを話してくれた!「東京のどこら辺に住んでたの?」って聞いたら「足立区」って言われて月曜から夜更かしが頭に思い浮かんだ。サソリを見た反応があの動転ぶりだったのはすっかりシティボーイになってしまったからなのだろう…
1日目は夜の到着で、実質この日が行動開始だったので、すごく長くなってしまった…
でもそのくらい日本とは異なることの連続で、相方と常にケラケラ笑いながら楽しいツアー1日目が無事終了。この日はネット環境がツーリストキャンプ一帯になく、デジタルデトックスの幕開けでもあった。
Day 3に続く…