オリーブを煮だす
母の農園のオリーブが剪定の時期を迎えた。
たくさんの枝。今年はオリーブ染めをすることにした。枝を短く切って鍋へ投入。オリーブの葉は表は緑色、裏はシルバーがかった薄い緑でしっかりとした厚み。乾燥した土地に育つ植物らしく、さらっとしている。虫にも食べられていない。きれいな葉だ。
その日は、染めるものを持参し忘れたので、一晩ねかせておいた😓
翌日、水に色が見えてきた!失敗は成功のもと。液がいい感じ♪
さぁさぁ染めよ~
ぐつぐつ、
ぐつぐつ
媒染液は鉄。深いグリーンが出た。色の薄い方は媒染する前。
干す。
peapod さんのシルクのショ―ツを染めた。シルクはとても発色がよい。古来、衣類は着る薬とされてきた。衣食住の最初にある衣は、重要な役割を持ち、薬を服用する、という言葉にも、服という文字が使われている。肌着は直接皮膚に触れるもの。じかに植物の力を受け取れるのを感じられる。布地に植物のエネルギーを移している感じ。
オリーブの樹は美しい。晴れた日が似合う。オリーブが生えている場所へ行くと、一瞬で景色が変わる。なんか、いい感じ。生命力があって、バンバン剪定して、枝は夏にグングン伸びる。白っぽい幹がきれい。
後日ミョウバン媒染を母が。(右)明るい黄色。
植物から力をもらえる草木染め。まわりにも伝えたくて、母、義姉、妹のものを染めた。みんな手伝ってくれた。草木染めの良さが伝わりますように。
オリーブさんありがとう♡
台所でも気軽にできます。よかったら試してみてください。