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FUURYUUFES 5.0 2024の現地に行った感想

タイトルの通り、2024/6/22、「FUURYUUFES 5.0 2024」の現地である、Kアリーナ横浜へ行ってきました。
まず最初にお伝えすることは、間違いなく楽しかったです。

このnoteは、ざっくり時系列に従って、主に私の行動や思っていたことを残すためのものになります。もちろん、主観が多く含まれますし、少々の記憶の捏造はあるかもしれませんが、ご了承ください。
ただ、実体験を元に嘘を書くつもりはないため、どこのイベントレポートより無駄に細かい部分がある自信はあります。まぁ文字数の制限もなければ、〆切もなく、現地のステージ写真も撮れないんで、可能な限り記憶を記録しようとしたら、それはそう。
これ本文書き始めてから戻って来たんですけど、たぶん2万字近くなるんで、読みたいとこだけ読んでください。


現地着~入場

赤レンガ倉庫で昼食を取った後、開場が14時予定だったため、それより前に到着するように徒歩移動しました。
大体13:45くらいに到着し、スタッフの指示に従って、待機エリアに移動しました(私の整理番号はAの800番台)。
このとき、整理番号がBの人はエリアの中に入らないように言われていたり、ミュージックテラスと呼ばれるエリアの大モニターに本公演のCM的なモノが流れていたりしました。
また、待機エリア内でスタッフさんが「会場内飲食物持込禁止」のアナウンスを行っていましたが、拡声器の数や音量が不足気味だったのもあり、なかなか聞こえてる人は少なそうでした。ソロ参加の人はスマホをいじってるし、複数参加の人は会話してるから、このタイミングのアナウンスってそもそも通りづらいんですよね。
青いタオルを首に巻いた、あまりVTuberが好きな層には見えない方達がいたのも少々印象に残ってますね。やんわりと関係者なのかな、と思ってました。

入場~着席~開演

スタッフさんの指示で呼ばれた番号の範囲の人が入場口に向かう形でした。
最初に「整理番号Aの1~25番までの方」と呼ばれたときは、25人単位!?と驚きましたが、その後、割とすぐに50人単位、100人単位で呼ばれるようになったため一安心してました。
待機エリア内では、そこまで細かい番号単位で呼ばれると思っていなかったこともあり、ふわっとした感じで皆さんが列を作っていたため、その列の隙間を通って入場口に向かう形式になってしまっていて、番号が早いものの、エリアに入るのが遅れた人は、前に出るまでがかなり大変そうでした。
スタッフさんは「複数人でチケットを取った方は同じスタッフから入ってください」というアナウンスも行っていました。
前述の通り、Aの800番台の整理番号だったため、ワンチャン早く向かったほうが座席が良くなる可能性もあったので、「900番までの方」が呼ばれたら出来るだけ早く入場口に向かいました。
この読みは半分くらい当たっており、入場口で整理番号の確認がされ、入場スタッフさんが上から順番に取った物理チケットが渡される形でした。
この方式だと、複数人でチケットを取った場合、同じ入場口から入らないと、連番の座席にならないため、なるほどね、と一人納得していました。
チケットを受け取るとアリーナの6列目、入場口でチケットを渡しているスタッフは、6名前後いたはずなので、どのスタッフさんからチケットを受け取るかによっても、だいぶ席の位置が変わって来ていたはずです。これが読みを半分外した点ですね。

入場後はまず手荷物検査が行われます。ここで「会場内飲食物持込禁止」が効いて来ますね。一般的なライブで飲料の持込は許可されていることが多いこともあり、大量のペットボトルが回収されていました。
この「会場内飲食物持込禁止」は前日にXでの告知があったのみだったので、大抵の人は読み逃しているだろうし、当日のアナウンスも聞こえ辛かったりで、その場で気付いた人も結構いたと思います。
手荷物検査をクリアすると来場特典と缶バッジが貰えました。このバッジまたは物理チケットが再入場の証になるシステムだったようです。

良い席も引けたみたいだし、一回座席を見ておくか~と進んでいくと、かなりセンター寄りの座席で、6列62番(参考:Kアリーナシートマップ)だったので、人生の中で一番良い座席だったまであります(小さい箱でのオールスタンディングイベントを除く)。
流石にすぐトイレに行くような時間でもない(開演まで約50分)だったため、座ってゆっくりしていると、隣の人もやって来て、軽く挨拶をしてました。
隣の人は次の予定的に最後までは参加できない方で、ヴイアライヴを最低でも見たいと仰っていたので、最初に歌ってくれて一安心したようでした。

開演30分前くらいのあたりで、トイレと水分の購入のために席を立ちました。
トイレのほうは思ったより列になってるなぁと思って、先に並んでいた方に「大の列ですか?」と聞いたら「わかりません」と回答が返って来て、じゃあ仕方ないかぁと思い、奥に進んでいくと、小の便器は全部空いていたので、「小は空いてますよ~」と呼び込んだりしつつ、トイレを済ませました。
その後、売店に並んで、座席にはカップホルダーが2個ついていたため、ハイネケン(600円)とアクエリアス(500円)を購入しました。ソフトドリンクは500mlで500円なので、ライブハウス系のイベントのワンドリンクと同等の価格だと思えば、妥当な価格ですね。
この文章を書いてるときに気付いたことですが、Kアリーナ横浜ではショップによって飲めるアルコールが違うらしいです。なにそれ(参考:Kアリーナショップメニュー)。

私の目の前で樽交換を終え、しっかりとカップいっぱいに注がれたビールを飲みながら、座席に戻り開演までの時間を過ごします。
結構冷房が効いていて、動いていなければ涼しく感じられる程度でした。
後方の座席を確認すると、LEVEL7の座席は幕のようなものが下りていて、収容人数が20000人のフルモードではなく、13000人のミドルモードでの利用だったようです。
座席の埋まり具合は、私が見た感じだと、アリーナはほぼ満席、LEVEL3が2割程度、LEVEL5が5割程度だったため、アリーナに機材が入っていたことも加味すると、おおよそ8000人ほどの参加人数だったんじゃないかと思います。
LEVEL3に入っていた人数が妙に少なかったので、関係者席や招待者席がここに割り当てられていたのかもしれません。
年齢層もそれなりにバラけていて、私の腰の高さくらいまでしか身長がないようなお子さんもいらっしゃっていたので、VTuberのコンテンツとしての強さはこういうところにも表れるなぁと感心していました。基本的には10代後半から20代後半くらいの層が多いようには感じました。

オープニング

前説で「オッス、オラ野沢雅子」って聞こえて来て、本当に「え?」ってなりました。そりゃもちろん、野沢雅子さんはそういう名乗りをしないですが、まさか前説で芸人さんを使うとはあまり思っていなかったため、「アイデンティティ」のお二人がまさかの諸注意事項を説明してくれるという、運営側にしたらちょっとしたサプライズだったんでしょうけど、こちらとしてはかなり驚きました。
ちなみにこのお二人、本当に前説要因で、このオープニングの影ナレをした後、一度も会場に出てくることもなく、ライブは終わりました。

そしてMCとして、ココリコのお二人がこれまたサプライズで登場して、会場大困惑です。確かに芸人歴が長いお二人なら、間違いなく場を盛り上げてくれるのはわかります。わかりますけど、サプライズじゃなくて事前に言うレベルのキャスティングじゃないですか。これもまた大変驚きました。
なんかオシャレなオープニングムービーが流れていたはずなんですが、このお二人の登場が衝撃的過ぎて、もはやムービーがどんな感じだったか飛んで行ってしましました。なんならココリコのお二人なんて、簡単に生で見れるものではないため、本当に声が届く範囲で見れて嬉しかったです。

ココリコのお二人の挨拶の後、VXerVXer0号 水ヰ知りりなさんの形態の一つである、AIりりな(MODEL:VIRTUAL REALITY)がモニターに映し出され、トークパートが続きます。MCで使う手持ちのマイクとは別に、AIりりなさんとお話する用のスタンドマイクが設置されていて、そこに向かって話しかけるスタイルでした。
ココリコの田中さんが一時的にモニターを横切るシーンがあったのですが、わざとモニター前を行ったり来たりする笑いを取ったりしてました。この時の動きもトークも流石ベテランで、自然と笑顔になりました。
無料イベントなんで、元を取るという表現もおかしいのですが、AIりりなさんからのフリで、ココリコの遠藤さんが「ホホホイ」を生披露してくれた時点で、私にとってはこのイベントに来た価値が十分にありました。

AIとの会話に関しては、まだ成長途中というか、恐らくプロセスが「口頭入力→文字起こし→文字認識→回答AI文作成→AI音声出力」のような手順を踏んでいるのだと思います。体感的には話しかけてから、大体10秒ほど待ち、スムーズな音声が流れる感じでした。声が聞こえるまでにラグがあるものの、そもそも、ライブ会場という通常利用では想定されていないような音響環境なのではないか、ということも加味すると、悪くなかったんじゃないかと思っています。

VXer0号 水ヰ知りりなさん(MODEL:ANIMEIZED)

I Need You

ここではいわゆるVTuberっぽいアニメ調のボディでの歌唱でした。
会場はしっかりと水色のペンライトに包まれ、ノリの良い曲だったこともあり、最初から会場はかなりの盛り上がりを見せていたと思います。
もちろん、知らない曲や興味ない人の場合は席から立ちあがらないタイプのファンがいるのはフェスならではの風物詩みたいなものなので、そこはご愛嬌って感じです。
私も初めて聞いた曲だったのですが、デビュー曲的な扱いなのか、自己紹介のような要素や言葉遊びの要素も盛られている素敵な歌でしたね。

vα-liv

ブではなくだという説明もしたりしながら、ちょっと余所行き気味の3人が見れました。
デビュー前日ということもあり、これだけ大きな箱で歌う機会は今後もなかなかないと思うので、緊張してる様子もありました。
愛夏さんのファンは有志の方がうちわを配る企画をしていたので、このうちわを持って歩いてる人は結構お見掛けしましたね。向こうからもこちらの様子は見れていたはずなので、ペンライトも含めて綺麗だったんじゃないかな。もちろん「やっぴー」を現地で返せたのも楽しかったです。
3人ソロが歌い終わった後、トーク中にレトラさんが穴を掘ってKアリーナに残ろうとしたのも印象に残っています。この穴掘りネタは後からココリコの田中さんが拾ってくれて、「ちょっと穴掘れてる」なんてイジってくれてました。
宇宙さんは3Dになった時に感じる「何故かオタクっぽい動き」が生で見れて面白かったです。倒れ込むような仕草もまさにソレでした。歌ってるときとのギャップがやっぱりだいぶあります。
誰がリーダーというわけでもなく、支え合っている3人だと思っているので、今回のライブでもバランスが取れた3人組だなぁと再認識しました。

“HELLO!!”

元々はDearly Starsの曲なわけですが、876プロに所属が決定した以上、もうこの3人の曲でもあるという認識です。
3人で歌うとお互いの声質をカバーしながら歌い合うようなイメージが強くなり、優しい曲調ながらも力強く前に行くような印象の曲のため、今の3人の状況も含めて良い曲だなぁとしみじみ思っていました。
3人で踊るダンスも今までの練習の成果が出ているような、ゲームから出て来たようなダンスを見せて貰えました。
確認して見ると、リアルライブで歌われたのは、MOIW2014ぶりなんじゃないかという情報もあり、あまりにレア曲すぎますね。

Shinin' Magic(愛夏さんソロ)

急に飛んでくるな!
例えるなら、「スマブラの1ストック落とした後に復帰する台」のようなプロペラのついた台に乗って登場しました。VTuberライブならではの演出って感じですね。
元々のセトリで全体曲が2曲決まっていたので、残りはソロだろうとは思っていましたが、カバーの中でもこの選曲は少し意外でした。
後ろの映像にバスケットボールが出すぎていて、バスケ好きなアイドルだと勘違いされかねないレベルでした。
可愛いにかなりステータスが振られている曲なのもあり、王道アイドル感がありました。私も応援して欲しいもんね。
「GO!GO!」ってコールしたのも楽しかったです。

ワンダーモモ(レトラさんソロ)

右から左へスッーっと台が動いて出番が交代しました。
左右に設置されている円形モニターに、しっかりと苗字のウタガワが表示されていて、そういやそんな苗字だったと思い出してました。
愛夏さんがアイマスじゃない曲をやった時点で、レトラさんもアイマスじゃない曲をやる想定はできたので、何が来るかな~って思っていたら、ピコピコ音が鳴り始め、「よっしゃ、ワンダーモモじゃん!」ってなりました。一人イントロクイズ状態でしたね。
ワンダーモモ、緩急が凄く好きで、普段からお気に入りの曲の一つだったので、元々レトラさんがカバーされていたバージョンも、もちろん聞いていました。
会場で聞くと、レトラさんのゆったりとした歌声と踊りが、サビでいきなりキレッキレになるため、非常にシビれました。レトラさんのカッコイイ歌声には完全にパワーがあります。私は縦揺れガンガンしながらノリノリでペンライトを振っていました。
逆にサビから戻る時も、めちゃくちゃ弱そうになるのが可愛くて良かったですね。

エンジェル ドリーム(宇宙さんソロ)

先ほどの交代と同じように、右から左へスッーっと台が動いて交代です。
太鼓の達人の曲ではあるんですけど、実際に太鼓の達人で聞いたことがある人は少ないんじゃないか、って気がしてます。
この曲もコールすると楽しいんですよね。キレの良いダンスを見ながら、私が思ってたよりさらに上を行く歌唱力を浴びながら、コールしてました。
長い髪の毛でダンスすると、やっぱり動きに流れのようなものが見れるため、それを含めて宇宙さんのダンスって素敵だなぁと思います。
子役や舞台の経験もあるためか、全身を使った動きがしなやかというか、所作が綺麗なんですよねぇ……。
あと、ロングソックスだから、ふとももの白さが際立ってましたね。

リローディング

事前に告知もされていましたが、会場が明確に湧いた感覚がしました。
やっぱり3人が揃うと途端にアイドルグループになりますね。
別に元々グループというわけではないんですが、このリローディングに関しては明確にこの3人が揃って成立する曲だと思っています。
ソロでのそれぞれの魅力が前振りになっているかのような、素晴らしいパフォーマンスで、アイマスのファンを長らくやってる身からしても、感慨深いものでした。

七海うららさん

ガチで歌がうまい、パラレルシンガーの人という認識で、個人勢からavexデビューしたときは「すごっ」って思っていた方です。世にも奇妙な物語に出ていた方の生歌唱がここで聞けるとはね、という感情を持ちながら聞いていました。
このライブの後、リアル姿で新木場でのライブもあるということで、ファンの方達はうららさんが歌い終わった後、すぐに席を立って新木場へ向かったようです(ちょうど同じ列にも素早く抜けて行く人がいました)。本人もファンもバイタリティが凄いですね。
衣装チェンジもカッコイイエフェクトが渦巻いて切り替わる演出(例えるなら遊戯王カードのメサイアの蟻地獄)で、これもVTuberならではの方法だなぁと感心してました。曲に合わせてすぐに着替えられるスタイルは非常に便利ですね。もう厳密には思い出せないんですけど、ほぼ曲毎に衣装チェンジしてたのも、イメージの切り替え的にわかりやすかったです。
Kアリーナ横浜の音響で聞けたの、本当に良かったと思う歌声でした。

ダイヤノカガヤキ

入りの時点でもう「来たな」という印象の曲で、サビの部分ののびやかな歌声があまりに良すぎました。
もちろん予習してから行きましたが、その予習で聞いていた歌をしっかり超えてくるクオリティの歌唱で、今でも進化しているうららさんを感じました。
終わりの語りかけるような歌も素敵でしたね。

Trigger

衣装もパンツスタイルにチェンジして、歌い方もガラっと変えて、キリっとカッコよくなってました。
ライブで聞けたらいいなと思って、うららさんの曲の中では一番聞き込んでいた曲です。めちゃくちゃぶち上がってました。基本的にカッコよい曲が好きというのもありますが、ライブで映える曲だと思っていたので、予想通りのクオリティで大満足しました。
早口なところもしっかりと歌えるのは流石にシンガーといったところでした。
このあたりで本当にKアリーナ横浜の音響の良さに感謝し始めています。

Love and Hate

最初の銃声で「この曲だ!」となる良曲です。
ラップというか韻を踏む要素が強く、縦ノリでウキウキしてました。
うららさんの中でも恐らく一番カッコよいスタイルの曲で、低い音程がKアリーナ横浜とめちゃくちゃ噛み合っていて、くっそカッコよかったです。
溜めがあるというのも、あんなに広い会場が一瞬静かになるのが、時が止まったような感覚があって面白かったです。

茜光

これは正直予想外な選曲でした。世にも奇妙な物語の挿入歌であったため、そのストーリーにも思いを馳せながら聞いていました。
カッコよい曲が続いた後、しっとりとした曲調の歌声で、緩急があってよかったですね。
このあたりで全身の使い方というか、スカートや髪の揺れ方まで計算されているかのような綺麗な動きに気付きました。恐らく経験が豊富なこともあり、自分の見せ方がちゃんとわかっているのだと思っていました。

キワメテカワイイ

この曲はオリジナルソングの中でもめちゃくちゃアイドルっぽい曲で、ダンスも結構振り付けが多い印象でした。
実際に生でライブを聞いても、「アイドルだ!」となる素敵な歌声・曲調・ダンスでした。
サビの振り付けも公開されていたかと思いますが、流石に一人のスペースが広くはなかったのもあってか、少なくても私の前で踊っている人はいなかったと思います。

MCパート

ここではVXer0号 水ヰ知りりなさんのリアル人間体(MODEL:HUMAN)がステージに現れ、ココリコのお二人と会話してました。
今回のイベントは、生身の人間でステージにちゃんと上がるのが、この3人だけということもあり、そんな話題もしていましたね。
AIりりなさんとの絡みもあり、「モデルが違う同じキャラクターが同時にその場にいることができる」というのもまたVTuberらしさかもしれないと思っていました。

VXer0号 水ヰ知りりなさん(MODEL:HUMAN)

終末の傍観者

失礼ながら、こちらの曲も初めて聞く曲でした。りりなさんに関しては、前準備の段階でもう少し調べておいてもよかったなぁと思いつつ、パフォーマンスを見ていました。
生身で見るパフォーマンスも高クオリティで、しっかりと今までの練習成果が感じられるものでした。
パフォーマンスの途中で、モニターにMODEL:ANIMEIZEDとMODEL:VIRTUAL REALITYの姿が映し出され、まるで3人で一緒に歌っているかのような演出になっていました。世界観強めでしたね。

P丸様。さん

ここで立ち上がる人は私の視界には結構いました。それこそ前に座ってた人はP丸様。さんのグッズを見につけていたので、目当ての人ではしっかり立ち上がって応援するのはファンの鏡です。
ライブ会場の外でもP丸様。さんのファンはわかりやすく、結構コミュニティ単位で行動してるファン層なんだなぁと思ってました。
明確なビッグネームなので、もう少し後に来ると思っていたのですが、前半ブロックに来たので驚いていました。後から考えれば、前半ブロックの最後だったので、位置的には確かにココがベストだったのかもしれません。
P丸様。さんを生で見た感想は、とにかく元気すぎる。もう最初から最後まで動きがうるさい(褒め言葉)。アイマスファン的には、横山奈緒役の渡部優衣さんのような動きのキレと大きさでした。

MOTTAI

イントロでウキウキしてるP丸様。さんがすでに面白かったです。他の方が考えた振り付けだと思いますが、腕をぐるぐるする振り付けが可愛いですよね。
歌詞を見るとかなりワガママな歌なんですが、P丸様。さんの声と曲調で、かなりマイルドというか、キャッチーな曲になっているので、元気な動きも合わせて楽しく聞いていました。
このあたりで、そういや今日アイマスレギュ順守の必要ないからジャンプしていいじゃんって気付きます。周りの人結構飛んでて気付きました。

P-KATSU

ばっちり可愛い動きと歌詞が一体となって、P丸様。さんの可愛さが伝わって来る曲でした。歌詞を多少無視してまで今日を楽しむ感じが伝わって来ましたね。
それこそコールしやすいように「せーのっ」って言ってくれたり、「炎上いらない」連呼もしてましたね。早口ゾーンもバッチリ決めて、「言えたぁ」って喜んでるのもまた可愛かったです。
あとジャンプ回数や運動量半端じゃないですね。これで5曲歌うんだ…って驚いてました。

ぜんりょくじょしかくめい!

テレビアニメとタイアップしていただけあり、「きゅるきゅる」みたいな曲で可愛さ全振りの歌い方でした。
個人的には、前二曲、元気な曲が続いたため少し休憩できて助かりました。
ちゃんと覚えきれていませんが、ところどころゲームMVの振り付けっぽいところもあったと記憶しています。もしかしたら全部ゲーム準拠だったのかな?
サビがワントーン上がるような明るさがある曲で、結構耳に残りました。

ないばいたりてぃ

少し気だるげな歌い方にしっかり変わり、ダンスもなんだかゆったりしていたと思います。
もちろん歌声の質自体は変わらないんですが、可愛い曲を連打した後だとやはりギャップがありました。
音が止まるような場所がある曲だったので、そこが会場全体ごと動きもピタっと止まっていて、面白かったです。

シル・ヴ・プレジデント

言わずと知れたP丸様。さんの代表曲とも言える曲。公演前に公式が発表したセットリストにはなかったのですが、流石にコレは来るだろうとは思っていました。
これまでで一番会場が騒がしかったです。P丸様。さんの盛り上げ方も上手で、私ももちろん騒ぎました。
歌詞に合わせた振り付けが何度見ても面白い曲で、リアルライブで見るとP丸様。さんの元気な振り付けがより際立って見れて、それもよかったです。
前半ブロック最後に相応しい大盛り上がりで、やはり知名度だけではない熱を感じました。

休憩タイム

まともな4時間のライブってちゃんと休憩あるんだ!(アイマスはまともじゃないので休憩なしで平気に4時間やる)
この時点でかなりコールを入れるような曲もやっていたため、汗もかき始めていたので、ハンカチ等を使いながら落ち着く時間があったのは、ある意味助かりました。こんなにはしゃぐなら、ちゃんとタオルも持ってくるべきでしたね。
隣の席の人とはここでお別れでした。またどこかアイマスライブで!って言ってお別れしたので、またどこかで会えるといいですね、サッカーの話題でも盛り上がった方。ハンドルネームくらい聞いておけばよかったのかもしれないです。
流石にトイレ休憩で席を立つ人も結構いましたし、全体的に隣の人と話したり、スマホをいじっていたりという時間でした。それこそ電子マネー持ってない人はここの時間に外出て飲んで戻るくらいの余裕はありましたね。
休憩タイムの前後ではMCのココリコのお二人がちゃんと今までの感想や説明をする時間もあり、この時点で、もう今日一番見るのココリコのお二人だわ、って思っていました。
実際、演者が切り替わる時間ってどうするんだろうと思っていたので、トークできちんと繋いでくれるお二人をMCに置いて貰えたのは、フェス系イベントとして大正解な選択だったと思っています。

ばあちゃるさん

ここでばあちゃるさん持ってくるかぁ!と思いましたが、これは後から考えると、ここしかないって場所なんですよね。ライブ自体に男性出演者が少ないのもあるし、一回休憩でクールダウンというか、チルしてる場所に対して入って行くハードルってやっぱり高いんで、そのハードルを越えるというか、ぶち壊せる存在としての、ばあちゃるさんがあまりに強すぎました。
コーレスの時間に「ばあちゃる!ばあちゃる!」の煽りをめちゃくちゃハイペースでやって疲れていたり(5,6回は繰り返していたはず)、下の段のモニターから上の段のモニターに移動する際に、一度背景に置いて行かれたりしながら、ジャンプでモニター間移動をするような演出を組み込んだりと、パフォーマーとしての本領が遺憾なく発揮されていました。
トークが途切れないのも特徴で、このでかい会場で普段と変わらないように見えるパフォーマンスができるのは、流石にベテランと言わざるをえませんでした。

うまぴょい伝説

私のうまぴょい伝説初コールはここに置いて来ました。
こんな急にコールすることになるとは思っていなかったので、私自身のコールの完成度は正直いまいちだったと思いますが、それでも全力で楽しみました。
馬奮 -BAFUN-でも歌ったのを覚えていましたが、やっぱり低音うまぴょい笑っちゃうんですよね。良い意味で、Kアリーナ横浜をカラオケ会場にした凄い男性なのかもしれません。
結局盛り上げ方が上手すぎるので、会場が一気に温まった感覚がしたのを覚えています。

LOVEドッきゅん

2曲連続で盛り上がる曲を自由に歌う馬、あまりに強い。
こちらも馬奮 -BAFUN-で使われていたため、実質持ち曲な扱いなんだと思っています。
コールを入れるタイミングがわかりやすい曲で、ライブ会場だとモニターにデカデカと歌詞が表示されるのもあり、よりコールを入れやすかったです。
こちらは低音が似合う曲なので、ばあちゃるさんの勢いとマッチしていたのも良かったですね。

キンほい

事前配信の反応で完全に察した曲でした。
歌詞の表示はどうするんだろうと思っていたんですが、完全に伏字になっていました。流石にあの会場で伏字なしにするわけにもいかないですからねぇ。
うまぴょいと比べ、こちらのコールは歌詞との連動が強いので、覚えやすく、ほぼ完璧に覚えてからライブに行くことができました。
「右手にボトルを用意!左手にグラスを用意!」のときに手を一緒に掲げたり、ラーイララーイララーイララーイって歌ったりしてノリノリで楽しみました。
ただ、周りとの温度差は感じましたね……。まぁ初見でこの曲楽しいかと言われたら疑問があるんで仕方ないです。

SIROさん

ごめんなさい、正直油断してました。
四天王とは言え、ほぼ見なくなっていたのもあり、「まぁ凄い方だよね」というくらいの認識でしかなかったです。曲を予習しているときも、やっぱり特徴的な声だなぁとか、綺麗に歌ってるなぁとか、そういう感想でした。
実際に生で見ると一段と凄さがわかるというか、歌唱を含むパフォーマンスが、私にはぶっ刺さりました。このライブのせいで、ずっと生誕祭に応募するかどうか迷っています。
生イルカ(笑い声)も聞けて感動しましたし、尻尾の生えた衣装も生で見て、シロさんの動きで揺れると一層と可愛らしさがありました。トークもベテランさんなので、やっぱり安定感が違うし、「シロです!」って名前を名乗るだけでファンの皆さんが盛り上がってる感じすらありました。
同じ事務所で歌う順番を繋ぐのも、流れを止めない演出で良かったですね。まぁキンほいの後に持って来ていい方がほぼいなかったという説もあります。

叩ケ 叩ケ 手ェ叩ケ

前説の部分というか、「一緒に盛り上がろうぜ~!」のところから、急にスイッチが入ったというか、騒いでいい曲だコレ!って再認識して、今回のライブで一番騒ぎました。そのくらいハチャメチャに楽しかったです。
「っしゃっしゃっしゃっしゃ」の部分に合わせてめちゃくちゃジャンプしましたし、「叩ケ 叩ケ 手ェ叩ケ」の部分のクラップもバッチリ決めました。本当に曲中ずっと縦ノリしてましたね。
「おほほい!」の部分も生で聞くと、高音がすっごかったし、ここもKアリーナ横浜の音響に感謝しなければなりません。
シロさんの盛り上げ方も上手かったというか、手を上げる振りだったり、そういった動きが一緒にコールしてる感を生み出していてくれていたので、こっちもより一層楽しめたんじゃないかな、と思います。
まさに「優勝した!」状態になりました。

しゅわ恋

前の曲と打って変わって、可愛らしい王道系のアイドルソング。この温度差を出せるのもシロさんの魅力だと思います。
歌声の高音のベースは変わらないんですが、透き通ったような声で歌い上げるこの曲は、静かに聞きたくなるような、優しい気持ちになれる曲でした。
前の曲で騒いだこともあり、汗を拭きながらでしたが、しみじみと曲調の良さ・歌声の良さを噛み締める、良い時間になったと思います。
MVで見ていた清楚なシロさんがライブ会場に突如出現したかのような錯覚に陥る、きゅるきゅるなダンスが可愛かったです。左右に動くとき、尻尾が反対方向に動くような形になっているのが、動きに幅を出している感じなのもよかったです。

乱闘ロック

カッコよさを前面に押し出したような楽曲で、この3曲を選んだのはギャップも含めて、フェスというライブ形式の中では最大火力が出せる選曲だったんじゃないでしょうか。
軽いヘドバンを含めながら、かなり手を振り上げて応援していました。
ダンス自体もキレがあるモードというか、しっかりキビキビと動いてる姿がカッコよかったです。腰を振るような左右に揺れる振り付けが好きです。
声の高さ自体はそこまで大きく変わったとは感じないものの、曲調と歌い方でここまで印象が変わるのも、ご本人の魅力の幅というか、見せ方がよくわかっているのかもしれません。
ジャンプやキックのような要素をピンポイントで決めていく姿も歌いなれているなぁという感じで、確か星を描く振り付けもしていたと思います。

もこ田めめめさん/カルロ・ピノさん/神楽すずさん

.LIVEから出演された3名は、長らくVTuberとして活動されているのもあり、ある意味グループを代表して来ているんだろうなぁと思っていました。もちろん代表に恥じないパフォーマンスだったとは思いますが、というより、今回のライブでVTuber歴が短い人がほぼいないから、大きな会場でも全然緊張というか、パフォーマンスが落ちるような感じがしなかったんですよね。
めめめさんの靴下が比較的まともなほうの衣装で出演でいつも通りのほわほわ感だったり、小動物的な可愛さでずっとちょこちょこ動いているようなピノさんがいたり、何故か一人称が「わたくし」になってしまうすずさんが面白かったり、まさに三者三様の特徴を持った3人が集まったステージの時間でした。
上段のモニターでソロで歌唱している最中には、歌っていない2人がバックダンサーのように下段のモニターで盛り上げる形で、常に3名が視界に入るような形になっており、それもよかったですね。上段と下段の入れ替わりもワープで行われており、VTuberならではのスムーズさでした。欲を言えば3名のコラボ歌唱も聞きたかったなぁ。

永劫Incomplete(カルロ・ピノさん)

普段ちょこちょこ動いてる方とは思えないカッコイイ楽曲で、歌声は可愛らしいのに歌い方はカッコイイという不思議な感覚を生で味わってきました。
虫好きなのがわかりやすい歌詞で前々から面白い曲だなぁと思っていましたが、ライブで聞くと若干恐怖すら感じる印象になりました。実質マッドサイエンティストですからね……。
とはいえ、ダンスは可愛らしいので、その分は怖さ薄れる感じでしたね。

灰界(もこ田めめめさん)

トータルで考えたら、このフェスで一番のギャップだったかもしれない楽曲です。昔は左右で違う靴下でいじられたりしていた人とは別人なんじゃないかと思うレベルです。とはいえ、最近ではストグラで素敵な演技も見せてくれていることを認識していたので、私個人としては、やっぱりカッコイイもカワイイもできるの凄いな、と思っていました。
演出と歌声が非常によく噛み合っていた記憶があり、静かながらも力強い印象を受けました。
この時ばかりは、盛り上がっていた会場も静かに聞くフェーズにしっかりと移行していたため、会場を一つにするという意味では、別の角度からまとめていたと思います。

遊星ディスコ(神楽すずさん)

今回出演した3人の中では、唯一オリジナルソングではなく、後輩3人のグループ曲を一人で歌うという荒業を成し遂げていました。翌日にライブとオリジナルソングの公開が控えていたのもあり、宣伝するかな、と思っていたのですが、これといった宣伝がなかったのは逆に驚きました。それこそ、このフェスと日付が逆だったら、この曲が歌われていなかった可能性もあるため、ある意味幸運でしたね。
画面上で色分けされた歌詞がたぶん本来のパート歌詞だったと思うのですが、これ一人で歌うのも忙しいし、しかももう下手したら二度とソロで歌わないんじゃないかと思うと、コールにも力が入りました。
本来そんなに運動量が凄いという印象はなかったのですが、良く動き、良く跳ねるような姿が見れて、昔の印象は当てにしちゃダメですね。

因幡はねるさん

大概の配信やコラボでは、芸歴が長いほうとして振る舞っていますが、このフェスでは中堅くらいというトークでは、「確かにそれはそう」という気持ちになり、大きくうなづいていました。
かつてアイドルファンだった彼女が、当時アイドルだったぶいごまさんと同じステージに立ち、並のアイドルでは立つことも難しいであろう、広いステージで歌い上げる姿は、このライブを見たファンから語り継がれることになるでしょう。
突飛な発言が話題になりやすいV界隈なもので、3Dでのパフォーマンスは実際に見た回数は意外と少なく、生で見るとずっと可愛らしい動きをしていることを再認識しました。

独占予報

もうめっちゃアイドルじゃん……。これをアイドルと言わずに何をアイドルと言うのかという、ひたすらに可愛らしさを浴びました。
左右に動くステップが、そういう動きあるある~って感じで、ちゃんと練習しているんだろうな、というのが伝わって来ました。また、PPPHの部分もあるのがアイドルソングらしいなぁと思っていました。
あと、ずっと高音域の曲なので、綺麗に歌えるの凄いですね。

特等席(ぶいごまさんとコラボ)

はねるさんにとってはまさに特等席な位置だったんじゃないかとは思いますが、トーク中に膝から崩れ落ちるような動きで、土下座するんじゃないかという勢いのはねるさんが面白かったです。
あの時・あの頃聞いた曲だぁという感覚が凄く強かったです。基本ソロ曲のはずですが、交互に歌うことで歌詞に深みを感じることもできました。二人でノリノリな感じでダンスしてたのも印象的でしたね。
台詞パートの部分も可愛らしさ全開って感じで、こんな可愛い声で練習頑張ってねって言われたら、もう全力で頑張っちゃうよなぁと高校生くらいの気持ちになってました。

Met you! Meet you!

結構早口ソングだと思いますが、ちゃんと歌い切れるのもきっと練習凄くしてるんだろうなぁと、まだ公開されてから3カ月ちょっとしか経ってない曲をこんな広い会場で聞けるとは驚きでした。
「Hi!Hi!」とコールを入れるところは会場が一体となっている感じで、それだけコールを入れやすい曲というのももちろんあるとは思いますが、因幡組の皆さんも気合を入れて来たんだろうなぁと思いました。
振り付けも片手を前に出すような部分で手をくるくるしている動きが好きですね。あと左右に動いてる時は一緒に左右に動いてました。

黄色いラビリンス

ソロ三曲目はオリジナルソングじゃないかもなぁと思っていましたが、最後までオリジナルソングで大満足です。実質因幡はねるさんの歌の全てを味わえたのかもしれません。かなりラッキーと言える気がします。
予習時、約5年前の因の者オフ会聞いていたのですが、めっちゃ歌うまくなってましたね。それこそシステムが違うのもあるのでしょうが、振り付きでばっちり決められるようになっていたので、凄く成長も感じました。
少し古めかしいような曲調が癖になりました。歌詞ない場所でコールするのもまさにって感じの曲でしたね。

ぶいごまさん(V後藤真希)

言わずとしれた後藤真希さんがVになった姿で、Vになった当時は結構話題になりましたが、Vをあまり見ていない友人に、このライブに行った話をしたら、2人とも後藤真希さんがVになっていることすら知らなかったです。
因幡はねるさんとコラボした後、割とすぐに再登場しましたね。自己紹介で生「こんごまー」が聞けたり、ちゃんとこちらの反応を見ながら会話してる感じが面白かったです。トークパートでは若々しいお声(15歳設定なので)でキャピキャピしている感じが聞けるのも、Vになった価値がある感じの使い方で、良いですよね。

愛のバカやろう

歌が上手すぎる。そりゃアイドル時代から歌が上手いのなんて知っていますが、長年歌って来た積み重ねが本当に文字で表せないほど凄いんです。
空気が変わったといいますか、鳥肌が立ちましたし、声の響き?重み?が半端じゃありませんでした。少し妖艶なダンスも含め、クオリティが高すぎるパフォーマンスでした。
完全な持ち歌なので、逆に特筆することがないというか、もうこのクオリティで満足できないというのなら、その人は嘘吐きだと思います。

ちょこっとLOVE(もこ田めめめさん&カルロ・ピノさんとコラボ)

事前の告知でコラボ歌唱とは書いてありましたが、まさかちょこっとLOVEだとは思っていなかったので、え??これも聞けるんですか!?ってなりました。
可愛い系の.LIVEのお二人とカッコイイ系のぶいごまさんの声が良い感じにユニゾンになってる感じで、良かったですねぇ。3人で横にステップを踏みながら踊っているのもウキウキ感があって良かったです。私も一緒に横に小さくステップしながら楽しんでいました。
「。。。。。」のところも一緒にやりましょうって言ってくれて、練習した後、3人のうち、どこか好きな人と同じタイミングでやってくださいって感じだったので、せっかくなんで私はぶいごまさんに合わせてやりました。

LOVEマシーン(因幡はねるさん&神楽すずさんとコラボ)

上段に歌う3人、下段に踊る7人の構成で、急に下段に6人も見たことない人(告知時もシルエットだったのでわかる人にしかわからなかった)が増えたため、若干のどよどよ感がありました。
ぶいごまさんがバーチャル・エイベックス所属なのもあり、事前調べてバーチャル・エイベックスの「AVALON」に所属する6人のシルエットだということはわかっていたので、私は来た来たって感じで見ていました。あとばあちゃるさんはやっぱり目立ってましたね。女性に囲まれる馬の構図、あまりに面白すぎました。
シンプルに令和にLOVEマシーンの生歌唱を聞ける時点で喜んでいたため、本当にこのライブで聞けて、そしてコールできて感謝しています。全力でコールを楽しみましたし、令和に生ライブでLOVEマシーンをコールできた男の一人になりました。
歌ももちろん良く、ソロ歌唱からでは得られないワチャワチャとした感じが楽しかったです。ぶいごまさんのダンスもあの頃見ていたものそのもので、プロってこういうことを言うんだろうなぁと噛み締めていました。

MCパート

このココリコのお二人が感想を言うパートがまた味を出してていいんですよね。お二人にとってはまさに驚きの連続なライブだと思います。もちろん、台本は事前に貰っているのでしょうから、出演者は知っているはずですが、ここまで多種多様なパフォーマンスがあるとは知らないはずなので、新鮮な気持ちの感想が見れるのも面白い機会でした。
途中で代羽つかさ(しゃーた)さんがVXer1号としてリアル姿でステージに出て来て、挨拶されていました。ウェザーニュースのお姉さんもしているとのことで、ココリコのお二人に今日の天気の話を振られたけれど、今日は見て来ていないというお茶目な回答になってしまったりしていました。最後のほうで指ハートを作って、会場のほうにファンサしてくれていたんですけれど、ネットを探してもその感想を書いてる人がいない!?いや見たんです!幻覚じゃないはずなんです!!あんなに可愛いポーズだったのに、誰も書いていないとは思いませんでした。実質的なお披露目はここのはずなので、こんな大勢の前に立っているのに、とても堂々としていました。
指ハートをしてた件については、BS TBSで放送された特番で確認できました。幻覚じゃなくてよかったです。
VXerの説明やVXerのオーディション方法なんかがまとめられたムービーが流れていましたが、触りだけの内容だったので、大体知ってることでしたね。

渋谷ハルさん・白雪レイドさん

ここで立ち上がる女性のファンはめちゃくちゃ多かったです。ちょっとガタガタという音が聞こえてくるくらいには一斉に立ち上がってました。
来るなら序盤か終盤だろうと予想していたので、やっと来ましたかぁ、と思ってました。お二人自身が「今回のフェスで一番頑張らないと行けない」という旨の発言をされていて、それに恥じないパフォーマンスだったと思います。トークの掛け合いも含め、普段の配信と変わらないような雰囲気も残しつつ、歌ではキチッと決めていて、流石でした。
コラボ歌唱は告知されていましたが、流石に曲までは予想できなかったので、ネオポルテで歌っているような曲だけは聞いていましたが、結局あんまり聞いた意味はなかったですね。
トークパートからソロ歌唱に切り替わるタイミングで、レイドさんがステージから捌けるときに、ステージの端の方まで移動した後、爆散するようなエフェクトで消えていて面白かったのを覚えています。逆にレイドさんのソロ歌唱の後、ハルさんが出現するときも、同じエフェクトだったようなので、この二人の演出はコレと決まっていたのかもしれません。
若干甘噛みもしたりしながら、トークしていたのもクスリと来るものがありました。こんな広い会場、緊張しない人のほうがおかしいですもんね。

チューリングラブ

いや君ら歌ちゃんとうまいな!?あくまで配信者だと認識していたため、ここまでしっかり歌唱されると、感心してしまいました。
男性視点だと、なんとなくラブラブしている曲を歌っている二人が微笑ましかったです。女性ファンにとってはこの絡みはご褒美だったりするのかもしれません。男性も女性もかなり声出して盛り上がっていました。
ハルさんの歌声が包み込むような感じで、レイドさんの歌声がキレのある感じなので、かなり相性の良い歌い方をするお二人だなぁとも思ってました。

ロンリーユニバース(渋谷ハルさんソロ)

ご本人が事前に前から歌いたかったと言っていたため、結構楽しみにしながら予習していました。優しいけど力のある歌声が曲と合っていて、視界に入るペンライトもゆったりと動いているのを含めて、しみじみと聞ける時間で、良い時間でした。
VTuberファンにとって、「君と出会えた」的な歌詞はやっぱり心に来るものがありますね。いずれ歌ってみた動画として出してくれたりしないかなぁ。

KING(白雪レイドさんソロ)

前半は玉座に座りながらの歌唱で、どちらかと言えば可愛いような印象のある歌唱でした。童顔気味なイケメンが無理して王様のフリをしているような、感覚です。今回のフェスで座って歌ったのはレイドさんだけだったので、そこも特徴的でしたね。
後半は立ち上がりながら、がなりを効かせる歌い方を見せ、大きな振り付けはないものの、カッコよさはしっかりとありました。

ロウワー

二人が再び揃い力強く歌い上げていて、良かったですね。モニターが左右で赤と青みたいな感じでエリアが分かれ、若干バトル感のある演出にも見えました。
どちらかと言えば、レイドさんはノリノリで体を揺らすようなことをしていたり、ハルさんは要所要所で盛り上げるように手をあげていたりして、そこは二人のノリの違いがぱっと見でわかって面白かったですね。
初披露とは思えないほど安定した歌声で、曲をしっかり自分のものにしている歌唱なのは流石に良く練習されたんだろうなぁと思います。

HIMEHINAさん

序盤からにんじんの形をしたペンライト(ニンライト)を振り上げている方は結構視界に入っていたため、P丸様。さんのファンと同じく、ここだけは全力で見る!ってタイプの人が結構多かったんじゃないですかね。
まさに圧巻のパフォーマンスと言った感じで、コールアンドレスポンスを含めた盛り上げ方もわかってるし、ライブ実績も半端じゃないので、トリとして完璧なパフォーマンスをしていきました。
はおー!ヒメヒナでーす!」も生で見れて嬉しかったなぁ。元から結構オリジナル曲がいいなぁと思っていたこともあり、いずれ個別ライブにも行ってみたい気持ちはあったので、ここで見れたのは幸運でした。
「もう一回最初からやらない!?」みたいなことを言い出した時は、マジでもう一回最初からやって欲しくて飛び跳ねましたね。

劣等上等

初手から盛り上がる曲をしっかりと入れてくるのは流石です。
最初の美声やクラップから一気に会場の盛り上がりを最高潮まで持って行っていました。私も一気にテンションが上がり、特にサビの部分ではリズムと一緒に跳ねてました。
この後の2曲もそうなんですけど、ヒメヒナさんのMVがまず凄いクオリティで、そのクオリティに負けないダンスというか、実質ほぼ同じ振り付けを完璧に出してくれるんですよね。それにシンプルに感動すら覚えました。
後ろの映像がMVで、そちらは黒ベースの衣装なのもカッコイイですが、普段の衣装で目の前で歌って踊ってくれているのもまた良かったです。
「フロアが沸き上がりました」の後、まさに会場全体がフゥーって声を出して盛り上がっていたので、それも歌詞とリアルがマッチしていて素敵な空間でした。

ヒトガタ

綺麗に英語も発音するし、早口パートも完璧に入って行くのは流石の一言です。ソロパートでバチバチに決めまくる場所がとにかくカッコイイ曲で、普段の生放送でキャピキャピしてるとは思えないくらいギャップが凄かったです。一方が歌ってるときは、他方が応援するような感じで動いていたのも仲の良い感じが伝わって来ました。
二人で歌うときも綺麗にハモっているため、完成度が半端じゃなく、どれだけ歌い込めばこうなるのかという、最高のクオリティのヒトガタが聞けたと思っています。

愛包ダンスホール

事前に公開されたセットリストの時点で、「これも聞けるのか!」という喜びがありました。今ではヒメヒナさんの曲と言えばこれを一番最初に思い出す人も多いんじゃないですかね。かく言う私もその一人です。
歌唱はMVで聞いていたクオリティそのもので、それにライブの熱が加わり、非常に熱気の溢れる時間でした。
サビの部分はちゃんとダンスを覚えていたので、一緒に踊れたのも楽しかったです。周りの人も踊ってる人多かった雰囲気ありましたね。
現地で聞くこの曲は、本当に素晴らしかったです。色々な意味で包み込むように終わるこの曲が最後の曲で本当に良かったと思っています。

エンディング

最後にもう一度ココリコのお二人がステージに出て来て、軽くトークをして終わりました。
ココリコの田中さんが田中の名札を即興で作って首から下げて来たのには流石にビックリしましたね。そこまでのスピード感で作って来るとは……。
穴掘ってここに暮らしたいくらい、本当に楽しいライブでした。ココリコのお二人のMCがなければ、ここまで楽しめなかったと思うので、それにも大変感謝しています。
後は何故か帰りの天気予報と野球の試合結果を教えてくれました。ちなみに天気を伝えてくれた通り、夜中にはちゃんと雨降って来たので、予報は大正解でしたね。

終演~退場

軽い規制退場はあったものの、そもそもの人数が少ないためか、比較的スムーズに会場を出ることができました。フラワースタンドの周りに写真を撮る人が集まっていたので、そのあたりはちょっと混雑していましたね。
アンパンマンこどもミュージアムの脇の道が閉鎖されることも多いと聞いていたのですが、今回は柵で一度に流れる人数を調整しているだけで、特に閉鎖はされていませんでした。
確かに歩道は混みあってはいましたが、足が止まるほど混みあってはいなかったため、会場を出てからは横浜駅まで20分くらいで着きました。規制退場と合わせても、ライブ終わってから40分も経たずに横浜駅まで着いた感じだったので、来場者が2万人近くいなければ、割とスムーズなんだなぁと思いました。一旦、デッキが完成するまではミドルモード以上に人入れるのやめればいいのになぁ……。

終わりに

本当に、本当に参加して良かったライブでした。
事前には、胡散臭いだのなんだの言われていた方も見受けられましたが、蓋を開けてみれば特に問題はなかったという認識です。無料だから警戒するのは悪いことではないですが、必要以上に言葉を強くするのはやめたほうがいいですね。
今でも、無料でこれだけの時間・これだけのメンバーのライブが見れたことが凄すぎたと思っています。モニターに映される歌詞もバッチリ凝っていたため、リアルタイムでしか見ることができなかったのが本当に惜しいです。ちなみに、バーチャル・エイベックスが担当した場所もあったらしく、そう言われたらまさに納得のクオリティでした。円盤を売ってくれることを切に望みます。

以上、2万字を無事に超えた感想及び備忘録でした。

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