感覚のタイプとヒプノセラピー
ヒプノセラピー(催眠療法)は実際受けたとき、どんな風に見えるの?
という素朴な疑問にくわしくお答えします♪
そもそも、皆様、ヒプノセラピー…催眠療法というと「夢を見るの?」などと思いませんか?
私は最初「?」でした。「眠」という漢字を当ててしまっているので、どうしても「睡眠」を連想してしまうのですよね。
けれども、実際には寝ている訳ではありません。
寝て夢を見る脳波に近くはなりますが、決して眠りはしません。
むしろ、起きている時よりも、意識は冴え渡っています。
よく言われるリラックス状態「α波」の状態です。
さて、わき道に逸れてしまいましたが
では、その「催眠状態」で例えば前世療法をして前世に行った時……
どんな風に見えるのか??
とっても気になりませんか?
実はこれ、先に結論を言うと、受ける方の個性によって違うのです。
では、「自分ならどんな風に見えるのか?」気になりますよね。
そこで、前の記事で大まかに分けた4つのタイプ、
視覚優位タイプ、聴覚優位タイプ、思考優位タイプ、直感優位タイプ。
これでだいたい分かるのです!
(※どのタイプが一番いいか、などはありません。全て一長一短です)
視覚優位タイプの方は、そのままです。「くっきり見えます」。
自分が映画の登場人物になったように臨場感溢れる映像が広がります。
一番分かりやすいのは、夢。あなたの夢を見ているときの感覚に近いです。また、座席に座って「スクリーンを眺めているように」動画が見える、という方もいらっしゃいます。「目で分かるので」楽しいですし、場面の変化、自分の見た目や当時の景色などがリアルに分かるのは何よりの特技です。反面、残念なこともありまして、「見た目だけ」に囚われてしまうと、真実を見誤ることがあります。例えば、「真っ暗で何も見えない!」という時。
「視覚で判断する」タイプは、「見えない」という事に囚われてしまいがちですが、実は「そもそも盲目の過去世」だったり「夜」だったり「洞窟で光がないだけ」だったりもします。
視覚優位タイプの人は、目に見えないものごとを感じようとし始めると、さまざまな素晴らしい気付きに恵まれます。
続いて聴覚優位タイプの方。こちらは視覚タイプに比べると、目で見えないです。人の声や風の音などにはよく気付けますが、「目に見えない」とそれで本当にいいのか?と自分を疑ってしまうことがあります。けれども全く何も見えないということはありません。断片的に何かが見えたり、象徴的なイメージがわいたりします。過去世の自分の言葉が感じられたり、人から呼びかけられたりすることで「過去世の自分の名前」が判りやすいという特技もあります。また、聴覚タイプの方は、「中間世」(肉体を離れ、次の肉体へ入るまでの魂だけの状態の時)の時での冴えわたり方がすごいです。本来の自分自身という「ニュートラル」な状態にもどった時、高次元からの素晴らしい助言や声が聞こえてくるのです。前世体験中は知りえなかった事に中間世で気付く、というのも、本当によくある話。
次は、思考優位タイプのあなた。
思考優位というだけあって、ヒプノセラピーを始めると、「思考の反発」があるかもしれません。そもそも「目を瞑って浮かぶイメージなのだから、これは自分が考えているだけでは?」などと疑い始めてしまうことも。頭が良すぎるからこそ、「これは自分の空想の産物かも」と思ってしまうのです。けれども、理論で説明のつかないことがセラピー中に起こり始めると、賢いからこそ理解するのです。「これは間違いなく、『自分』がどこかで体験したことに違いない」と。
思考優位タイプの方は、前世を味わっている時よりも、その命を離れる瞬間や、少し高いところから人生を見下ろした時に、深い学びがあります。なぜなら、冷静で明晰な感覚を生まれ持っているからです。
その人生は何を表していたのか、教訓は何だったのか。その人生が、今の自分にどう繋がっていて、どう影響しているのか。「目で見る」こと、「誰かから教えられる」こと以上に、「自分自身で気付き学んだこと」こそ、あなたの糧となります。
最後に、直感優位タイプの方。
実は意外ですが、直感優位の方は、前世に行こうとすると苦労する場合があります。あちこちの前世との繋がりを感じやすいので、「ココ!」という実感が得られるまで、いくつかの前世を転々とする場合もあるのです。しかし、最終的には必ず行き着きますし、途中の人生を見ることも意味があるのです。「目で見る」「音を聞く」ことにはそう長けていなくとも、直感優位タイプには他に特技があります。それは、「体感で分かる」こと。これは本当に受けた方にしか分からないことなのですが、前世に行った時に、「風が体をなでる」感覚や「木の床の上にはだしで立っている」感覚、水に足を浸している感覚、はては美味しい夕食の「味」。そういうものが「なぜか分かる」能力があります。また、直感優位タイプは、聴覚優位タイプに似て、中間世に行った時の状態がすごいです。チャネリング( 高次の存在・神・宇宙人・未来人などとコミュニケーションをすること )状態になって、言葉がどんどん溢れてきたりします。それは「聞こえる」のではなく、脳に「浮かぶ」「解る」ような感覚です。一回でもこの状態を体験すると、ご自分が「たくさんの命と繋がっていて、常に守られているのだ」と信頼が深まることでしょう。
以上です。
実際にはいくつかの感覚が組み合わさっていると思うのですが、あくまで4つに分けて大まかに解説いたしました。
興味をもたれた方は、ぜひお近くの素敵なサロンで、ヒプノセラピー受けてみてくださいね♪(当サロンでも行っておりますよ!)
本日もご覧いただき、ありがとうございました(^^)