旅は心の洗濯
(これは過去の記事です)
仙台の旅から帰ってきました。帰宅後はまず洗濯に追われますが(笑)、やはり、旅はいいですね!
ウチは、私がどちらかというと出不精なタイプなのですが、夫が出かけたがりでして、色んなところに行きたがっては、行きやすいルートやおすすめの旅館、美味しいもの、はてはその土地の歴史まで調べてくれます。
本人は好きでやっているらしいのですが、私には有り難い限りです。
さて、「旅は心の洗濯」という言葉を、聞いたことはありませんか?
もともとは「命の洗濯」ということわざから来ているようです。
江戸時代ごろには使われていたこのことわざ、意味は「日ごろの苦労や束縛などから解放されて、のびのびと気晴らしをすること」。
「心の洗濯」とも少し似ている気がしますが、心の洗濯とは、どちらかというと「心が洗われるように清々しくなること」のようです。
実は、旅は心の洗濯、というのにも、理由があるのです。
特に、一人旅ですね。
それは何故か。
旅に出ると、日常から離れるせいか、「本当の自分」というものが出しやすくなるのです。
仕事での初対面の相手には緊張しても、見知らぬ土地での見知らぬ人には緊張せず、素直な気持ちで話せたりしませんか?
また、道中出会った猫に目を細めたり、美しい景色にハッとしたり。
「ああ、自分が観光にきたこの土地でも、生活を営んでいる方がいるのだな」と感慨深いものがあったり。
日々の忙しい時間から少し離れてみると、ほんの少し涼しくなった風と、空気の匂いが夏とは変わっている事実に気付く。
お米の収穫をしている農家の方々に、「今年も美味しいお米をありがとう」と感謝の気持ちがわいてくる。
そして、そんな自分の心に、気付く。
旅に出ると、自分の心に気付きやすくなるのです。
自分にも、感動できるものがあったこと。
好きだと思えることがあったこと。
人の優しさに気付く感受性があったこと。
「気付く」ということは、「ある」ということです。
人の優しさに気付けるあなたは、あなた自身もその優しさを持っているから。
つまり、旅とは、自問自答に似ているのです。
だから、心の洗濯といわれる。
洗濯というよりですね、「そもそも自分の心が美しかったことに気付く」のです。
実はこれは、ヒプノセラピーによく似ています。
「潜在意識と繋がりやすくなる」方法のひとつだからです。
「あなたには○○がたりていません」
「あなたの××なところを直さなくてはいけません」
そのような事を言われるセラピーやカウンセリングもありますが、ヒプノセラピーは、ありません。
少なくとも、私が行っているヒプノセラピーでは、ありません。
なぜなら、「全てはすでにあなたの中にある」からです。
忘れていたり、とある理由により思い出せなくなっていたりするだけ。
本当のあなたは、とてつもなく素晴らしい存在なのです。
あなたも、今度、旅に出てみませんか?
ちなみにヒプノセラピーなら、時間旅行もできますよ(^^)
ご覧いただき、ありがとうございます(^^)
自己紹介はこちら