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2025年~巳年、透明な目で見る
あけましておめでとうございます!
初めましてのあなたも、
おなじみのあなたも、
今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、毎年恒例になって参りました。
「今年」のエネルギーを探っていくお話です。
↑
2年連続でしたね
★巳年の「巳」って?
巳……本来は「し」と読みます。み、じゃないんですね。
あとは、や。物事が已む、みたいな使われ方をする漢字です。やむにやまれず、とかの「やむ」です。
つまり。
「終わり」みたいな意味がある、ということです。
ところが、実はそれだけではなく。
この「巳」はもともと、胎児を表す漢字だそうです。体ができかけてくる、あのくらいの。そう言われてみると、イメージ浮かびますよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1735373892-4OwRtNVCzEYbUAvpBxajQ5hu.jpg?width=1200)
そこでTOP画像をコレにした次第です。
ヘビ、苦手な方もいらっしゃいますもんね。私は大好きなんですが。
でも、ちょっと待てよ。
ちょ、まてよ。
って思いませんか?
已む、だと「終わり」の意味ですが。
胎児だとむしろ「始まり」ではないか?って。
そうなんですよ。
終わりと始まり、両方の意味があるんです。
というかそもそも、
何かの終わりとは、何かの始まりなんですよね。
つまり、この巳年はあきらかに、何かが終わって始まる年、といえそうなのです。
ちなみに2025年は「乙巳」。
私たちが昔習った「大化の改新」ですが、暗殺の部分に関しては、「乙巳の変」と呼ばれています。
そう、中大兄皇子と中臣鎌足が曽我氏を弑して改革したあの「大化の改新」は、乙巳の年に起こったのです。
当時の人々の間では、センセーショナルな出来事だったことでしょう。
この改新前までは、日本は豪族を中心とした国でした。しかし、大化の改新を通して出来上がったものは、天皇を中心とした国造り。(もちろん、それだけではなく、圧制とか権力の集中を排除する等の目的もありましたが)
民衆は訳も分からず、振り回されてしまったかもしれませんね。
乙巳の年に、ちゃんと「何かが終わり、何かが始まって」いることの現れです。
★「ヘビ」ということ
ところで。
なんで、巳がヘビになったんだ、ってことも不思議になってきませんか? 全然、関係ないじゃん!って。
私は、これ、ヘビが脱皮することと関係しているのでは、と思います。さらに、ヘビは冬眠するんです。冬の間は地面の奥で仮死状態で寝ている。春になると目を覚まして出てくる。これを見た昔の人々が、「死んだのが復活した!」と思ってもおかしくありませんよね。
(クマとかもそうですけど、ヘビのほうが未知な感じしません?)
つまり、死と再生、終わりと始まり。
ヘビは両極の意味を併せ持っている、ということなんです。
両極を併せ持つ、死と再生。
私は、これに似た意味を持つ天体を知っています。
あなたも思いついたのではないでしょうか?
そう、冥王星です。
去年の末、冥王星が本格的に、その居場所を移動しました。ここから20年ほどは水瓶座に居座ります。時代が動いたのです。
そこにきて、終わりと始まりを司る、ヘビ年です。
やっぱり、何かが終わって始まるんだな、という予感がヒシヒシとしますね。
★何が終わって、何が始まるのか?
ヘビって、どんな存在ですか?
あなたにとってでも、いろんな人にとってでもいいです。
ここでちょっとばかり、宗教の話をします。
専門家ではないので、適当なのはご容赦くださいね。
仏教では、ヘビは特別忌み嫌われることはありませんでした。
神道にいたっては、神格化され崇められている神社もあるくらいです。
畏れ多いもの、と見る向きもありますが、別に嫌われてはいませんでしたし、悪の手先だなんてもってのほかでしたね。
日本の人間にとっては、米などの穀物を食べ、病気を運ぶネズミを食べてくれるのが、ヘビでした。重宝こそすれど、蔑むような理由はなかったのです。
ところがです。
キリスト教では、ヘビは「悪魔の使い」とされてしまいます。
なんででしょうね?
決して、そんなことはないはずなのに。
海外でだって、ネズミは病原菌を運び、麦を食べます。なのになぜ、日本とは扱いが違うのか。
これについて私、キリスト教は、「死と再生」という概念を嫌ったのではないか、と思っています。
キリスト教が説く「永遠の命」とは、決して死と再生ではありません。死とは悪であり、不幸であり、忌み嫌うものとして追いやられます。
また、死んで再生するのは、神とその一族、さらに「神に選ばれた存在」だけであってほしいのです。まさかのヘビが、死と再生を表すなんて。
神ではないものが死と再生を象徴するとしたら、それは「神と同じくらいの力を持った者、でも神より悪い物」に違いない、となるわけです。
だからヘビは「悪魔の使い」とされてしまったのです。
これは、一神教の弊害です。
ヘビはその弊害に巻き込まれたのではないかな~なんて思います。
さて、余計な前置きが長くなりました。
こんなふうなイメージを持たれるヘビさんですが、この巳年には一体、何が終わって何が始まるのでしょう?
気を持たせて何なんですが……それはきっと、「人によりけり」だと思います。地球上の全人類にとって、まったく同じことなんて、ありませんから。
それでも、あえて言うならば……
「自分が絶対だと思い込んでいたもの」が、終わるんじゃないかな~と思います。(「思い込んでいた」がミソです)
たとえば、人にとったら、それは政府かもしれない。
ある人には、会社かもしれない。
または、家族という関係性かもしれない。
住んでいた土地が、合併によって名前を変えるのかもしれない。
もしかしたら、日本という国がなくなる可能性だってあるわけです。
そんなふうに言うと怖くなる方がいらっしゃるので、補足しますね。
ヘビには瞼がないんです。
まっすぐ透明な目で物を見て、正確に捉える。そんなイメージがあります。
つまり、今までの物の見方を、大きく変えざるを得ないようなことが起こる、と言えるのではないかな、と。
隠されていた物事を見通す、みたいな意味もありそうです。
★今までの物の見方を大きく変える?
それはもしかしたら、世界とは本当は裏返しなのだということかもしれません。
私たちが「現実」だと思っているこの世は、実は「映し世」で、本来の意識世界が水鏡に映し出されているものなんだよ……ということに、多くの方々が気づくようになるのかもしれません。
その、「気づくためのこと」が起こるのかもしれません。
個人的には、未知との遭遇系のことが起こるような気がしていて、ものすごくワクワクしています。
UFOと呼ばれる船団がたっくさん来たら、各国どうするんだろう?とか。
怖がる人は銃とか連射するんだろうな~、でも無駄なんだよな~ウケる、とか。あとは陰謀論者と世紀末論者と、「救世主が来たから私に従え!」論者が跋扈するんだろうな~とか思ってます(笑)
……いいですか。怖くなんてないんですよ。
昔のSFの影響を受けすぎているんです、地球人は。
地球より文明がはるかに進んでいる星が、野蛮なわけないじゃないですか。
野蛮な星は、文明発達とともに自滅するものなのです。
こういう、未知との遭遇系が、起こらない可能性だって、もちろんあります。刺激が強すぎるから、遭遇するのは一部の人の可能性だってあります。その一部の人が選民思想によっておかしくなることも考えられますしね。
もしこういう話でないのなら、もっと現実的な何かになるでしょう。
何か、ひっくり返るような、意識的変化がもたらされるものです。
今はハッキリとは分からないけれど、きっと2025年が終わる頃に、思うことがあるはずなのです。
ああ、私はコレによって、意識がひっくり返ったなあ、と。
★巳年とは関係ない話もします
ちょっと別な角度からもお話しますね。
西洋占星術では、その年の春分から、「新しい年」に切り替わります。
今年の春分は3月20日。
そのときのホロスコープはこんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1735376671-vwaxCcUQF76ELgKyIu3Ml1eG.png?width=1200)
とっても偏りのある状態ですねえ!
ほとんどの星が魚座~牡羊座に集合してます。
きっと私たちは今年、世間や社会、身の回りの人々の在り方を見て、とことん学び、自分をアップデートさせていくんだと思います。
改革、改革、改革。
現実的にも、内面的にも。
それが、生きるために必須。
去年、2024年までに、ある程度「自分と向き合う」期間は終了し、ここからは「有無を言わさぬ変化」になっていく感じがするのです。
対応しないと間に合わない、みたいな。
もちろん、「自分と向き合う」をしてこなかった方は、今からでも取り組むほうがいいですね。早いうちがいいです。
★2025年7月問題
今年の7月にね、「天変地異が起こる」と言っている方々もいらっしゃるそうです。私、その内容を直接見たことも聞いたこともないんですが……。
でも正直に言ってしまうと、天変地異なんて、毎年起きているんです。
これを読んでいらっしゃる中に、大規模地震の被災者の方は、いらっしゃるでしょうか? 本当に、しんどい、苦しい思いをされたことと思います。
そのとき、「ああ、世界が終わったな」「これが天変地異か」と思いませんでしたか?
そういうことです。
日本全国、世界の津々浦々、どこにいたって天変地異は起こり得ます。
日本なんて地震大国ですし、活火山だって数えきれないくらいあります。いつ何が起こったっておかしくないんです。
だからこそ言えるのは、「備えはしとけ。でも先取りで不安がらなくていい」です。
不安がってたら、むしろそういう現実を「自分で引き寄せて」きます。不安で不安で仕方ない方は、十分な備えをしてください。そしたら、少しは安心できます。
そうやって、手を尽くしたら、あとは「今としっかり向き合う」んです。
不安ごと、心配ごとがあるから……と言って、子どものお世話や家族のコミュニケーションをおざなりにしてYoutubeを見ていたら、お子さんもご家族も不安になりますよね。そもそもインターネット上に、真実があるわけではないです。ネットを見るより、自分の周りの人を見てください。自分の心の奥にある、不安の理由を見つめてください。
自分自身が、自分と周りを、不安にもできるし、安心にもできるんです。
2025年問題という名称じたいが、ちょっと……という感じなのですが、でもそれが「視点の転換」になる方もいらっしゃるので、大事なのかもしれませんね。
★まとめ
簡単にまとめると
・巳年の「巳」は終わりと始まりの意味がある
・ヘビは、透明な目ですべてを見つめる。未知との遭遇もあるかも
・視点の転換、自分の思い込みの破壊が起こりそう
・でも、すべてはあなたに必須の素晴らしいことばかり
・去年までは「自分と向き合う」と「お試し」期間だった。今年はオブラートに包まないような出来事が起こる
・不安は自分が作っている。自分自身が、自分と周りに影響を与えられるのだと気づこう
こんな感じでしょうか!
あくまで、私が感じるものです。
参考にするに留めておいてくださいね!
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました! どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます💖
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