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noteの有効活用法:真っ白から書き起こす自分の生き様

これまで、人生のストーリーを取材して執筆する、という仕事をいくつか経験してきました。

人生ストーリーを集めた書籍だった場合もありますし、経歴書に添える読み物や、自己紹介代わりに配布する冊子だったことも。

経歴、職歴だけでは見えてこない、その人の生き様に触れることができて、手がけてきた仕事の中でも特に好きなジャンルでした。

最近は、自伝を制作するサービスなどもあり、とても人気があると聞いています。自分の歩んできた道を振り返り、一つの形として残しておく。それが人気の秘密かなと思います。

自伝とまではいかなくても、人生の節目節目で、これまでの経験や生き方の棚卸をするのはとても有効。

就職活動のとき、自己分析をした経験がある方も多いのではないでしょうか。

自分の興味関心や強みを把握して、進路を考える

大人になると、なかなかそうした機会はありません。

私が人生ストーリーを取材・執筆した方々は、営業やご自身のビジネス利用で活用されていましたが、取材後に

これまでの経験が糧となって今の自分があることに気づいた
頭や感情の整理ができた
次にやるべきことがわかったような気がする

といった感想を多くいただきました。

まさに、生き様の棚卸自分の過去を振り返り、言葉にすることで、次のステップへの足掛かりをつかむ作業です。

とはいえ、こうした取材の機会はなかなか得られないもの。そこで、活用したらよいと思うのが、noteです。


真っ白の画面

noteの記事を書く画面って、真っ白ですよね(笑)

最初この画面を見たときに、シンプルすぎませんか?と思ったのですが、今ではむしろ、書くということに集中できるなと。

他のブログスタンドの入力画面は、いろいろなツールの表示があります。ついつい、色を変えようかなとか、書体を変えようかなとか、余計なことに気を取られるのです。

でも、noteの画面は「書くことに集中してください」と言わんばかりです。

私自身もnoteを書き始めたときに、これまでの20年間のフリーランスとしての生き様の棚卸をしました。

真っ白だった状態から、一つひとつ積み重ねていった経験値。

書くことに集中することは、自分の生き様に集中することです。

真っ白であるがゆえに、対話するのは自分しかいません(noteのAI機能もありますが、控えめな場所に位置しているのが、これまたいい。最近、呼んでもいないのに、しゃしゃり出てくるAIさんもいますからね)

自分を掘り下げていくのに、noteがおすすめな理由の一つです。


類は友を呼ぶ

note巡りをしていて感じたのですが、noteには人生に真摯に向き合っている方が多いということ。

いろいろなカテゴリーがありますが、生き方、人生、考え方、といったキーワードで検索すると良質な記事にたくさん巡り合えます。

情報提供だけにとどまらない、その人の生き様が透けて見えるような記事。

恐らく、noteはそういった志向の人を引き寄せる場なのではないかと推察しています(単に、私がそういうキーワードでよく検索しているから、という理由もありますが)。

なので、自分の生き様の棚卸をしながら、他のnoterさんの記事を読むことで発見があると思うのです。

他のSNSですと、表面的な部分しかわからないことが多い。

むしろ、隣の芝生は青く見えるではありませんが、無意味な比較をして心がざわざわしがちな側面があります。

けれど、noteの記事はそうしたうわべだけを飾ることができない。むしろ、うわべだけを飾っている記事は、たやすく見抜けてしまう

そんな印象があります。

また、noteの特長としてコメントによる交流もあります。私もコメントでのコミュニケーションを通じて、自分の個性がより一層際立ったような気がしています(コメントをくださった皆さんに感謝)。

こうした真摯なコメントをくださる同志が見つけやすいというのも、noteの魅力だと思います。


なんか、noteの回し者のような記事になってしまいましたが(笑)、noteさんからは何もいただいておりません(編集部さんがピックアップくださるのは、一向にかまいません 笑)。

これからもnoteで素敵な生き様に出合えることを祈りつつ・・・なにか、ピンとくるところがあったら、フォローやスキをいただけると、りらの花もほころびます。コメントもお気軽にどうぞ!✿ 今日も、ごきげんよう✿

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