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あなたの経験からの言葉こそ、読む価値がある。

最近、X(旧Twitter)を再起動させました。

私がTwitterで熱心に発信をしていたのは、10年近く前。推し活で、同じ推し仲間とつながるのが目的。

うさぎのりらちゃんを迎えてから、うさぎの飼育情報などが得たくて、Xを再利用していたのですが、完全に閲覧専門でした。

今回、久々にXを再起動させてみての感想。
まあ、なんとライフハックの宝庫!!

前向きな言葉のオンパレードに圧倒されています(笑)

私がフォローしている方々が、たまたまそうなのかもしれませんが、X自体の流行がそんな感じなのかもな~と。

Xでの発信は、noteとはまた違った脳を使わないと・・・と思っているところです。

それぞれのSNSで、やはり特性がずいぶん異なるのだということを実感。なかなか興味深いです。


・・・で、Xがライフハックの宝庫だとすると、noteはライフ、人生そのものの宝庫だなと。

基本的に140文字勝負のXでは、ぱっと見てのお役立ち情報が関心をひきやすい。反して、noteはやはりじっくり読む媒体。

もちろん、ライフハック的な素晴らしいお役立ち情報もたくさんありますが、私が注目しているのは体験、経験談です。

かれこれ7年ほど、子育て支援をする法人の広報サポートをしています。はじめてnoteの存在を知ったのも、実はこの仕事を通じてでした。

子ども向け教材の編集をしたり、オーストラリアに遊学中は大学院で児童心理学をかじったりしたのですが、私自身、子育て経験がありません。

なので、実際に子育てに奮闘しているママやパパたちの生の声に触れたくて、いろいろ検索し、辿り着いたのがnoteだったのです。

今は、50代の同志の皆さんの記事を中心に読む機会が多いのですが、時折、子育てをキーワードに入れて、読みに行くことがあります。

短文のSNSでは掬い取れないような、もう一歩踏み込んだ心情が書かれていてとても参考になります。


noteで読まれる記事ってなんだろう?

常々考えているお題です。

いろいろな答えがあると思いますが、私が意識し、注力して書いているのは、やはり経験。情報提供や本の紹介記事などでも、かならず自分の経験を盛り込むようにしています。

そして、その経験から自分なりの想いや考えを引っ張り出すこと。これがだと感じています。

テーマは、今日食べた焼き芋が美味しかった・・・でもいいのです。

で、どうしてその焼き芋が美味しいと思ったのか。ここが読者が知りたいところ。読みたいことです。

北風吹く中で感じた温かみなのか、子どもの頃、焚火をしながら焼いたお芋の味を思い出したからなのか、それとも焼き芋はやっぱり紅はるか!だからなのか。

なぜ?どうして?・・・自分に問いかけて、どんどん踏み込んで考えて、書く。

すると、自分でも思ってもみなかった考えや思いがわき上がってくることも。そうなると、どんどん筆が進みます。

まとまりがなくてもいい。起承転結なんて気にしない。そのほうが言葉に力が宿ります

そして、その言葉を読んで、寒さの中の温かみを感じて共感する人、自分の思い出の味を振り返る人、いやいや焼き芋は安寧芋でしょ!と反論を唱える人がいる。

すごく素敵な循環ですよね。

さらに、自分なりの想いや考え方の純度や精度が上がっていけば、ファンができる→さらに読まれるといった、好循環が生まれるはず。それが私の仮説です。

情報は氾濫していますが、体験から出てくる純度、精度の高い言葉には、なかなか出逢えない。けれど、ここでは出逢える。それが、noteの魅力の一つではないでしょうか。


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