推しの誕生日の過ごし方(社会人3年目ver.)


先日、推しが20歳の誕生日を迎えた。これほどまでにどのようにして過ごしたら良いか悩んだことはなかった。

いつもであれば、ケーキを食べて周囲の人におめでとうと言いふらして終わっていたが、なんせ20歳である。10代が終わってしまうのである。そう簡単に過ごすまいと1週間前から頭を悩ませていた。

ホテルを予約し、飾り付けをして〜というSNS映えは私には向いておらず、辿り着いたのは「私らしく祝おう」ということである。

推しの誕生日の過ごし方は人それぞれ。誰と比べる必要は全くない。ということで、推しの誕生日の過ごし方について私のパターンを一つ、紹介させていただきたい。

まずは前日。営業を早めに終わらせ、近所の某有名菓子店でケーキとプレートを注文。傾けないよう慎重に持って帰り、残りの仕事を片付けてから前夜祭の準備を進めた。

22時、推しの最後の10代を振り返るべく家にあるありったけの雑誌を並べ、一通り見返した。

並べてみるとかなりあった

推しの軌跡を辿り、そうこうしているうちに日付が変わろうとしていた。普段は23時頃に寝てしまうが、この日ばかりはそうはいかぬ。推しも起きているであろう0時ぴったりまで起き、推しのいる大地に感謝していた(やや宗教チックにぬってきたが怪しいものではない)。

こうして前夜祭を終え、無事に当日を迎えることができた(もちろん朝ごはんは誕生日ケーキである)。

当日は普通に平日。有給を取得するのか、働くのかギリギリまで悩んだ。が、間をとって午後休を取ることにした。

働くということは、回り回って推しのために働くということになる。私のこの仕事が推しの目に触れ、推しのためになることも考えられなくはない。そこで全力で午前中は働くことを決意した。

そして午後。もともと予約していた歯医者を受診後(この日しか空いていなかった)、私は電車でとある場所に向かった。

それは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンである。推しが大好きな場所かつ年パスを所持しており多い時は週1でお世話になっている場所でもある。かつ、先日ロケで訪れていた。

ちびぬいを引っ提げ、意気揚々とテーマパークに足を運んだ。ちゃっかり、バースデーシールをいただき、ちびぬいに貼り付けていたことは言うまでもない。

推しがロケで被っていたカチューシャを購入し、食べていたミニオンパークにある菓子を購入し、アクスタでロケ地を写真で納め、とひたすら楽しんだ。

ロケ地を一通り巡った後は、推しが1番好きなアトラクションへと足を運んだ。平日にも関わらず、60分ほど並んでいたがその間も推しはこの待ち時間何をしているんだろな〜と思いを馳せていると気づけば搭乗口にやってきた。

推しは手を離せないとのことだか、そこは別である。私自身絶叫系は大好きなので、思う存分手を離し流れる景色を眺めて楽しんだ。推しもこの浮遊感がたまらないのかな〜などと考えていると気づけば乗車時間は過ぎていた。

パーク全体を2周ほど練り歩き、最後に家族へのお土産を購入し、パークを後にした。

すれ違うクルーにお誕生日おめでとうございます!と笑顔で言われ、推しが誕生日で〜と言う話をするたびにそれはそれは!と対応してくださる素敵な場所であった。

こうして推しの誕生日を無事に過ごすことができた。

お気づきの方も多いと思うが、今回紹介した過ごし方は完全なる自己満であり、私1人で過ごした。

推しの過ごし方は十人十色、間違いはない。
ぜひ、思い思いの生誕祭を行い、推しへの誕生日に彩りを添えてほしい。

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