ジャニーズを学問として研究した大学生活を振り返る

突然ですが、あなたに質問です。大学時代、何を学んでいましたか?

社会人になって、仕事柄こう聞かれることがよくある。その時私は迷いなく、こう答える。
「アイドル学を学んでいました」。

私が幼少の頃からジャニーズが好きだと言うことはこれまでたくさん述べてきたが、この「好き」が高じてジャニーズを学問として学んでいた。

高校生の頃、ぼんやりと大学に行こうと決めてはいたが、いざ何を学ぶかが非常に悩んだ。将来の夢が決まっている訳ではなかった私は、せっかくの4年間を充実したものにするべく、自分の趣味を学問として学べる大学へと進学した。

結論から言うと、あまりにも楽しすぎる研究でした。

自分の好きなことをとことん極め、深掘りする作業は非常に楽しい時間ですし、何より苦痛じゃないんですよね。

具体的にどういった研究かと言うと、ジャニーズのライブの演出をグループごと、時代ごとに確認しどのような変化や傾向があるのかという研究をしていた。

上記の研究については別途記述する予定だが、ジャニーズの研究というのは意外とよくあるものだ。切り口としてはファン文化を考察したものが多く、担降りや推し変などは教授と熱く議論を交わした。

…と、恐らくここまで読んだ人は少し疑問に思っていることがあるかと思う。それは、それを研究して、将来何の役に立つのか?と言うことである。

当時の私は趣味の延長として学んでいたが、社会人となった今、まさに学生時代の研究が仕事に生かされている。

ジャニーズのファン文化を学び、研究した事で営業担当のAという場所にいかにしてファンを獲得するのか、どういったアプローチをすればよいのか、その根源は間違いなく大学時代の研究からによるものである。いかにして熱狂的なファンを獲得するのか、いかにして企業ではなくファンが自発的に認知を広めようとするのか、それらは全て大学時代の研究から学んだ。

新商品Bをデビューしたてのアイドルと見たてたり、売れ行きが芳しくない商品を人気が今ひとつ伸びないグループとして例えたり…捉え方一つで私のモチベーションも上がる。

と話は逸れたが、研究に無駄なことはない。それを活かすのは自分次第だ。受験に悩んでいる受験生がいるのであれば、ぜひ自分の好きなことを突き詰めるという事をお勧めする。

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