「歓迎ハラスメント」に困っています
昨今では、○○ハラスメントという言葉が蔓延っている。先日放送されたドラマでは「ホワハラ=ホワイトハラスメント」と言って、先輩社員が何でもかんでも世話を焼くため部下が業務に物足りなさを感じて上司に申告するという話もあった。
そんな事があったら部下とどう接していいかわからない、と悩む人も多くいるだろう。
だか、先に謝る。
釈迦に説法ではあるが、ここでは有難いはずの行動がハラスメントと捉えているZ世代の意見を綴る。
より頭を悩ませてしまうのであれば、この記事を閉じることをおすすめする。
それでは、語らう。
新入社員が入社し、新年度が始まる4月。私の部でもありがたいことに歓迎会を開いてくれた。
部で歓迎ランチと称して、先輩社員が近隣のお店を予約いただき全員でご飯を食べた。軽い自己紹介と雑談を交えて楽しいひと時を過ごすことができた。
…が、それだけではなかった。
それに続くように支社の歓迎会、チームの決起会、部での若手歓迎ランチ会、部の歓迎会(夜)、支社での若手のみの歓迎会…と歓迎の嵐。
いや、一回でよくないか?
立て続けに行われる歓迎会にさすがにうんざりしてしまった。
歓迎される分には大変ありがたい。
夜遅くまで準備いただけるのも心苦しい限りである。
飲み会が得意ではない私にとってはこの春はとんだ苦行を強いられた気分である。
もちろん交流の場として大切なのかもしれないが、正直「退職」の二文字が頭を過った。
歓迎される立場として自ずと参加は必須となり、逃げ場はない。
怒涛の歓迎ラッシュをいかに過ごすべきか。
目下の最難関である。