footballlist #〔人種差別〕
『個人的な見解』
〔人種差別〕というのは、本当に難しい問題。
僕も、スペインリーグのサッカーを観ているから分かるのだが、
〔人種差別〕は、やはり存在する。
例えば、イングランドのプレミアリーグと比較してみる。
明確なデータがある訳でもないし、
あくまでもこれは、僕の心象でしかないのだが、
プレミアリーグでは、
あからさまな〔人種差別〕をしている人々はあまり見かけない。
スペインリーグの一部の人々は、あからさまに、
そして露骨に〔人種差別〕をしている事があるのだ。
僕は子供の頃から、海外サッカーを観ているけれども、
プロサッカーの世界では〔人種差別〕をする事は、
いかに〔意味がない事〕かを、思い知らされる。
サッカーというスポーツ競技は文字通り、
人が〔技を競う〕ものであり、
そこには〔人種差別〕等という〔曖昧なもの〕は、
ことごとく、意味をなさない事に気づかされる。
選手ひとりひとりのスピード、持久力、
パスの成功率、シュートの成功率、ゴール枠内への本数、
デュエルの勝率、ゴール&アシスト数…。
これらのデータに基づく〔明確な事実〕の前には、
白人だからとか、アジア人だからとか、黒人だから等の、
〔曖昧な基準〕が、入り込む余地は一切ないのである。
その証拠に、世界中のサッカークラブは、
日々の競争に打ち勝つ為に、世界中から人材を求めており、
何処のチームを見ても〔多国籍チーム〕である事が分かる。
スペイン人だけのチーム、イタリア人だけのチーム、
ブラジル人だけのチーム、日本人だけのチーム…。
そんな〔曖昧なチーム作り〕なんてしていたら、
日々の競争に勝てない事は、みんな知っているのだ。
結論は、既に出ているのである。
試合に勝てない監督は、解任されるし、
結果を出せない選手は、契約が更新されない。
ただ、それだけの事である。
サッカーの歴史とは、人種差別の歴史でもある。
長い年月は掛かると思うが、ここから未来に向けて、
ひとりでも〔人種差別〕に苦しむ選手が減ればいいなと思う。
THE END