#116〔哀戦士〕
哀戦士
井上 大輔
1981
劇場版 機動戦士ガンダムの挿入歌。
ファーストガンダムと言えば…という、
シリーズを代表する楽曲のひとつ。
この歌い手の方も、完璧な発音の日本語であり、
きちんとアニソンに寄せているという所が、実に素晴らしい。
井荻 麟〔いおぎ りん〕という人物の正体はご存知、
シリーズ作品の生みの親 富野 由悠季 監督、その人の事である。
ちなみに原作 矢立 肇〔やたて はじめ〕というのは、
富野監督をはじめとした、制作スタッフの総称の事である。
スーパーロボット大戦シリーズにおいて、
哀戦士が流れてくるのは、実はあまり多くなかったりする。
戦争の悲惨さ、過酷さ、虚しさ、
これらあらゆる感情を、名作 ガンダムは内包しているのだ。
戦争では男も女も、子どもや老人も…みな戦士となる。
戦う理由は、きっとそれぞれ違うのだけれど、
それぞれが信じるものの為に戦い、やがて散っていくのである。
そんな人間ドラマの事を、
富野監督は、哀戦士と表現したのだと思う。
THE END
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