#敵国に交戦の意志なし
その日の午前 8:15…英国の首相官邸から出された、
ルーダ共和国に対しての攻撃を許可するという電報が、
英国艦隊を指揮する、アイランダー提督の下に届いた。
既に、攻撃準備を終えていた艦隊は、その20分後、
限定された空爆を一斉に敢行する。
対象である、ルーダ共和国内の軍事施設等に向けて、
多くの戦闘機が、飛び立って行った。
アイランダー艦隊は、そのまま前進、
〔手始めに〕住民ら非戦闘員が避難を終えたとの報告を受けた
沿岸都市に向けて、無数の艦砲射撃を敢行する。
その日の深夜から、突如として敵の襲撃に遭い、
多数の死傷者を出している、英仏軍の怒りは激しい。
それは、怒れる大英帝国の目覚めである。
彼らは、敵軍事施設からの反撃も、ものともせずに、
数時間後には、敵の軍事施設からの攻撃は完全に沈黙した。
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