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『…もう国境は…超えたみたいだね…。』 『…うん…寒くないか？』 『…とても寒い…お母…
美千子がこの北鮮の大地に足を踏み入れてから、 早24年もの月日が経過していた。 20歳そこそ…
『…騙された…私は騙されて…裏切られて…、 …こんな酷い国に…来てしまったのだ…。』 『…
『…日本では、凄く苦労するよ…食べる物はあるのかい？』 『…今は…とても苦しいです…。』…
