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東京の寮に引っ越してきてから、もう1週間が経った。 現時点で、私たち候補生の数は、全部で…
その日、私は母と一緒に、 東京にある、大手レコード会社へと出向いた。 新幹線と、電車を乗…
田中さんから、メッセージアプリを通じて連絡が入っていた。 私はすぐに無料電話のアイコンを…
(亜莉紗のナレーション) …それからというものの、それらのメッセージは、 これまでと大して変…
(亜莉紗のナレーション) …夢にまで見た、あの場所に招待され、 GALLAGHER と会えた事は、私…
『…よし、君のお陰で、企画もかなり深掘りが出来たよ。 今日は、ありがとうね。』 『いえいえ、私なんて…。』 『いいっすよね、ディレクター!』 頭髪がほぼ無い、柔和な笑顔が特徴の彼は、 両手で大きく丸を作り、アンサーを示していた。
週明けのその日、私は、GALLAGHER が待つ、 ラジオ番組『KING OF ROAD』の収録スタジオに到着…
『…え~!!!5万円の現金が当たったんですけど!!』 以前に、亜莉紗が応募していた、ラジ…
『もう決まっているけれど…まずは『水嶋 かすみ』にしよう。 …あぁ、ようやく歌える!』
私は、その日の朝から『バラ色のコンパス』を 首から掛けて、街に繰り出す事にした。
『バラ色のコンパス』の『ルール』遵守のお願い。
『…これが、バラ色のコンパス…。 これ本当に、数百年前に作られたコンパスなの?...』
『…ふーん…そんな歴史があったんだ… …まぁ、私には、よくわかんないけどさ…。』