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『…ふーん…そんな歴史があったんだ… …まぁ、私には、よくわかんないけどさ…。』
意を決した大泥棒は、その『バラ色のコンパス』を、 強欲で、大層狡猾な殿様の下には届ける事…
『…買っちゃった…どうしよう…。』 高額な商品であったにも関わらず、購入を決めた亜莉紗の…
あと、0時間23分まで。
『…何だろう?…これ?…バラ色のコンパス?』
2023.04.03. 『私は歌手になる…絶対に歌手になる。』 上杉 亜莉紗 (17) は、寝ぼけた顔を、…
皆さんは『バラ色のコンパス』という代物をご存知でしょうか? 持ち主に『幸運』をもたらすという『幻の一点もの』です。 そんなに便利な道具があるのであれば、 是非とも、手に取ってみたいものですね。 仕事、財産、地位、名誉、最良のパートナー… 『バラ色のコンパス』が手元にあれば、 きっと、何でも教えてくれる事でしょう…。 …きっと…『何でも』ね…。 (女性のストーリーテラーが、ニヤリと笑みを浮かべる様子)