大学時代(8)インターネット編(1)
Windows95が出た1995年からパソコンが一気に普及したと言っても、まだまだ周りで持ってる人は少なかった。96年ごろだったかな、友達んちの親のパソコンでエヴァのエロサイトを見たのは覚えてる。当時は画像を一枚表示するのも時間かかったので、文字通り固唾を飲んで見守っていた。あれ電話代がっつりかかったろうな。友達あの後大丈夫だったかな。
あれは確か大学2年の時だったから、97年かな。初めて自分のパソコンを買った。富士通のマシンだった。ギリWin95世代。これで俺も自宅でインターネットやりたい放題・・・!とはならなかった。電話代めっちゃかかるし。それに当時のインターネットってサイトも少なかったし、Googleみたいな使える検索エンジンも無かったので、まだパソコン通信の方が面白かったんだよね。後の世で言うとmixiのコミュニティに近いかな。なのでパソ通がメインで、あの「ニフティサーブに接続しました」って音声は今でも耳に残ってる。
とは言えインターネットの発展は早かった。98年頃にはインターネットの方が面白くなってたような記憶。毎年のように状況が変わる。とは言え、家だと電話代かかっちゃうので、大学のコンピュータ室に入り浸ってた。で、その時、日本のあらゆる商品、作品に点数をつけて議論しよう、みたいなサイトを見つけて、面白かったのでよく見てた。ある時、友達にこういう面白いサイトがあるよ、と見せたら、「君はこれ書き込んでないの?」と言われ、激しく衝撃を受けたのを覚えている。そうだ、インターネットは双方向メディア・・・!自分でも書き込めるんだ、これ・・・!
という訳で、俺もそのサイトに書き込んでみる事にした。気持ちはインターネットデビューだ。あの時のドキドキは今でも覚えてるな。あ、ハンドルネームは何にしよう?本名をもじって適当に決めるか。と、この時に決めたHNを25年経った今でも使っている。
一回書き込んだら、もう、火が付いたかのように書き込みまくってあっという間にそのサイトの常連になってた。そして、インターネットの面白さに目覚めた。もう、ちまちま大学でやってる場合じゃねえ、と家でもテレホーダイに加入し、夜23時~朝8時まではインターネットやり放題の環境を手に入れた。そして1999年、大学も四年になって自由な時間が増えるともうネットに入り浸りの生活が始まるのであった。