オジサン深刻化現象
*2019.6に書いていた文章が出土。我ながらちょい面白かったので転送します。以下*
今日はちょっと変わった切り口でツッコミたいと思います(笑)
軽いノリで
読んで頂けたら幸いです。
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父がそうだった。
義父もそうだった。
そして最近、
夫にもそういう兆候が…。
まず始めに言っておきますと、これから書くことは、良い、悪いと言ってるんじゃないんです。
文句でもありません。
ただ観察者として、それを認めてき続けただけ。
ではいきますよ〜。
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夕飯どき、
家族がテレビを観て楽しく過ごしている途中でオジサンは帰ってくる。
それはいいんだけど、
それまで家族が楽しんで観ている番組に、オジサンという人たちはナゼかケチをつけたがる。
せっかくいい気分でオジサン以外の家族全員が盛り上がっているのに、オジサンはそこへ水を指すような言葉を連ねる。
疲れて帰って来ているので、多少のケチは許しましょう。
ただ、私の知っているオジサンは、
どのオジサンも15分とその番組を観ることが出来ず、
ケチのオンパレードで
それまで家族で楽しんでいた番組を無理矢理変えさせる。
{日本全国から
あるある
って声が聞こえてきそう(苦笑)}
仕事で疲れているので仕方ないですがね、若者なら男性でもそんなことはしません。
「何?なに?」
と言って、その輪の中に途中から入ってくるものです。
オバサンという人びとも、
大抵は元からいる人や集団に自然と自分を擦り寄せて、合わせることができます。
繰り返しますが、
良い、悪いを言っているわけじゃありません。
ここで怒るようでは、
オジサン化現象は益々深刻なのです。
「融通利かない度数」が上昇傾向にあり、頭が硬くなっている証拠です。
オジサンのみならず、
頑張っているのは
家族ひとりひとり
みんな同じで、
それぞれの立場で
それぞれの環境の中で
一生懸命頑張っているわけです。
一日中、
年がら年中、
遊んで
悩みなくして
暮らしているわけではありません。
それぞれの家族の面々も
オジサン同様に、
外でうまくいかないことがあったり、
家事や子育てにてんてこ舞いだったり…
日中色々なことがありながらも
疲れた一日の最後を
夕飯を囲みながら
家族で寛ぎの時間を
過ごしている。
それはたとえ
子どもだって
同じことなんです。
そこに途中から入ってきて
チャンネル変えさせるという行為は、
例えて言うならば、
映画館で観ている映画のクライマックスシーンに、
係員がいきなり入ってきて
映画の内容にいちゃもんを付けた後、
「別のシネマを観て下さい」
と強制的に途中退場させられるようなもの。
心地いいはずがありません。
家族それぞれが
自分も疲れている中での
ささやかな癒しの時間だけれど、譲らないと仕方ないな、と諦めモードで
渋々オジサンに譲ってる、
ということを
お察しください。
オジサン化現象が進行しているオジサンには、きっと自分がそんなことをしているという自覚も無いだろうと想像します。
もしもご自分に
そんな兆候が現れたら(気づけるだけ救いです!)
『自分は年季の入った立派なオジサンになったんだ。
人に合わせられなくなってきているんだ。
融通利かなくなってきているんだ。』
とご自覚ください。
柔らか頭を保つためにも。
そして、
家族平和のために、
番組争いをしない為に、
前もって番組を録画しておくのもいいですが、
何曜日は誰の嗜好に合わせる、
というようなルールを作っておくのもいい方法です(心理学の療法のひとつである「家族療法」的手法)。
しかしそれをするなら、
家族が若いうちから、
つまり、オジサンの頭が柔らかいうちから策を打つのが妥当かと…。
どうせオジサンになるなら、
ジョージ・クルーニーとか、
そこまでいかなくても、
舘ひろしとか
いや吉川晃司なんて
めっちゃカッコいいオジサンやん。
芸能人と比べるのもなんですが、
そんな素敵なオジサンを意識してみて下さい。