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「問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション」をせっせと読んでます

麒麟が来るのを待ってるし、エールも待ってます。自粛期間中にどれほど楽しみにしてたか。撮影、応援してます。

そんな中、予約注文していた本が届きました。隙間時間にせっせと読んでいて、まだ2章ですが、まわりにお薦めしたい内容です。

仕事とのかかわり

復職後、UXチームがワークショップを運営していたので、イチ参加者として参加したり、アイデアを形にする有志活動の中でデザイナーの方がブランディングを考えるワークショップを開催したりしてくれました。
そのときは、司会のファシリの方に促されるままに、自分の思考が動き出し、他の参加者や仲間が何を考えているのかを知ることで、より理解が深まったり、最終的な成果が導き出されることに感動を覚えました。

SEとしての業務経験では、お客様に問いかけをするというよりは、要件に該当する解決策の候補をいくつかロジカルに用意して提示し、意向を聞いて確認するというプロセスがほとんどでした。結果、お客様があまりイメージができていなかったり、結論の当てがない場合は、設計が未確定な部分が残ったり、関連する他の要件とのすり合わせができず遅延したり、といった問題を引き起こしていたように思います。

1年半くらい前、チーム編成が変わり、私自身もワークショップ運営側へと入ることになりました。ワークショップを色々なお客様や社内向けに実施する機会が多い中、ファシリテーション力をどう磨けばいいのか、よくわからず、サブファシリの立場が多かったこともあり、見よう見まねでやってきたところがありました。

問いかけが非常に重要だと頭でわかっていても、どんなときにどのような狙いでどんな問いかけをすべきか、あまり深く考えられていなかったと思います。

この本では

まだ2章までしか読んでいませんが、自分の中で言語化できていなかった観点が明文化されて腑に落ちた部分がたくさんありました。

対話、というのは、日々付き合いのあるお客様と営業・SEの間ではすでに力関係などが出来ているので、「答えを持ってこい」といったような、お客様の事情を理解していて当然のような空気もあり、難しいと思います。

そこで、第三者のように、お互いをつなぐようなワークショップチームが入ることで、お互いのコミュニケーションが活発になり、各自の認識が上書きされ、”関係性が編み直される”ことへつなげられるのではないか。

問題と課題の違いや、哲学的思考といった部分の説明も理解が深まりました。今までの経験では、仕事では「構造的思考」を使うことがとても多かったけれど、最近は色々な立場に立ったり違う道具を通して考える道具思考、哲学的思考が多くなってきていると感じます。

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私たちのサービスの中で、ワークショップという手段を取る場合の効果としてアピールできる要素を整理して、それらを実際に感じられる、得られるワークショップ設計をしていきたい、できるようになりたいと改めて思いました。