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甲状腺乳頭がんの話 #1

こんばんは。ご観覧ありがとうございます。
本日は自身の甲状腺乳頭がんと橋本病についてのお話をします。

自分は臨床検査技師という職業で、病院で働いています。
臨床検査技師は、心電図とか、血液検査とか、エコー検査とか、様々な検査するお仕事です。

この病気が見つかったのはおよそ3年前のことです。
検査の練習として、職場の病院で自分自身の首のエコーを見ていた時でした。

・・・なんだか参考書の写真と違う?これで合ってるの?

疑問が湧きました。自分の甲状腺は参考書で見る正常な甲状腺よりも、大きく腫れあがっていたのです。もちろん職場の先生にもチェックしてもらいました。

後日、甲状腺の専門のクリニックに行くことになりました。
そこで同じくエコー検査と採血をしてもらったのですが、
エコー検査の時に先生からまさかの一言。

「気になる場所があるので、念のため細胞診を出しましょう。」

細胞診!?
なんとなく仕事柄、分かってはいました。
細胞診に出すということは悪性腫瘍(がん)の可能性があるということなのかも。

※細胞診とは
気になる部分の組織の一部を採取して、顕微鏡で細胞を調べる検査です。
その細胞が良性か、悪性かどうかが分かります。

しかも!甲状腺の細胞診はなかなかホラーです。
首に針を刺して組織を引いてくるのです。。。

めっちゃくちゃ怖かったのですが、その時補助に入って頂いた検査技師さんが(エコー検査もして頂いたのですが)とても優しい方で、
「大丈夫!私もやったことありますよ!」
と声をかけてくれました。その言葉今でも忘れません。お優しい・・!

目の前に迫ってくる注射器を見つつ、ひたすら耐えました。怖かった!
(でも怖さが上を行き、思っていたよりは痛くありませんでした!)

ちなみにこの甲状腺の細胞診、針の穿刺中に唾を飲み込んでしまうと、
最悪出血して大変なことになるのだとか・・・怖
絶対に飲み込むものかと、それだけは誓っておりました。

細胞診の結果については次回に続きます。
(タイトルにもう書いてしまっていますが!笑)

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました!

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