大学院・・・というか、勉強について。(5)

こんばんは、統合失調症の林山将佐です。一日仕事をして、通勤中な色んな想いが込み上げて・・・イライラしたり、しょんぼりしたりしました。でも、これだけは言えると思いました。「勉強を続けていて良かった」と。

会社内でピアスタッフがどう活躍すれば良いのか。まさに前人未踏の課題なので、上司も同僚も手探りです。林山も学術大会で出てみては情報収集をしている。周辺分野の勉強もしてみる。そんな中で「コレは・・・!!」という閃きを得る。

楽しいことです。少なくともピアスタッフは生活基盤というものを整備しないと専業に出来ない。であるから20代・30代でピアスタッフを志願する人もいない。リアルの現場で若い人が集まらない。と、分かったことも勉強を続けたおかげさまですね。

他にも「勉強を続けていて良かった」と想うことがあります。高校受験の地元情勢についてです。

今の時代背景では地方の旧トップ高に行っても首都圏とは大学受験のスタート地点が出遅れ過ぎていて勝負にならない。地方トップ高で頑張ったところもソルジャー採用枠。それならば高卒・専門学校卒で生涯年収1億円を目指そうじゃないか。

・・・と、社会情勢・経済情勢を加味したら受験の傾向が読み解けました。これからもその傾向が益々強くなることでしょう。そのように社会への想像力が出来るようになったのも、勉強を続けたおかげさまですね。

まだあります。統合失調症を「障害の社会モデル」について理解することが大事だと言われ続けて、それが浸透しないのは何故か。そもそも政官学産の主流派にその考え方がインストールされていないからでしょう。それならば先ずお互いのコミュニケーションが大事です。

しかし、政官学産の主流派にしてみれば統合失調症は落伍者・社会不適合者なので、コミュニケーションを取ろうとは思わないでしょう。とすると統合失調症の側から「部分適合」するようにコミュニケーションを図るしか方法論がない。この権力勾配に気付いて下さる一部の政官学産とコミュニケーションできる。まぁ、現実と言えばそうですが、これも勉強を続けたからこそ解り合おうとした努力ですね。

残念ながら日本社会で一発当てて大金を得るような勉強の仕方ではないですが、地味に日本のTPOと社会的文脈と個体差を考える機会に恵まれました。これからも精進したいと思います。

今日も読んで下さり、ありがとうございました。引き続き宜しくお願い致します。我が国の弥栄を祈ります。