
【音楽】「Second Coming」THE STONE ROSES
ローゼズは最初「聴かず嫌い」だったんですよね。まず、バンド名がThe Rolling StoneとGUNS'N ROSESのミックスみたいで「バンド名すらパクリっぽいなぁ」という印象があったんです。当時読んでいた雑誌の「ROCKIN’ ON」でも大絶賛な人もいれば、少し距離を置いた人もいて「んー、評価分かれてるなぁ、よくわからん」でした。ダンサブルでグルーヴィという評価もあれば、牧歌的でエヴァ―グリーンな評価もあってw
で、友人の勧めで聴いてみたら「ダンサブル」も「グルーヴィ」も「牧歌的」も当たってました。音が少しガレージっぽい(スタジオっぽくない)感じなんですけど、やたらと音がうねりまくっている。「Elephant Stone」聴いた時にはおったまげましたねぇ。バンドがやたらと一体感あるのにヴォーカルがヘタウマなアンバランスさも面白かった。これは凄いなぁ、と思っていましたら、そこからバンドは休止し、長いお休みに突入しちゃいます。
私はそこから「ローゼズ欠乏症」になっていきます。新作まだかなぁ、新作まだかなぁ、新作聴きたいなぁ…と、この間が5年間。発売日に買いに行きましたとも。リズム隊のレニ&マニのグルーヴもすごかったけど、このアルバムはギターのジョン・スクワイアの「ツェッペリン好き」な面が前面に出てましたねぇ。グルーヴィでダンサブルなツェッペリンテイスト。ハズレな訳ないじゃん。歓喜しながら毎日毎日繰り返し繰り返し聴きました。他のアーティスト全く聴かないレベルで「ローゼズのみ」の時期があった。誇張なく、そんな日々だったんですよ。
これを聴けばわかる!