【音楽】「DIG YOUR OWN HOLE」The Chemical Brothers
先日、上海電力の記事が橋下徹氏に引用された効果もあって「今週最も読まれた記事」という通知がiphoneに飛んできました。おお、なんか大御所さんにピックアップされると反響凄いな、と思ってnote開きましたら「今月中に記事書くと15ヶ月連続になるよ!」さあ、書け、はよ!」的なメッセージが出てきまして。政治ネタでピックアップしたいもん今はないなぁ、って事で時々書く音楽記事を一本。
私がChemical Brothersを知ったのはoasis経由なんですよね。「Setting Sun」でリアムがゲストVocalやってましたので、私の原体験はこれです。日産のX-TRAILのCMでも使われていましたので、そっちで「ああ、聞いた事ある!」ってなる人もそこそこ多いかな。この頃から、多分「ロック畑の人がやたらとDJやテクノとの融合を図る」に拍車がかかったような気がします。DAFT PUNKやUnderworld、Fatboy Slim、Prodigyあたりはほぼ同年代。重低音の渦、アタック感の強いビート。当時はこういう感じの少し重めのブレイクビーツにエレクトロなサウンドを乗せるのを「ビッグビート」って呼んでました。
その少し前は、ロック畑の人は「生身のビート至上主義」が席巻してて、なんかテクノ畑の人を「機械にやらせて演奏してないじゃん。あんなのニセモノ」みたいな風潮があったんですよ。それ以前にもYMOやKRAFTWERKやMEAT BEAT MANIFESTOなんかもあったけど、少し「好事家の好むもん」な見方が多少なりともありました。だから「ロック畑で大絶賛されていたリアム」がこれに参加したら、雑誌なんかもがらっと論調が変わったんです。
1曲目の「BLOCK ROCKIN’BEATS」の方が当時はよく流れていましたが、イントロの音の高揚感が好きなので、こっちをピックアップ。