【音楽】「Flesh ＆ Blood」ROXY MUSIC

世代的にリアルタイムで聴いていたわけではないのです。BOØWYにドはまりした頃に、氷室さんと布袋さんのお勧めのアルバムをDIGっている時期に出会ったバンドです。多分、グラム、パンク、ニューウェイヴあたりのミュージシャンはこの流れで聴いたのが多かったです。コステロ、XTC、10CC、ROXY MUSIC、DAVID BOWIE、Boomtown Rats、KRAFTWERK他色々…。お二人にはかなり色んな音楽を教わりました。

氷室京介の「Urban Dance」にはROXYのメンバーが参加していますが、これは日本のミュージシャンには出せないグルーヴじゃないかなーと思ったりしました。

その中でも、高校から大学あたりでやたらと聴きまくってたのがこの「ROXY MUSIC」です。初めて聴いたのが、ROXYの完成形の「AVALON」というアルバムだったので「すごくきれいなメロディのクオリティの高い曲を書くバンド」というイメージだったのですが、初期のデタラメな演奏を聴いてびっくりした記憶がありますｗ

それこそ完成度で言うと「AVALON」が最高傑作なんでしょうけど、んで、面白さ的にはには「MANIFESTO」なんでしょうが、私の一押しは「完成直前」の雰囲気が漂うこのアルバム。子供のガチャガチャ感が大人になっていく過程みたいな、ちょうど聴いてた頃の私の状況とマッチしているような。

これはリマスターなのかな？でもオリジナルの古い音源でも、やたらと音がクリアなんですよね。実に不思議なバンドですｗ