【LIVE】REBECCA NOSTALGIC NEW WORLD TOUR 2024.08.13 at OSAKA FESTIVAL HALL

私の大学生の頃の趣味は「LIVEに行く事」でした。色んなアーティストのLIVEに行った経験は「CDでは味わえない何か」を私に与えてくれたなぁ、あれはある種財産なんじゃないかなぁと思う訳ですが、一方で「行っときゃ良かった」と後悔してるものも割とあります。

一回は生で体感したかったなー、と思うバンドも多数あり、その一つがREBECCAでした。そんな中、Xで相互さんがREBECCAのLIVEについて触れておられ、つられて私もこの機会に参戦致しました。「あの時代に経験できなかった事」のリベンジです。

入場前

会場は大阪フェスティバル・ホール。うだるような暑さの中、早めに行って喫茶店で涼もうと思っておりましたら、どのお店も結構な人がいて、なんかめんどくさくなって缶コーヒーで時間つぶし。他の会場のセットリストを見ながら予習、イメトレw

開演前のSEは往年の洋楽ロック連発だったんですが、The Rolling Stonesの「悪魔を憐れむ歌」のあたりで、オーディエンスが手拍子大きくなって、そろそろかな…と思ってたら照明が落ちました。いよいよです。

本編

音楽って「自分がその曲に触れた時代」に引き戻す力があるとは思うんですが、バンドの演奏が「当時を再現できていない場合」は別だと思います。その点では凄く満足、きっちりと「ガキの頃の私」にタイムスリップできました。

1曲目「Hot Spice」から「ああ、これだよ。これがREBECCAだよなぁ」と思わせてくれるクオリティ。プレイヤーは練習していれば衰えないとは思うのですが、Vocalは「肉体的な変化」があるので「ちゃんと声出るのかな」という不安もあったんですが、予想以上にきっちり仕上げてきていた感じです。ハイトーンでもちゃんと安定してました、さすがやで！

LIVEならではのグルーヴィな音の渦を体感できたのは「RASPBERRY DREAM」でした。イントロのリフからやばかったです。今回のLIVEのハイライトのひとつはこれかな。強い強い、うねった音の洪水。楽器の音で言うと、この曲のギターと「Maybe Tomorrow」のアウトロのドラムの強さは印象的でしたね。

「ONE MORE KISS」はちょいハプニングがありました。NOKKOが「あ、間違えちゃった」と（歌詞かな？）曲が中断ｗ 再開したあと、NOKKOが客席に降りてきました。歌いながら会場を練り歩くNOKKO。私は少し離れた場所だったんですが、近くの人はテンション上がっただろうなぁ。

個人的に今回のLIVEで一番かっこよかったのは「MONOTONE BOY」でした。なんかタイトな、贅肉をそぎ落としたかのような、それでいて強度が増しているような、原曲の力強さを増幅させていたように感じました。

終盤に「フレンズ」です。REBECCA最大のヒット曲ではありますが、正直私の中では「聴きすぎて飽きた曲」という位置づけでした…が、LIVEで聴くと違った。イントロの音が鳴った瞬間に全身が歓喜したような気がしました。そして立て続けに私が最もお目当てにしていた、「PRIVATE HEROINE」が。

アンコールは「OLIVE」、そして新曲・現在進行形のREBECCAの「Daisy Chain」にて終幕。幸せな2時間を過ごしました。

私の「ずっと生で聴けなかった」のリベンジがようやく完遂しました。想像を上回るくらいきっちり仕上げてきていたし、リズムもビシバシタイトで、ギターも縦横無尽に暴れまわってて、NOKKOのVocalもハイトーンでもぶれなかった。語彙力がない表現ですが「最高」でしたよ。

是永さんのXポストより

LIVE終了後

最前列で踊りまくってるかっちょいい男性がいたんですよね。体も大きめで割と目立ってたんですが「ああ、あの人満喫しまくってるなぁ」と思ってたら、舞台袖に引っ込む間際のDr.の小田原さんからスティック貰ってましたｗ

あれ、舞台側から見てもきっと目立ってたんだろうなぁ。「楽しんでくれてる」ってアーティストから思ってもらえたんだろうなぁ、と思うと、少し羨ましかったです。

汗を乾かす感じの夜風が気持ちよくて、鼻歌交じりで帰りました。
楽しかったよ！

SETLIST

SETLIST

最後に伝説の早稲田LIVEの「Privete Heroine」貼っておきます。