移住したいランキング1位になった原村ってどんなとこ?
首都圏と地元の治安について調べていたらふとこんな記事が
なんと、長野県の原村が幸福度ランキング全国1位らしい?!たしかに軽井沢よりもお金が掛からないのにリゾート地ぽいゾーンがあったのは知っているけれど…なんで?
…ということで、そんな全国から選ばれた原村を今回はご紹介していこうと思います。
ネットの記事やニュースに加え、僕自身の原村の印象とオススメスポット、インフラや東京へのアクセスなど、原村移住を検討している人が気になるであろう情報を載せていこうと思いますので、ぜひご覧ください。
原村の立地
原村は長野県の南信に位置していて、西に行くと諏訪市があります。諏訪市と言えば
諏訪湖の花火
諏訪大社
新海誠監督の『君の名は』で知られる立石公園
ゆるキャン△
などがあり、長野県民からするとまあまあ有名になってきてるかな?くらいの都市です。
そんな諏訪市でも長野県の中ではまだ他に観光地として確立されているであろう場所はたくさんあります。原村なら尚更
「移住した人はどうやって原村を知ったんだろう?」ってくらい、こう言ってはなんですが、地味というか注目されるポイントが地元民としてパッと思いつきません。
ここからは原村がどんな政策をして、移住先として注目されてきたのか上げていきたいと思います。
原村の推しポイント
原村についての推しポイント。ここからはニュースなどで取り上げられた”客観的に見た原村の良いところ”を上げていきたいと思います。
なにもない
1つ目のポイント”なにもない”
これは一見マイナスな要素に聞こえるかもしれません。
原村の幸福度についてネットニュースの記事ではこんなことが
これは原村の地元不動産の社長さんが移住したい人たちの問い合わせを受けての感想。
これを聞くと東京で成功したからこそひっそりと暮らしたい。あえて軽井沢じゃない理由も納得です。
インフラの問題は麓の茅野市や諏訪市までいけばある程度は事足ります。スーパーやコンビニなど最低限のインフラなら車で5~10分ほど、そこが原村でないというだけで、割と近いです。
あくまで原村(移住ポイント)にはなにもない。僕が実際に行ってみてもその良さは充分に伝わってきました。
⇛詳しくは原村の推しポイント』を
ゆるい自治会
これは都会の人はイメージしづらいかも知れません。地方には昔からのルールとか自治会費みたいなのがあって、それが地元の若い世代の人にとってのネックになっていたりします。
”郷に入れば郷に従え”である程度仕方がないことかも知れません。しかし、この原村はそのしがらみが地方地域においてめちゃくちゃゆるかったりします。
僕の住んでいる佐久市を例に挙げると、どこに住んでも“区会費”とか“町内会費”みたいなものが月に300~800円ほどかかります。
会費が一番少ない300円台だったとしても年間に約3600円、それを原村は2000円で済みます。
そして、東京から移住してきた人の話によるとそこに住んでいると言うだけで地元の役員やなにかしらの行事に参加しないといけないらしいです。当番制で回ってくるといっていました。
それを考えると原村の自治会ルールはかなりフリーな方。佐久市も見習ってほしいです^_^;
都会の方ではそもそも”自治会費”みたいなものがなかったりもするみたいなので、これを緩いと取るかどうかは人によるかもしれません。
ただ、地方のどこかに移住したいという考えを持っている人にとってはかなりのメリットと捉えていいと思います。
個人的な原村の推しポイント
僕は幸福度ランキング全国1位になったりテレビで取り上げられる前に原村は知っていました。
同じ長野県だから当たり前と思われるかも知れませんが、そもそものきっかけはそこに観光したいと思っていったわけではありません。
たしか諏訪に遠出しようと思っていたときに途中少し道を間違えて迷ったことがありました。
そのときにすごいスッキリしていてまっすぐな、ドライブに最適な道路に出会って「ここってなにがあるんだろう?」時になって寄り道したのがきっかけ
誰からも教えてもらうことなく、偶然に見つけたその隠れ家的な原村の個人的推しポイントをいくつかご紹介します。
気持ちのいいまっすぐな道
原村を知らない人にとってはもしかしたら山の中にある生活には不便な場所なのかもと言う印象があるかもしれません。
TBS NEWS DIGのニュース内で「なにもない」なんてワードができたりするので、そう思ってもおかしくありません。
でも、実際はそんなことはなく、どちらかというと山の中腹の部分を開拓してまっすぐな道を作り、そのまっすぐ大きい道が茅野市との動線の役割も担っていてインフラ的にもまったく不便な印象がありません。
あくまで原村のゾーンにはなにもないだけで、孤立した限界集落のような寂しい感じは全くないです。
原村をGoogleマップで調べていると八ヶ岳西麓広域農道という長い道路が目につくと思います。
この道沿いに原村を象徴するたくさんのお店があり、また道自体もまっすぐ広くて、走っているだけで気持ちいいオススメポイントです。
この八ヶ岳西麓広域農道をたどっていくと茅野市のリゾート開発地域や、その先はビーナスライン、白樺湖、霧ヶ峰などへ続いていくのでGoogleマップを見ているだけでも楽しい。
旅行の計画を立てるならこの道路沿いを参考にしてぜひのお店を探してみてください。
ところどころ点在するペンション
その八ヶ岳西麓広域農道を走っていると脇道があり、そこを少し進んでみると誰かの別荘地やペンションがよくあります。
僕はここシンプルに迷い込んでお邪魔したことがあるのですが😅、そのくらい途中まではふつうの道路かってくらいまっすぐ整っている感じです。
本当に何もないところで優雅にひっそり地方移住生活を楽しんでいるのが伝わってくるので、羨ましくなると同時に「たしかに選ばれる理由が分かるな」という空間です。
もし、原村に出かけることがあったら見ているこっちも安心できるその景色を一度堪能してみてください。
808Kitchen&Table
原村に出かけるならまずここ!という分かりやすいポイントにある。物産店とレストランのゾーンです。
Googleマップを見て貰っても分かるとおり、かなりのゆとりのあるスペースで旅行に来たときの休憩ポイントとしても最適。
ただの物産店だけじゃなくて地元でとれた食材を使ってレストランやカフェもあるので、存分に原村を感じることができます。
詳しくはこちらにURLを貼っておきます。
片田舎の昔からある食堂という雰囲気ではなく、ちゃんとオシャレに整っている空間を提供してくれます。
何もないけれどリゾート地を感じられる空間
これが原村の一番の魅力かもしれないです。
デリカフェK
僕のオススメのお店
808Kitchen&Tableの近くの大きい交差点を東に進んでいくとある空間
初見だと手前のペンションゾーンをどう抜けるかで少し辿り着くまで手こずるかも知れません。
けれど、抜けた先の開けた空間は知る人ぞ知る解放的な空間が待っています。
レストランでは808Kitchen&Table同様、地元の食材を使ったこだわりのメニューを堪能することができます。
詳しい情報はこちらのお店のサイトから
まとめ
他にもオシャレなカフェやくつろげるパン屋など、なにもないながらしっかりリゾート地として確立しています。
僕の印象としては人のいない軽井沢という感じです。ほとんど誰にも知られていないし、人であふれかえっているわけではないけれど別荘とかお店のタイプなどは軽井沢に似ているなと
幸福度ランキング全国1位について取り上げてくれているYouTubeのニュース動画があったので、気になる方はこちらもぜひ参考にしてみてください。
訪れたのは30代の頃なので、若いから魅力を感じないってこともないと思います。原村も軽井沢同様、長野の中では東京よりなので比較的アクセスはいい方かと
地方に住んでいる僕でもこの空気は魅了されてしまったくらいなので、移住目的でなくても原村はぜひ一度訪れてみてほしいところです。