初心者におすすめ!USヒップホップ曲
ここ数年で一気にメジャーなジャンルに躍り出たHIPHOP
普段、まったくHIPHOPを聞かない人でもお店の有線で聞いたり、
TikTokで流れてきたりして聞く機会も増えたのではないだろうか。
日本ではCreepy Nutsが空前の人気だが、世界はどうだろう。
HIPHOPの本場といえば、アメリカである。
アメリカでは、ポップスやロックを抑えHIPHOPが一番の人気ジャンルとなっている。
そこで、普段からUS HIPHOPをよく聞く筆者がおすすめする初心者でもはまりやすい曲を紹介しよう!
※歌詞が過激なものが多いので、聞く場所にご注意ください。
1.Travis Scott - goosebumps
まず、ヒップホップを語るうえでかかせないのは、Travis Scott(トラヴィス・スコット)だ。
フォートナイトやナイキのスニーカーコラボで瞬く間に日本で人気になったので、彼の名前を聞いたことある人も多いのではないか。
私がおすすめする曲は、"goosebumps"だ。「鳥肌」という意味のタイトルであるこの曲は、彼が人生で一番のどん底に落ちているときに寝室で書いたといっており、不安定な精神状態が歌詞に反映されているラブソングである。
また、後述するがKendrick lamarがフィーチャリングで入っており、二人の対照的な声のトーンが不気味な曲調をさらに加速させている。
Youtubeに和訳動画があるので、歌詞の意味に刮目しながら聞いてほしい。
2.TYGA - Taste
真夏の海岸沿いで、爽快な音楽を聴きたい。
そんな人には、TYGA(タイガ)を強くおすすめする。
USに少し詳しい人なら、夏といえばTYGAと答えるだろう。
というか、夏以外にたぶんTYGAを聞いている人はいないと思う(笑)
今回紹介する”Taste"は、MVもぜひ見ていただきたい。
ほぼ、アダルト動画である(笑)
ただ、曲自体は最高にイケている。
夏に友達と海に行くときに流したら盛り上がること間違いなし。
3.21Savage - redrum
次におすすめする曲は、21savage(21サヴェージ)の”redrum”だ。
彼が今年リリースしたredrumは、瞬く間に世界中で大ヒットした。
redrumとは、murderを反対にした俗語で、意味は同じである。
21savageは過激なリリックで有名である。過去には「オサマビンラディンからサイン付きの銃をもらった」や「裏切者は始末してやった」など嘘かと疑うようなリリックを綴っている。
本人も、自身を「ギャングスタ」と語っており、本場のギャングのリアルを垣間見ることができる。
4.Lil Durk - All My Life
この曲は、聞いたことある人も多いのではないか。
一時期は、日本でもよくあちらこちらで流れていた。
一度耳にしたら口ずさんでしまうような覚えやすいメロディー・考えさせられるリリックは世界中の人の心と心をr繋げた。
また、2024年10月、Lil Durk(リル・ダーク)は殺人依頼容疑で逮捕された。
有罪となれば死刑か終身刑と噂されており、注目が一層集まっている。
5.Kendrick Lamar - Not Like Us
最後はもちろんこのラッパーだ。
US HIOHOPを語るうえで欠かせない人物”Kendrick Lamar"(ケンドリック・ラマー)である。
ケンドリック・ラマーの特長はなんといってもリリックに込められた意味だ。どの曲でもいいが、YouTubeにある和訳動画を見てほしい。すべてのリリックに意味があり、無駄なバースが一つもない。さらに、そこにダブルミーニング要素もあり、絶対に一回聞いただけではリリックの本当の意味の理解することができない。何度も聞いて、「そこってそういう意味で言ってたのか!」と初めて気づくことができる。
今回紹介するのは、今年の5月リリースされた”Not Like Us”。
ラッパーのドレイクに向けたディス曲で、MVは公開から3か月で1.6億回再生されている。
ケンドリック・ラマーは昨年来日し、日本でライブもおこなっている。
実は、筆者もそのライブを見に行った。
本物の神様を拝めたような気持になった。
圧倒的な存在感、ラップスキル、リリックへのこだわり、、、
どれをとっても今のHIPHOP界の頂点ではないかと感じる。
実際のライブ映像は私のYouTubeチャンネルに載せているので、興味があれば、ぜひ見ていただきたい。
最後に
いかがだっただろうか。
日本では、まだあまり馴染みのないUS HIPHOP
だが、一度ハマると抜け出せない中毒性がある。
今回紹介した曲は、比較的最近のものだがHIPHOPの歴史はかなり深い。
時代の変化に伴い多岐に渡る変化をみせ、多くの人を魅了してきたカルチャー。今回は、そのほんの一部をお伝えした。
少しでも魅力が伝わっていれば、筆者としてうれしく思う。
また、自分の好きなスタイル、ラッパー、ジャンルを探してみることも楽しいので、ディグって(発掘して)みてもらいたい。