新年会
今日は新年会があった。
毎年大勢の親戚と、大量の料理を食べる。
私はこの催しが大好きだ。
新年会、春彼岸、お盆、秋彼岸
何かにつけて集まっては、大量の料理を食べる。
全員で集まると20人弱になるし、さながらサマーウォーズの様である。
新年会以外は、必ずお墓参りをしてからご馳走を食べる。
私はお墓参りも大好きだ。
お墓は線香の香りと静か過ぎずうるさ過ぎずな雰囲気がとても落ち着く。何の宗教を信じていますか?と聞かれたら答えられないけど、お墓や仏壇の前で手を合わせるとスッキリする。亡くなった人達の目があることを感じて安心するし気持ちが引き締まる。綺麗に生きたいと少しだけかっこつけられる。
お墓参りを終えたらご飯を食べ始める。
出てくる料理は祖母が前日から仕込んでくれたり、叔母が作ってくれたり、それぞれの家から持ち込んだりする。お寿司を買ったりした年もあったかな。
全員が席に着いたら、大人はお酒を、子どもはお茶かジュースを掲げて乾杯する。
「かんぱーい」
祖母を筆頭に母方の親戚はかなりグルメだ。
料理も上手で、私たちもその血はしっかりと受け継いでいる。
料理ってなんであんなに面白いんだろうな。
毎日作るとやってられるかと思うけれど。
うちの祖母は作りたがりで、大量の料理を作りきってもまだ作る隙を伺っている。以前、テレビを見ながら「美味しそうな卵焼き」と呟いたらすぐに出てきてドン引きした。ほかほかで美味しかった。
人数も料理の量もクオリティもすごいのだが、何よりすごいなと思うのが親戚以外も参加OKなところだ。「あ、なんか知らない人がいる」みたいなことがある。誰かの友達とか。けどみんなあまり気にしない。
今後誘われた誰かは誰でも気軽に参加して欲しい。
ご飯が好きなら大歓迎だ。