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映画#36 アングリースクアット 公務員と7人の詐欺師

地方の税務署員である熊内(内野聖陽)は、天才詐欺師氷室(岡田将生)に自動車販売詐欺でまんまと騙されて、大金を盗み取られる。親友の刑事の手引きで氷室を追い詰めた熊内はに氷室は、「おじさんが追っている脱税王を詐欺にかけて、脱税額と同じ10億円を盗んでやるよ」と詐欺に誘われる。公務員としての立場と、脱税王に対する憎悪の中で、この話に乗った熊内。
氷室はこのコンゲームのため、やり手の詐欺師7人を集めて、詐欺集団「アングリースクアット」を結成、巨悪に立ち向かう。
「オーシャンズ11」「コンフィデンスマン」など、詐欺師の映画はとっても面白い。その詐欺の手口には、ほぉーと正直感心してしまうし、それに乗っかるカモをみて「バカだなぁ」と笑ってみたり。実際に詐欺が始めると、いつバレるか、わずかなほころびに、ハラハラしながら最後まで観てしまう。その意味で、面白い映画だった。最後の現金10億を回収する手段には、笑いとともに痛快感があふれ出した。

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