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雑食オタクがある2日間で感じた、"好き"の先にある奇跡。


ご無沙汰しております。


初めて当方のnoteをご覧になった方に
軽く自己紹介をすると
当方は性別、界隈等関係なく
好きなアーティスト、タレント、コンテンツがある
"雑食"のオタクである。

この記事については
「オタクをしているとこんな日もあるのか、、」
という私の感情がジェットコースターのようだった2日間を
備忘録として残しておこうと思う。




2024.9.26  14:35



この日は劇団☆新感線の作品
『バサラオ』の東京千穐楽であった。
この作品は大好きな俳優中村倫也が出演している。
(この記事を投稿している時には
全97公演の大千穐楽も終えている)


「私の今夏はバサラオと駆け抜けた」
と言っても過言ではないほど
初日の博多座から東京明治座まで足しげく通った。
ラストの大阪公演を控えていたが
当方はこの明治座千穐楽をもって
観劇予定が終了していたため
勝手ながらの「達成感」があった。

公演期間中は台風上陸や、
他の作品・劇場では体調不良による
キャスト変更が多くなされている中、
休演せず、一人も欠けることなく日程を終えた。

新感線千穐楽の名物である煎餅まきを
上の席から見ながら
安堵の気持ちに浸っていた。

ちなみに初めて新感線の作品に触れたのが
中村が出演する2016年の『Vamp Bamboo Burn』であり
『バサラオ』と同じく主演が生田斗真である。
その際に感じたエンターテイメントを
「浴びている」感覚が忘れられず
「いつか新感線作品を最前列で見たい」という夢ができた。
その後中村が主演を務めた『狐晴明九尾狩』だけでなく
『髑髏城』シリーズ等多くの作品を観劇をしたが
今回の『バサラオ』でその夢を初めて果たす。
当方の中でも特別な作品となった。
中村演じるカイリという役は裏切りを重ね、
そして儚い(というよりは自業自得?)な最期を迎えるという
「この演技をする中村倫也が見たい」が詰まっており
初見から千穐楽の回まで毎度ワクワクとゾワゾワが混在し
鳥肌がたつ演技、殺陣、歌声に魅了された。

この余韻のまま夕食は
ともに夏をバサラオで駆け抜けた友人たちと
感想や各地での思い出を共有し
"当方にとって"の『バサラオ』が閉幕した。
(こんな書き方を旧Twitterでリプライしたら
ひと昔前の中村であれば引用され
「終わってねーよお!」って返事がきちゃうな。。
なんてことまで思い出したりして。)
※実話です。笑




2024.9.26 21:00



そんな宴の帰路で、ある発表がされた。
10月から開催予定であったバンドAliAの
全国ツアー中止の知らせだ。
まさに青天の霹靂である。


AliAとはVo.AYAME、Bass.SEIYA、Key.TKT、
Vn.RINA、Gt.ERENの5人からなる
ハイブリットロックバンドである。
「かくれんぼ」という曲がショート動画のBGMとして
よく使用されているので
聴いたことがあるという方もいるかと思う。



ツアー開催1週間前にして中止、、
理由は「AliAとしてパフォーマンスをする完成度に至らず、
公演の実施することが難しいという判断」だという。
こんなことは初めての経験だ。



え。そんなこと、、あるのか。。

ファンとしてツアーや公演のお知らせがあってから
当日を迎えることが
言ってしまえば"生きがい"として過ごす。
特にAliAにとって、昨今のワンマンライブとしては
Zeppツアーを行っていた中で
今回は久しぶりに比較的キャパシティが少ない
ライブハウスを回るツアーということもあり
楽しみの度合いも一味違うものであった。

残日数が厳しかっただけに、まず
各地への遠征旅費のキャンセルを
しなければならない。

全て終えてひと段落したと同時に
一気に中止の実感がわいてきた。
正直、その直前から気になる動きはあったものの
今になってもどのような言葉で気持ちを
表せばいいのか正解が見つからない。
カレンダーを開けば行くはずだった日の
無効となった電子チケットのURLや
公演情報、予約した交通機関のメモが残っており
「本当なら今ごろ。。」となる毎日だ。

ただ、今回のことで当日を迎えることができるというのは
「当たり前ではない」ことであると
改めて認識しなければいけないと強く感じた。
そして活動が続いていることが
どれだけ「"奇跡"なことであるか」もである。

バンドの紹介文を見て感じた方もいるかもしれないが
AliAには正式なドラマーはいない。
正しく言えば「い"た"」。
去年の結成5周年を機に、脱退しているのだ。
(現在ライブ時にはサポートを入れている)
いつどのような別れが来るかなんて
想像はできない。したくも無いのが本音。
だが、そうはいかない。

毎日が奇跡の連続なんだと強く再確認することとなった。


2024.9.27 18:00



noteで記事を書くきっかけとなり
私が応援しているOWVという
ボーイズグループのメンバー本田康祐が座長を務める
『戦国妖狐 THE STAGE』の初日を迎える。


同名作品が漫画が原作、アニメも現在放送しており
人気がある作品の2.5次元舞台である。
私は両親の影響もあり、
同世代に比べてアニメ、漫画、ゲームを通ってきておらず
こうやってオタクをしていなければ
出会うことのない空間だと実感する。
(それこそライチ光クラブを観劇したとき以来??)
(それも中村倫也きっかけ。。。)

稽古期間の際も本田本人からの発信で
初挑戦した殺陣の話をよく聞いていたこともあり
かなり期待値が高くいた。

初日を迎えるにあたり、加入していたサブスクで
アニメを最新話まで見ることができたので履修をした。
気づけば今も毎週最新話を追っているほどハマっている。
(1番好きなのは、なう)
(ぬいぐるみの再販を切に願っている)
その時に殺陣はもちろん、演出をどうすのかが
とても気になった。
(ストーリーを知っている方向けにいうと
一番は「精霊転化、その後をどう見せるのか」)

実際にはプロジェクションマッピングと
小物等を使用した早着替えによって実現させており、
特にオープニングのウィッグまで変えてたことには
とても驚いた。
(キャストの方の後日談でそのシーンを行うまで
道のりを聞いて尚のこと感動する)

そして本田からも見どころとして挙げていた殺陣は
本当に初挑戦とは思えない手捌き足捌きであった。
素人ながらにも、殺陣のシーンがある舞台作品は
当方は一般的に比べれば触れている方だと思うが
歴代観劇した作品と比べても
かなり上位の裁きであったと感じる。

作品にかけていた思いを
ファンサイドからではあるが見届けていた中で
無事に初日の幕が上がったことに
まず、とても安堵と感動が押し寄せてきて
観劇後、正直放心状態であった。

その後無事作品も千穐楽までかけぬけ
成長した泣き虫な座長の姿をみれてほっこりもした。


当たり前じゃない



ここまで長文を勢いに任せて文字にしているのだが
やはり好きなアーティスト、タレントがいること自体
とても恵まれた環境にいるし、
その人たちと同じ空間を過ごすことができるのは
どれだけ奇跡なのかを痛いほど実感した2日間だった。


最後に



これからも自由気ままに
書きたいことがあった時に更新します。
(多分、次はすぐに来る笑)
OWVごとがこれからもメインだと思います。
これからだと王舞祭もあるし
まずFrontierが私にとっては
激エモすぎるのでどこで投稿したいと思います。
あと来週、念願の、、の場所にも行くので
もしかしたらそれも。

それでは。






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