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【Tableau初心者】Snowflakeに接続してデータの可視化をしてみよう
はじめまして。
現在DATA Saber - Bridge 3rdに参加しています、唐内です。
Ordのデータソースは事前にファイルとして準備されているものが多く、サーバーに接続しないなと思い、今回はサーバー接続に関してSnowflakeを接続先として接続方法をゆるーく書こうと思います。
そもそもTableauで接続できるデータって何?
Tableauの公式ドキュメントにTableauで接続できるデータの一覧があります。全て数えてみたが、97個ありました。多すぎんだろ…..
データソースの種類を大きく分けるとファイルとサーバーの2つに分けられます。
ファイル
Excelやpdf,またはcsvなどのテキストファイルが含まれます。
今回のブログを書くにあたって初めて知ったが、Rデータファイルなどの統計ファイルやEsri シェープファイルなどの空間ファイルなども接続することができるそうです。Rserveが使えることを考えるとTableauはRととても親和性が高いことが分かりますね。サーバー
OracleやIBM DB2などのデータベースや、Amazon RedshiftやGoogle BigQueryなどのデータウェアハウスだけではなく、Google ドライブやOneDrive、Boxなどのクラウドデータストレージや、Google アナリティクスやLinkedIn Sales Navigatorなどのサービスに対応しています。数が多すぎて、知らないツールばかりでした。
いやーこんなに種類が豊富だとは知りませんでした。
今回はサーバの1つであるSnowflakeに接続する方法を簡単に書いていきます
SnowflakeとTableauの接続方法
SnowflakeとTableauの接続方法をゆるーく、わかりやすーく説明します。
実行環境
OS:Windows 10
Tableau Desktop:2024.3
事前準備
Snowflake ODBCドライバをインストールする必要があります。
ODBC(Open Database Connectivity)ドライバは、データベースとアプリケーションをつなげる通訳者です
例えば:
データベース(Snowflake)という「データの倉庫」があり、「データの保管方法」が決まっています(専門的な言葉や形式がある)。
Tableauという「データを見るアプリケーション」があり、「データをグラフや表にする方法」が決まっています。
この2つは そのままでは直接つながらない ので、ODBCドライバは、データベースの言葉 と アプリケーションの言葉 を変換して、通訳者として両者がデータをやり取りできるようにサポートします。
てことで、こちらのリンクから自分のPCのOSに適したODBCドライバをダウンロードしインストールしてください。
接続手順
Tableau Desktopを開いて最初の画面で、接続>サーバーへの下にあるSnowflakeを選択します。
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以下画像のようなパラメータの入力を要求されます
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入力パラメータの軽い説明
サーバ
Snowflakeのサーバ名
以下のうちどちらかをsnowflakeのURLから判断して入力
<組織名>-<アカウント名>.snowflakecomputing.com
<アカウントロケーター>.snowflakecomputing.com
役割
Snowflakeの使用するロール
入力必須ではない
ウェアハウス
Snowflakeの使用するウェアハウス
入力必須ではない
認証
Snowflakeへの認証方法
以下より選択(選択するものによって入力パラメータが違う)
OAuthでのサインイン
IDP からフェデレーションを有効にする場合は、この方法を使用します。
ユーザ名とパスワード
ユーザーの認証資格情報を Snowflake に保存する場合は、この方法を使用します。
Oktaユーザ名とパスワード
Okta を使用して認証を管理する場合は、この方法を使用します。
キーペアを使用したサインイン
セキュリティ接続をさらに強化するために、パブリック キーとプライベート キーのペアの認証資格情報を使用します。
これらを入力すると以下のようなデータソース選択画面になり接続成功!
(隠している部分はサーバ名)
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以上で接続手順は終わりです。
お好きにデータソースを選択して、データを活用しちゃってください。