映画かよ。批評家HASECCHOが斬る。ep55「パターソン」
お待たせしましたー! ep55「パターソン」のHasecchoさんのレビューが到着! 誰も気づかない映画ネタを拾ってくれたり、音無しで見て欲しいなど、Hasecchoさんらしいレビューですが、今回サポート役として光った亜美へのヲタ愛も炸裂しております!
ここからHasecchoレビュー ↓
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映画かよ。-Like in Movies-
シーズン3、ep55
「パターソン」
アミの優しさ爆発回。
オープニング、ミノル渾身の香りの詩を考えている時に隣に無言でいるアミ。
これが優しいんですよねー。
良い意味で無関心ですよね。
隣にいる人が何かしているならこちらも携帯見とこ、で安心できる沈黙。
55回を重ねる映画かよ。、今回のエピソードで発揮するアミとミノルの熟成感。
何も言わずとも通じる仲睦まじさ。
ここでハセッチョの映画かよ。のもう一つの楽しみ方講座ー!
実は映画かよ。は音無しで観るのも面白いのです。
我慢してオープニングだけでも音無しで見てくれませんか。
音無しで観ると今回は特にアミの優しさが滲み出てるんですよ。
ミノルがあーだこーだ言っているときにもちゃんと顔を見てあげてるし、手元も見てあげてるし。
ミノルの一挙手一投足を認めてあげてしかも押し出してあげてる、まるで女神!
そんな楽しみ方もあるので今までのエピソードはもちろんこれからのエピソードも音無しで観てみてください。
無音おすすめエピソードは ep26「私は告白する」の15:35から1分間
ep38「ラストサマー」の0:51から4:08 です。
みんなの表情が好き。
さて、そんな変な楽しみ方は置いておいて、
今エピソードでは詩にハマるミノルですが、詩の先生と公園で出会った時に自己紹介で 「ミノル、ナカマミノルです。」 ってジェームスボンドを気取ってましたよね。
#007 が挿入されませんでしたが、あれは絶対ミノルボンドでしたね。
パターソンだけでなく007にも影響されているミノルでしたね。
そして今回“も”登場する浅尾。
あいつだったのか、まさかそんな伏線というか初登場を迎えていたなんて。
初登場の印象の割には彼女を大切に思う良いヤツ感出してましたね。
そして映画かよ。では実は珍しい方言キャラですよね。
関西弁の言葉回しにミノルが一瞬つられていたような気もしますが、方言ってそれだけでもキャラが立つから貴重ですね。
ミノルも実は出身が東北で…というような部分を出してそのキャラが役立つエピソードも出てくるかも。謎解きみたいな。
砂の器的な。
そしてやっぱり優しいアミ。
ちょっと厄介な浅尾救出作戦を企てるんですが、その理由が「映画が好きだから」。
映画かよ。ですねー。
映画オタクですねー。
救出作戦では文学女子を装うアミ。
アミを演じる森さんの美人さが際立ちます。
個人的にこのエピソードで1番好きなシーンはこのあと。
浅尾を助けたあと、3人の会話でミノルが
「アミが言い出しっぺだから」
って言った後のアミの眼鏡クイッ。ね。
ここ可愛いわー。
アミがドヤ感を素直に出せなくて、精一杯の遠慮がちなドヤ。
そして別れ際の手を振るところ。
どうしても人に冷たくできない感じの優しいアミが詰まってて最高です。
ちょっと浅尾みたいな粗野な感じの人と合ってそうとか思っちゃったり。
そしてここまで読んだみなさんエンドクレジットまでちゃんと観ましたでしょうか。
次回の予告がありますよ!
次回も色々起こりそうですね。
いや、待てよ。
今エピソードの詩は誰が書いたんだ。
香りの詩も友へと会いに走る詩も駒谷監督が書いたのか?
センスはあるのか…?(笑)
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