「ナミビアの砂漠」を見た人は読んでください

ふあん : わたしのこころがからだが安定しないこと。それはあなたのせいでもあること。

ナミビアの砂漠を見て、まずわたしが考えたことがコレ。不安定なカナを、不安定なハヤシ（2人目の彼氏）を見て、そうおもったの。

カナは自分のことだれにもはなしてなかった。
なにがうれしくて、なにしてるときがしあわせかってこと。すきってことばさえも。だれかにつくすこともしなかった。なにかをやってもらう、尽くしてもらうことが前提で、それが見ていてかなりつらかったのだけど、だれにも尽くそうとしてなかったね。

カナをいちばん安定させていたのはだれなのだろう。カナをいちばんふあんていにさせていたのはだれなのだろう。
わたしは、ひとりでいる時のカナがすきだとおもった。安定していると思った。くるしいんじゃなくて、うつくしさをかんじた。

カナの中にある宇宙は広いのだと
砂漠の実況中継を見るカナを見て気づいた。

その広大な宇宙を押し広げてくれる相手なのかな、ハヤシは。1人目は。

とかかんがえながら、彼氏と語る。
中絶と風俗についてのはなしは彼氏と意見が分かれた。わたしは中絶の方が100倍くらい風俗より重く捉えていたけど、かれしは話し合いのものでの中絶の判断より、風俗で売春的な行為をしてしまう方が重いといっていて、どっちが正しいとかないし、その違いがおもしろかった。ドラマ1122でも、この風俗に対する男女の価値観の違いが描かれていた。このもんだいは根深いのかも。

カナは21歳。
わたし20歳。
わたしもカナもまだヤングベイビー。
これからだね。