山下美月 卒業コンサート
遂に終わってしまいましたね。
初日は配信で見ました。
初日はとにかく楽しく。
本番直前の前夜祭のような。
“今の山下美月がやっておきたいこと”
これを全て詰め込んだようなライブでした。
セトリや演出に深く関わって作り上げた舞台にデザインした衣装で登場。
作詞・振付をした「恋山病」、そして軍団文化の継承で生まれた山下軍団。
VTRも最高でしたね。
某着せ替えゲームのパロディ、ヤマアンドベリーや楽曲導入の高校生ショートドラマ。
演技力もここに披露。
「このライブを2日目は越えられるのか!?」
そう心配になるくらいの完成度。
そして私は2日目は現地で。
個人的に乃木坂46の東京ドームに行ったのは3回目かな。
自分でもよく分からない高揚感と緊張感と不安でした。あと声援でメンバーの声が聞こえないって初めての経験だったかも。
凄い声援だったな。
振り返ってみると1日目とは全く違う色合いのライブだったなと思います。
1曲目は3期生だけで「三番目の風」。
山下さんの煽りでスタート。センターモニターには過去の「三番目の風」の映像。
あんなにガチガチだったのに、今はこんなに堂々と東京ドームのステージに立っている。
そう思うと、もうウルウルでした。
卒業コンで披露するのは大園さん以来の2度目。
卒コンでしか出ないこの曲の魅力って
明るいと悲しいの混在。
曲の盛り上がりと反比例して終わりに向かっていく辛さが滲んできて。
それでアウトロが「あ、終わる」っていうのを際立たせるんですよね。
この混在が今思えば、1曲目にして2日目のライブの全てを体現していた気がします。
「ファンタスティック3色パン」
「言霊砲」
「1,2,3!」
いつもなら楽しいだけなのに、同期からの言葉が心に届いていく感じ。
同期、そしてキャプテンとして見てきた梅澤さんの言葉。
明るく語りかける与田さんから感じる寂しさ。
隣で戦ってきた戦友、久保さんの手放しの賛辞と伝えて来れなかった事。
楽しいと思ったら寂しい。
寂しいと思ったら楽しい。
もうこれの繰り返しで私は多分、感情が揺さぶられすぎて瞬間的に思考停止してることが多かった気がします。
1番顕著に思考停止してたと感じたのは「心にもないこと」が大好きなのに、曲流れた瞬間の全く反応できてなかった時。
頭がボーッとしちゃってたなぁ。
やっぱり「不眠症」「未来の答え」が見られたのは嬉しすぎましたね。
くぼしたは最強でした。
最後、一ノ瀬さん、賀喜さん、りりあさんの山下さんへの言葉。
色んなものを抱えて、色んなことを乗り越えて。そして後悔をしながらみんな歩んでる。
アンコールラストは「チャンスは平等」。
あの曲のライブ映え凄いよね。
みんなで「げっだーん」とかサビ前をコールするのも楽しいし!
ライブでまた聴きたいなー
山下さんは初日に降りてきた月に乗ってステージを去りました。
それを見送った久保・梅澤。
白石麻衣卒業シングルの次が
「僕は僕を好きになる」でした。
フロントに選ばれた3期生、久保・梅澤。
そしてセンター山下美月。
紛れもなく先陣を切ってきた3期生。
道は分かれても全員、応援しています。
卒コンを終えてみて、あまり実感が湧いていないのが正直な感想です。
卒コンの日に「これが最後」という乃木メがあったのですが、翌日に「おはよー」って送られてきて。笑
ずっと挨拶は「おはやま」「おそやま」だったので「おはよー」の一言に卒業を感じたものの、肩の荷が下ろせたみたいで嬉しい1通でした。
優しいね。ありがとね。
実感がないと言いつつ、チョコラBBのCMを凝視しちゃうのは、どこかしっかり実感してるんだなと思います。
これからライブで見られないのは勿論だけど、メンバー同士の絡みが見られないのが悲しいよね。
いつかどこかで見られたら嬉しいな。
最後にはやっぱりくぼしたですかね。
「僕が手を叩く方へ」のMVラスト。
2人だけが手を繋いでるシーンがとてこ嬉しかったのを覚えています。
そして誰よりも2人が肩を組んでいるシーンは胸が熱くなったし、カッコよかったし、この2人は何でもやっていける。そう思わせてくれるコンビでした。
表で言葉を交わす場面は少なかったけれど、確かな信頼が2人には見えました。
1つだけ欲を言うなら。
もう一度、2人で話す何かが見たかった。
これからも私の中で最強のコンビ。
ありがとう。