ヨガを体験しに東京へ~オンラインからリアルへ そしてまたオンラインへ
2023年11月24日、念願だったヨーガ教室を訪れるため東京へと向かいました。
ヨガと自分自身に向き合うだけの旅。
今の自分の立ち位置とこれから進むべき道を確認する旅。
自分の制限を取り払う
今回の旅は今まで自分に課していた制限を取り払うためにあえて計画したものでした。
「ヨガの為だけに新幹線で4時間かけてレッスンに行く」
私にとってこの壁はとても高かった。
お金、時間、家族、自分の能力
すべて自分が勝手に作っていた制限だよ
私はいつだって自由だよ
それを確かめたかった。
ですが、
「東京なんて行けないよ」
何年もそう思っていた壁はあっさり越えることができました。なんなら、毎週土日通ってもいいじゃん!くらいにぐーんと近づきました。どうした、私。もう昔の私とは違う。背負っていた荷物も気がつけばずいぶん軽くなっている。そう、私は自分自身の思考からずいぶん自由になっていました。
そして、このヨーガ教室をベースに家庭、仕事、人生を組み替えていく、調和させていく、そういう生き方にシフトしていけるかも、と新たなイメージが湧いてきました。
オンラインの意義
今回は、オンライン経験しかないヨーガ教室の、対面レッスンに初めて参加したわけですが、全く何の問題もありませんでした。
レッスンの流れは頭に入っているので、体も呼吸も無理なく、まるで今までずっとそこに通っていたかのように、先生の一連の動きをまねることができました。
オンラインでも練習を重ねればきちんと身につくこと、先生の伝えてくれる世界観や思い、熱量はオンラインでもリアルでも何も変わらないということを、今回リアルの場に立ってはっきりと確認することができました。
言葉を替えるなら、ヨーガの本質に通じている本物の先生だからこそ、それが可能だということなのかもしれません。便利なツールであると同時に残酷なものでもある、そんな気がしました。
対面レッスンで得たもの
オンラインでも十分できる!とはいうものの、実際に教室でヨガをして得たものは大きかった。あまりに大きすぎて1週間経ってもなかなか昇華できないほどにすさまじい。
太陽礼拝のクラスの先生、動→静へと誘うそのレッスンはまさしく瞑想そのものでした。呼吸はのびやかに天へ突き抜け、足は大地へとしっかり踏み込まれていく感覚がありました。
院長先生は存在そのものが光のように温かく、穏やかです。レッスンの1時間半があっという間に終了し、優しい声のマントラに癒されます。決して動きは楽ではないはずなのに疲れを感じない。そして心が満たされる。そんな不思議な感覚でした。
オンラインと対面を比べることにあまり意味はないと思いますが、集中のしやすさという点では、対面>ライブ配信>アーカイブ となるのかもしれません。集中力の高まりが全く違います。けれどもそれは自宅でも集中できる環境を作ること、そういう状態でレッスンに臨む努力をすることで改善はできるのかなと感じました。
私の現在地とこれから
旅を終えてオンラインだけの生活に戻ったわけですが、レッスン前後のご挨拶も、実際にお会いした後で心構えが全く違ってきました。これはリアルでお会いしたからこそですね。
そして、このヨーガを学ぶと決めて、オンラインレッスンを受け、その教室に実際に立つ、その偶然というか必然に、あらゆる人への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私がすべきことはヨーガの修行を淡々と続けること。長い道のりではありますが目指すべき場所がわかったことは何よりの収穫でした。いよいよ私の人生後半の始まりです。