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vol.47|『悪』とどう闘うか


アニメや映画でよく、悪は恐怖や怒りの感情を持つ者に入り浸り人物が自身をコントロールできなくなる描写が多いけど(例えば、Itのピエロと少年の関係とか、鬼滅の刃の鬼と人間、プリキュアなんかもそう)

とにかく、恐怖や怒りの感情があると、悪が自分の中に入り込む。


こちらの本を読み進めていて『悪』との闘い方(向き合い方)について考えたのでまとめてみます。

まず、チャクラってなに?
から始まらないと進められないので簡単に説明すると

仏教にある考え方で人には7つの扉があると言われています。

こんな感じ。

引用すると

「インド発祥の秘教的概念において、人体の背骨に沿って存在する7つの“霊的中枢”とされる」とも言われています。

一つ一つの扉に意識を向けて、開いていくこと。

詳しくは、チャクラ、なんて調べると出てくるのでそちらを参照してください。(引用元をみるのもOK)

そんなこんなで、チャクラというものがあるのですが、この中で最も重要なのが第一チャクラ。

赤いところです。

作者のキャロライン・メイスによると、これが集団の力、集団という意識、同族とのつながりを表し、

ここでいう同族とは家族だけでなく、人々のこと地に足をつけた人々のことみなを指すようです。

これまた抜粋ですが、
オリンピックで自国の選手がメダルを取った時の喜びだとか、
誰かの子供の名前が自分の名前からきているだとか

どこかしら、繋がっているというわけです。

不安や恐怖も例外ではなく、集団の経験として不安や恐怖を感じることがあるのだとか。

伝染病がその一例で、感染するという不安が、どうも伝染し、実際に病にかかるということなのだとか。

本題

ここで考えたのが、恐怖や不安があるから、伝染病にかかるのではないかということ。

冒頭でも話したように、アニメや映画なんかで悪は恐怖や不安がある人物に取り付くという描写をみます。

恐怖や怒りの感情があると、悪が自分の中に入り込む。その悪を、伝染病と置き換えることができるのであれば、人は自ら伝染病という悪を身体の中に取り入れていることになります。

感染力はあっても致死率が3.4%と低いと言われるコロナウィルスにどうして人々は怯えてしまうのでしょうか。

薬がないから?得体が知れないから?
最後はどうかお助けください、と祈る。
いずれにしても他力本願。
神頼み、というやつです。

ではもう一つ。

毎年、この時期流行するインフルエンザの死亡数はいくらか知っていますか?毎年3000人以上だそうです。そう、毎年。

相対的にみればコロナウィルスよりもインフルエンザのほうが怖いはずなのに…

それなのに、恐怖や不安がないのは、毎年流行しているものだし人々が慣れているということもあるだろうし、そもそもワクチンや薬の存在もあると思います。

ワクチン打ったから大丈夫、かからない、という保証はないけれど、それでも気持ちの面では幾分か強いはず。薬があるから…。医者に行けば…。大丈夫。

治るものだと信じているし、そうそう死なないからか、安心している。

そう、人が恐怖や不安に勝っている瞬間。

アニメや映画でも、恐怖や不安に打ち勝った瞬間、悪がうなだれながら消えていく瞬間みたことありませんか?

この時、どうやって勝負や不安に打ち勝っているのか考えてみてください。

薬を使っていますか?
誰かに頼っていますか?

大抵、己の精神を鍛えたり、冷静に考えて打ち勝っているはず。(他力本願ではなく、多少外の力を借りても最後は自力なんです)

なにが言いたいかというと、恐怖や不安は、自分で打ち勝てるということ。

そして、自分の気持ちが恐怖や不安に勝れば力強く生きていけるのだということ。

ここでまたウィルスの話に戻りますが、
ウィルスの正体を早く解明してくれ!薬を開発してくれ!なんて他力本願にはならず、

自分でできることをしながら、自分で安心材料というものを構築することも大事なんだと思います。

手洗いうがい、とも言われているし、
そもそもの体調管理も大事。

ご存知かも知れませんが、人間の体は常にウィルスなどの菌や病原体が潜んでいます。
それが発症するかどうかは、自分次第なんです。

(わかりやすいのはインフルエンザを例にすると、かかった人が周りにいる時点で自分にもインフルエンザを発症するリスクがあるということ。そして潜伏期間は2週間。明日終わるかも知れないし、これから2週間かも知れない。だからその日に焦ったって仕方がない。常日頃の行いなんです)

よく病は気から、なんていうけどまさにそう。
ちょっと弱いかも、と思えばここぞとばかりに攻撃してくるのがウィルスです。

周りが騒ぐと、恐怖や不安が募りますが、
まずは落ち着いて、自分の身体と向き合うことが大事。

必要な栄養(ここでいう栄養は自分に必要なものであって、これをとりましょう〜と言われているものではない)と、休息をとり恐怖や不安から自分を解き放つことだと思います。

くじらは今日も今日とて自分の身体に耳を傾け生きていきます。

一緒にやってみませんか?

くじら

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