vol.014|りーのすけ、退職するから想いを綴る
こんにちは、りーのすけです。
大学生生活もあとわずか。
来週には新居にお引越し。
お引越しに際して、去年の2月勤め始めたアルバイト先を退職するので、想いを綴ろうと思います。
経緯
大学生になったばかりの頃から、オンラインで家庭教師はしていたし、長期休暇中実家に帰れば短期バイトという名の「派遣バイト」をしていたけど、4年目は「所属」という感覚が欲しいなと思って店舗勤めを希望していました。
一番最初に「ここで働いてみたい」と思ったアパレルは学生にはちょっと向いていないということで不採用。
どうしよう、、って焦っていた時に見つけたのが「3ヶ月間の短期バイト」。
電話してみたらもう採用終わっていました。だけど「長期で働く気はありませんか」と言われて、逆に長期で働けるの?!嬉しい!と思ったので「はい、あります!」と答えました。
面接に行ったら即採用していただけて、今日という日まで1年と少し、勤めました。
アルバイト先で求めていたこと
アルバイトをするだけと言っても目標はありました。
<日本語・上達>
りーのすけ、3歳から22歳まで英語での教育を受けて来たので、母語であるはずの日本語が下手です。
会話はできても、接客の日本語って難しいし。
日本語を話す時の舌使いが下手(いつも舌が回ってるって言われます)なので、上達を目指して接客をひとつ「練習」だと思って働いていました。
今でも時々舌が回ってしまってうまく話せなくなる時はありますが、日本語での接客には自信がつきました。
リターン
ここで働いて得たものは予想をはるかに超えました。
<知り合いの輪が広がった>
まず、スタッフ同士との会話の中で、どんどん親しくなった結果に「知り合い」の数が増えたこと。
とりあえず「働きたい」と思っていただけなので、このリターンは大きかったです。秋田県内ので生活について色々知恵をもらったり。
<見守られている感、そして居場所>
最初は緊張していたし、(自分では気がつかないですが)人見知りらしくてスタッフ同士仲を深めることが難しかったけど、出勤すればするほど話しかけてくれたりして。
悩み事があれば相談に乗ってくれるし、就職活動がうまくいかない時も店長には「最悪ここで働けばいいから」と励ましてもらったりして。
バイト先に行くことが「楽しみ」になっていました。働くことに対して楽しい・辛い、という感情を抱いたことはないけど。それでも、ここに来ると大学から離れられて大学とは違う人たちに囲まれて居心地良かったです。
スタッフもそれぞれに面白い人生経験をして来ている人たちだったので、話を聞くだけで、「いろんな生き方があるんだ」という励みになってました。
<商品をみる目の引き出し>
やはり、商品知識は増えました。
アパレルに限らず時計やサングラスなどのアクセサリー、シューズも、(夏には)水着も扱っていたので自分が接客するものに関しては商品知識が増えました。
でもそんな中でもお客さんがどういうところに注目をして探しているのか、こだわりはなんなのかを聞き出すことで「商品を見る目の引き出し」が増えたようにも思えます。
商品の良い悪いっていうのは、そのお客さんが求めているものを賄えているかどうかなのではないかって思います。そもそも商品として悪いものってお店に出てないと思うんです。
<接客中の会話の中で得た情報>
接客中の会話で得た情報は、個人情報だったりするのでここで紹介するのは控えますが、たくさんありました。私が勉強させられるようなこともあったし、秋田県特有のお話だったり。お客さんに励まされたりもして。これは、自分が接客しないと得られなかったことだったと思うので、本当に宝物です。そして、一期一会だからまた良い。
気をつけていたこと
将来の自分へ宛てて書くつもりで、私がここで働く時に気をつけていたことを付箋します。
<商品研究>
毎週のように陳列が変わるので、平日の空いている時間や休みの日を使って確認をしに行っては試着をして感じたことを接客で使ったりして。
お客さんが探しているものを知識不足で提案できなかった時には反省をして次に活かせるように店内探し回ったり。
試着だけではなく、自分が「これ良いな」と思ったものは実際に購入して使っていました。そうすると、接客の時も話に使えるし、説得力のある接客ができて良い。
<言われる前に自ら仕事を探す>
商品の品出しとか、陳列替えとかは頼まれないとできないのだけど、掃除とかは頼まれてやると辛かったりするんです。
なので、言われる前に自分でやってしまいました。
入ったばかりは右も左もわからなくてただただ立ち尽くすだけという日もありましたが、そのうち小さいお仕事でスタッフの手が回っていないところに目をつけて作業したりしていました。
自分が接客をされる時、商品を見ている時に「不快に思うかもしれない」という点を取り除くことに気を使って。
あとで「ありがとう」と言われたりして気持ちよかったので、先にやるって良いなと思いました。
最後に。。。
何に関しても、最終的には縁だと思うのですが、ここで働けてよかったと思えます。いろんなことを任せてもらえて私はすごく嬉しかったし、本当に、ここのスタッフに囲まれて仕事をすることがとても楽しかったです。
りーのすけ