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教会という名の○○

神学校のイベントで、先週、奉仕教会とは異なる教会に行かせていただいた。

牧師夫人との夕食の時がとても良い時であった。
牧師夫人としての働きについて、聞かせてくださり、ここには書ききれないことを教えてくださった。

また、牧師夫人視点の訪問牧会学のような時でもあった。
1番印象的な言葉は『公の場所に出る』ということ。
前任の牧師にそう言われたらしい。

そこから、PTAや地域のことにどんどん参加されたらしい。
職業体験の体験先があまりなく困ってるという中学校のニーズを聞き、教会さんにお願いできないか、、?と声がかかり、始めたらしい。

それも、毎年人気だそう。
教会員で絵葉書を書く賜物のある方や、習字、、、などなど、教えてくださる方を募集して、体験できる時間も持っているらしい。
また朝はお祈りから初め、賛美をして…
お寺なども職業体験でお経を読むらしく、牧師の仕事の体験、ということで、祈りや賛美も許されるらしい。

こうして、子どもが職業体験という形で教会に足を運ぶことで、教会という敷居が低くなり、教会の集まりにも来てくれるらしい。

子どもの働きは、子どもを持つ人がやる方が輪が広がりやすい、と話しておられた。

この教会では、小学生のために火曜〜日曜は午後〜17:00、教会を解放しており、地域の子供達が自由に入って遊んでいた。

土曜日にCS遠足があり、そこに来ていたノンクリスチャンの子どもは、日曜も朝から教会に来て、お弁当を持っていて、夕方に親が迎えに来る!と言って1日過ごしていた。

教会が地域の子供達の集まりの場所になっていた。

また、それは子供達に留まらず、年配の方々もふらっと来て、ふらっと帰るらしい。

この教会は、『美味しいものがいつもなぜか食べれる』で有名らしい。
みんながふらっと持ってきたり、ふらっとやってきてあやかれたり。

『教会』という名の、職業体験の場であり、託児所でもあり、集いの場所。
その時によって用途が変わる、そして教会員だけに留まらず、すべての人がふらっといきたいと思える場所。
3rd place(サードプレイス)のようなところ。
家のようにくつろげ、また行きたいと思えるところ。
そんな教会がいいなと思った。

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