「あらゆる統治は退けられるべきであり、この世界そのものから出ていく」ことが真のイグジットでそこで終わり、とはならないだろう。何故なら、世界の外ですら蔓延る自己統治をも退けなくてはならないからだ。では、自己統治を退けるとはどのようなことなのか?自己を他に開くことなのか?それはまた統治を作り出すことにならないのか?外は常に内になり、新たな外を作るだろう。
自己統治の実践→フーコー
自己への配慮
不断なるイグジットへの運動(脱構築)→デリダ
終わりなき解体
他(者)への応答責任性=正義
別の統治を目指す→デヴィッドグレーバー