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年末挨拶のご案内 ~今年一年を振り返りまして~
本年お世話になりました皆さまへ
平素よりお世話になっております。
🔥ワクチン投与デバイスの開発に燃えております株式会社ライトニックスでございます🔥
今年お世話になりました皆さまへ、
今年一年を振り返りながら日頃の感謝と来年の抱負などご挨拶させていただきたいと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
今年の振り返りにつきまして
今年もワクチン皮内投与デバイスの開発に向けて色々行ってまいりました。
大きく分けてフェレット皮膚との闘い、弊社デバイスのパートナーシップに向けた取り組み、広報に向けた取り組みなど、振り返ってみると今年も盛り沢山の一年となりました。
①フェレットへのワクチン投与試験に向けた取り組み
現在、ライトニックスでは開発中のワクチン投与デバイスについて、動物レベルでの実証に向けてフェレットへのインフルエンザワクチン投与試験を計画しています。
フェレットはヒトと同じくインフルエンザA型に人獣共通感染を生じることから、インフルエンザワクチンの研究にはよく知られた動物モデルです。
弊社ではこれまでも、試験物質として常用される卵白アルブミン (OVA) という成分を弊社試作品デバイスでラットへ投与して、免疫獲得能や副反応リスクを検証したことはありましたが、実際のワクチンでの反応ではどうなるか、小動物よりもヒトと体サイズの近い中~大動物でも再現性が得られるか。
こういった所の実証実験を目的として、次のステージに現在開発が進んでいます。
しかしながらやはりラットとフェレットでは予想以上に皮膚が異なり、今年一年は極めて硬いフェレットの皮膚でもワクチン投与が可能なようデバイス強化に取り組んだ一年でした。
そしてその甲斐あり、現在では何とかフェレットでも実際のワクチンを使用した実証試験の目途を立てることが出来ました❗
🔥来春は年始から実証に向けて早速試験を開始いたします🔥
②弊社デバイスのパートナーシップに向けた取り組み
現在の取り組みとしてはタイ国内のコロナワクチンでの導入に向けて製薬企業とアライアンス段階に進んでいます。
タイは狂犬病ワクチンにおいて皮内投与が実施されてきた歴史があります。
そのため、医療現場および製薬メーカーにおいて皮内投与への理解度が高く、弊社デバイスにも興味を示していただけた経緯です。
🔥タイにおける皮内投与デバイスの上市実績を築いたうえで、他地域への展開を図って参りたい戦略です🔥
また加えてこの度12月19日、アストラゼネカ社が主催するオープンイノベーションネットワーク i2.JPのパートナー企業として参画が決定いたしました❗❗❗❗
🔗ワクチン皮内投与デバイスを開発する「ライトニックス」、アストラゼネカ社のヘルスケア・オープンイノベーション・イニシアティブ「i2.JP」に参画し、協業を加速
🔥今後、アストラゼネカ社を中心とした官民パートナーシップを通して、当社デバイスの普及を加速させていきます。🔥
③広報に向けた取り組み
日々何を考え、何を目指して開発に励んでいるのか。
研究開発型ベンチャーではそのようなことをお伝えしていく機会が少ないことが多いです。
しかしながら、実現していきたい未来に向けてデバイスを社会実装していくには、今後ご使用いただく一般の方々やステークホルダーの皆さまのご理解・応援なしには得難いことであると弊社は考えています。
そのため今後は広報に力を入れていきたいと考えており、手始めにこちらnoteに公式アカウントを開設いたしました🎉🎉🎉
https://note.com/lightnix
特にこちらの記事では、何故「蚊の針」を追求してきた弊社がワクチン投与デバイスに力を入れていくのか、弊社とウイルスとの闘いの歴史や思いの丈を綴っております。
今後も鋭意、情報発信に力を入れていきます💪
来年の抱負につきまして
今年も鋭意奮闘の一年でしたが、奮闘の甲斐あり、色々と次のステージに向けて動き出した一年でもありました。
来春は早速、フェレットで実際にインフルエンザワクチンを使用した実証実験にはじまり、夏には日本およびタイにおける薬事申請 → 2023年内の承認、製薬メーカーとのパートナーシップおよび臨床試験の開始など予定しており、💪💪💪ワクチン皮内投与デバイスの普及に向けた盛り沢山の一年にしていきたいと思います。💪💪💪
また、大学や研究機関と連携して学術発表にもこれまで以上に取り組んでいき、当社技術のエビデンス発信にも一層力を入れていきたいと思います!!!!
皆さまにとって来年も実り多き一年となりますよう祈念しております。
それでは、本年は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
来年も改めまして、何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社ライトニックス 一同
(ご質問・ご意見・応援のお便りはこちらまで。)
株式会社ライトニックス
広報担当宛先: 技術企画部 部長 伊純明寛
info@lightnix.jp