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【パクさんをおいかけたい the FINAL】vs.アビスパ福岡:愛しさと切なさと心強さと【Jリーグ127試合目】


播州赤穂からこんにちわ。神戸―広島戦からパクさん有終の美セレモニー、ファジアーノ岡山リーグ最終節に向かいます。




いつものように健闘祈願から。赤穂浪士の彫像がお出迎え




毎年数えてんのかなこれ・・





今季最後のシティライトスタジアム。結局4度も通うことになりました…えですたより多いな…wパクさんが成長しすぎたのがわるい




紅葉が色づきチームカラーのように映えてとてもきれいでした




前回目前で売り切れ涙を呑んだ海鮮塩焼きそばを無事ゲット。磯の香りが麺に絡んで最高


なぞの怪我から再離脱で心配しましたが、ラスト3試合はスタメン復帰するまでにコンディションを上げてきました。尻上がりでシーズンを終えたのは何よりでした。



アビスパサポーターも気合が入っていました。





試合に関して。4-4-2の福岡に対して風上となった岡山はロングボール+高い位置からの守備で主導権を握りました。4バックのSBとSHの間のスペースをパクさんが活用できており、良かった時の岡山の攻め―WBを起点にシャドウやボランチがサイドの裏を取り、クロスかセットプレーでチャンスをつくる―が出せていました。

伊藤大介と石毛のシャドウはポジショニングが秀でており、攻撃もプレスの判断も良かったのは狙い通りだったのでしょうし、パクさんからの斜めのボールが岡山の攻撃の中でも最も効果的なもののひとつになっていたので、おいかけ冥利に尽きるなという内容でした。パクさんは守備の判断も今節は良かったですし、指示も出せるようになったのは大きな進歩ですね…愛しさ…。

とはいえ、福岡もウエリントンへのロングボール一辺倒はマークされており通じないとみるや2CB+ボランチの下がる動きでボールを保持し、山瀬と石津の仕掛けを中心にした攻撃で岡山を押し込んでいきます。このあたりのひとつ外されると押し込まれる部分、押し込まれた後のやり返す方法がなかなかない部分はやはり今季最後まで苦しめられることになりました。

失点シーンはパクさんの斜めのパスを受けた塚川の縦パスの判断ミス(せっかく守備をずらしたのにそこを使わずマークのきつい選手を選択したこと)によるカウンターで、非常にもったいなかった。そのあとの守備対応にも余地はあったでしょうが、崩しの精度という課題も残ったままになってしまったのは少し切なさがありましたね。




それでも岡山はオルシーニを投入してしこたま走らせることによって盛り返し(清々しい縦ぽん一択ぶりと裏にボールが飛ぶたびにボルテージの上がる声援が完全にかつてサンフレッチェ広島を中毒にした"浅野拓磨頼みのクソサッカー"そのもので面白かったです)、パクさんのFKのこぼれだまをキャプテンが押し込んで同点に。

福岡も仲川を投入してゼロトップ気味に用いてウエリントンの競り合う位置をサイドや二列目に変えることで支配力を高めていき、両者ゴール前の展開が多くなる白熱した試合になりました。



試合はそのまま1-1で終了。残念ながら勝利とはならず、勝ちきれない試合の多さが今季の結果となってしまったことは否定できないところですが、来季に向けて楽しみなところもみせられた試合とも言える内容だったでしょう。

長澤監督の契約更新も決まったとのことですので、今季苦しんだ課題を解決することが出来るかどうか、楽しみにしています。



心強さ。



ファジアーノ岡山のおかげで2017年は豊かな1年でした。パクさんの圧倒的成長をおいかける機会を与えていただいたことにあらためて感謝するとともに、悲願であるJ1昇格を願っています。



それでは。またいつか。