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《preview》ファジアーノ岡山vs.ツエーゲン金沢...はにかんでスイートデビル



開幕節の水戸戦は4-4-2の完成度に大きな差を見せつけられてしまった有馬ファジアーノ。今節もまた4-2-2-2一筋はにかみスイートデビル率いるツエーゲン金沢が相手となります。参考として昨年と一昨年のツエーゲン戦のレビュー記事をかいておるのでのせておきますね(油断なき商人の目) 

2018ホーム△3-3
2017アウェイ○2-1
2017ホーム●0-1

FWの質は見せられた前節を活かして試合を先行して進めたいところ。そしてむっくんは復活しているのか、いないのか、いるのか、いないのか、どっちなんだいと筋肉の方から催促がきております。

なお、表題に意味は全くありません。結局どういうことだったんだあれは...w


ツエーゲン金沢youtubeより




ファジアーノ岡山について


直近成績

J-1 ●0-1 vs.水戸ホーリーホック(H)


予想メンバー

form.1-4-4-2

GK:13金山
DF:31下口、8田中、20チェジョンウォン、6喜山
MF:25久保田、16武田、14上田、19仲間
FW:9イヨンジェ、24赤嶺


お気持ち

!勝ちながら反省の流れに乗りたい
?結構多い要修正点の対処は
!むっくんついに合流。ワイの今季が開幕。


先述したようにまあ問題山積となった開幕戦だったファジアーノ岡山。とはいえ、いくら新機軸が渇望されているとはいえいきなり魔法のように解決したりはしないものです。求めるところを徐々に出していけるようになればいいのですし、勝利という結果をもってその「余裕」を担保できればまずは上々といったところでしょう。後悔は死んでからすればよく、反省は勝ってからすればよい。というのがうちの家訓です。こういう「組織力の向上」だとか「戦術の浸透」というものはたいてい勝って反省するから出来るというものです。

そのためにもまずはコンディションの良さと単体での強さを見せた9ヨンジェや10レオミネイロに結果が欲しいところ。可能性自体は出せているので決め切りたいですし、決め切れるように再現的なチャンスな構築が望まれます。水戸戦の立ち上がりに見せた攻め筋(開幕戦レビュー参照)を長い時間続けられればその実現可能性は低くはないでしょう。セットプレーも健在でしたしね。少々理不尽なくらいだとなおよし(ひどい丸投げだ)

懸念点は開幕戦同様に金沢が最終ラインから繋いできた時の対応。FWが競り勝った後の流れは上手くいっていますが、そうでないときはどうやって仕切り直しますか?という部分…守備においても、攻撃(ボール回し)においても…が前体制からうまくいっていないので、その部分が出てしまう前に先制してしまって守備意識の統一という戦局に持っていけると理想的な形になるのでしょうか。

そして!当ブログ的には一番のビッグニュースですが!むっくんが!昨季から続いたひざの負傷から!復帰しました!ありがとう開幕!おこしやす開幕!お開幕!

オフシーズンをほぼほぼ棒に振っているので試合に出られる状態にはまだまだのようですが、4バックはSBの力でほんと大きく変わるので、むっくんの真の姿、むっくん完全体、シン・むっくんなどの形態でピッチに上陸してくれることを願っています。




ツエーゲン金沢について


直近成績

J-1 △1-1 vs.栃木SC(A)


予想メンバー

form.1-4-4-2

GK:23白井
DF:16毛利、27廣井、2山本、45沼田
MF:7清原、33梅鉢、8藤村、13大石
FW:11杉浦、22クルーニー


お気持ち

!鍵は藤村と清原
!大きすぎた垣田の負傷交代
?代案を示せるか


栃木SCとのアウェイでの開幕戦はスコアレスドロー。しかしながら4-2-2-2の完成度の高さを見せつけた試合といえるでしょう。

右SHの7清原とCH6藤村がそれぞれ相手の防衛ライン間で起点となっています。33梅鉢は防衛隊長という役どころのようですね。崩しにおいてはFW10垣田の裏への駆け引きが巧みで、そこで優位に立つことでサイドを押し上げ、17加藤や45沼田によるサイド攻撃から中央に飛び込む清原への折り返しが驚異となっていました。やはり清原がチームの要で何をするべきかということを常に示している選手です。かっこええ。

垣田は186cmの大型ですが、どちらかというと足下のテクニカルなことが得意な日本らしい趣のあるFWですね。岡山としてはこれらの重要ポイントを抑えるために「スライド」をするのだという共通理解が求められるでしょう。

なお、栃木戦では垣田が足を傷めて交代すると全く別物のチームになってしまいました。スピードに持ち味のある(と実況が言ってた)9小松や14金子を投入しますが、全く出し手とのコミュニケートが成り立たずボールが出せないため栃木の反撃を許してしまいました。

前線の起点を失うとともに、栃木が清原のサイドを攻め立てる交代策をとったことでオーガナイズする猶予すらなくなり辛くも引き分けたという形。金沢としては前線の起点問題にメスを入れたいでしょうし岡山としては狙い目でしょう。イヨンジェや仲間を流して押しに行く姿が見られるでしょうか。

垣田の代わりになりそうなのはコスタリカのなぞの190cmFWクルーニーという予想とのこと。水戸のバティスタ案件を思い出しそうだ…w 廣井に合わせるコーナーキックがやたらとチャンスになっており、岡山も高さやや削減気味なので気を付けたいところです。



それでは!