【マグロ、ご期待ください】静岡ダービーに行って来ました(J1第29節)
清水港からこんにちは。今回も清水エスパルスのヤン・ヨンソン監督おっかけメント行為です。今回はダービーということで早出・長期戦が予想されるので気合いの前乗り。
いやそれにかこつけて、うまいもんくって、温泉にはいって、DAZNを見ながら寛ぐ、最高の3連休したかっただけなのですけれども。マグロがうまい。
D.R.E.A.M...
完全にランドマークでびっくりしました。普段は駅とスタジアムを往復する普通の女子高生だったので良い機会ということでドリームプラザへ。
待機列でちょうど良く読みきれたmagazine. 監督のシーズン前の抱負通りにチームを作れていることが確認できてよかったですし、松原后のインタビューを読んでバックグラウンドを仕入れたので軽率に”后ちゃん”の親戚のような気持ちになってきました。高まってきた。
ライブイベントもあったり、後述しますが港の祭りがあったりと今週末の清水は賑わっていました。ダービーも華を添えましたね。
今回もしずてつの民だったのですが、この前はあまりに1970年代なレトロ感だったので、新しい電車が存在していることを初めて知りました。文明だ。
風呂上がりにビール飲もうと最初に思った貴族、ノーベル平和賞・医学賞・経済学賞を総なめできる。
俗世の汚れが落ちると世界(ワンコイン朝食)は輝いて見える。味覚も3000倍くらいになる。
大入り満員でスタグルは期待できまいという打算、というわけでは全くなく、朝食会場を稲妻のごとく駆け抜けるカレーの香りに本能だけでダイビングヘッドした形。辛さ抑え目、一晩寝かせた家の味。ゴラッソ。
出立したら幸運にもラッピング電車にのることができました。車内アナウンスもまる子役のTARAKOさんでノスタルジック・センチメンタル・ジャーニーと化した。
いつキートン山田が茶々を入れるだろうかと身構えていたけどそんなことはなかった。終始ほっこりでした。
しずてつの清水駅はシャトルバスの出るJR清水駅から徒歩5分程度離れているので商店街を通り抜けるように移動。村田を前面に推す駅前商店街。
JR清水駅。なんだか賑わっている。
ここもマグロだ!
潮風!大漁旗!タレの焦げる匂い!今、点と点が一本の線に繋がった...
つまりこうだ...潮風に身を委ねて飲むビールは最高だと...じっちゃんの名に懸けて真実...
猛暑日でまあ暑かったのですが、はためく大漁旗が涼やかでした。海沿いは快適でしたね、海沿いはね。
これからいくのは山なのですけれどもね。
開門1時間前にぬるりと登頂。日差しギンギン。熱気ムンムンです。
ゴール裏の待機列と思われる何か。遠い...
チケットは5日前完売の大入り。メインスタンド自由席おじさんも少々並びましたが思ったほどではなく無事には入れました。
ただ、やはり物理的にスペースが無さすぎてスタグルや物販の物量が圧倒的に不足していましたし導線もパニック気味でしたね...こればっかりは箱の問題なので致し方ない。下界で備えて(食べ過ぎて)よかったというところ
ピッチは相変わらず美しい。FUJISANもとてもよく見えます。
日本一旨い飲み物こと日本平青みかんサワーは確保できました。飲めてよかった。ダービーの熱気のせいかと思ったら気温34℃とかいうアホ高温だったでござるの巻だったのでこういう爽やかな飲み物はオエイシスそのものでした。
バス待ち。駐車場の山まで取り囲むようなオレンジ。壮観。もののけ姫の猩々達かとおもた(例えが悪い)
電波がまったくつながらないほどの盛況。両チームともダービーの意気込みもかくやという素晴らしいコレオグラフィー。
ジュビロは文字部分をビニール袋にして振り回しながら応援することで写真以上に迫力のあるコレオでした。
清水はオレンジ地に黒くどっしりとした書体。
最高の雰囲気でキックオフ。
開始早々ドウグラスのプレスバックから2トップで崩しきり先制!北川はこのような形で前半戦はよく立ち上がりにチャンスを作っていたのですが、決めきれてなかったのですよね、、この大舞台で決めきったことは彼にとってもチームにとっても非常に大きかった。
その後は10人でブロックを組み、攻撃参加するジュビロの右DF高橋祥平の裏を狙えるなら狙いつつ、そこで持てれば中央から離れて抑えにくるボランチをはがして崩し、速攻が塞がれればSBでボールキープして仕切り直すという形の、清水のゲームモデル通りの試合になりました。
いつも見ている試合に比べて特筆すべき何かは良くも悪くもありませんでした。ただ、このような「ここを勝たなければならない」という試合でなかなか思うような試合をすることができずにいた中で、今季一番の大一番であった今節を「いつも通り」過ごすことができたことは、非常に大きな成長だったのではないかと思います。
後半、ジュビロは山本と荒木の投入によってエスパルスの海峡を狙う意識が統一され、山本と田口の縦関係、荒木の金子裏狙い撃ちに追い詰められましたが、失点によってSBを孤立させないように竹内・白崎・金子・石毛が助け合い、北川とドウグラスコンビの充実に助けられ点差を広げることができました。
石毛は久々のスタメン復帰で攻撃時は2トップや松原の位置をうまくみえていなくてブレーキになっていましたが、松原を助ける守備の立ち位置を徹底しており、清水のウィークポイントをうまく隠してくれました。4点目のアシストはいい守備が勝利を生むという哲学を体現したもので本当に素晴らしかった
終わってみればダービー史上最高タイの快勝。メインスタンドは沸きっぱなしで最高でした。
試合の内容的に言えば、扉が開いていたので中に入りましたという程度の駆け引きの乏しさで、正直いうと面白くなかったのですが、これまで絶対的な中間管理職(物理)だった河井さんの離脱を感じさせないソリッドなサッカーで、選手もサポーターも喜びを爆発させたスタジアムの雰囲気は最高でした。
しかもヤン・ヨンソン監督がゴール裏とパルちゃんに招かれて勝ちロコに!
ほんと、いいシーンばかり見せてもらってしまって、バチが当たらないかと思うほどでしたw
ロコロコロコロコ~ッ!(`o´)
今季3回しか来てないのですがアイスタ勝利を見られたのは初めてだったので感無量。いやあ、ホームで勝つっていいですね...w
万難を排して来てよかったです。耳目を集める大一番で監督の哲学を体現しきっての圧勝。1年分以上はいいおもいはできました。。
最後は抗議しすぎてレギュラー西川くんになってしまった金子でお別れいたしましょう。
それでは。