こばなし



いつもご愛顧賜りありがとうございます。

今季の関心は「サンフレッチェ広島が2016年の挑戦と失敗をどのように昇華するか」ということにありましたが、2017年のここまでの試合と札幌戦での現地観戦によりそのトピックスに関して一つの帰結をみましたので、サンフレッチェ広島に関する記事はひとまずここで一段落とします。

ここまで繰り返しを重ねているので恐縮なのですが、今季初の現地観戦で改めて相手の研究やこちらの選手流出または変更により意味をなさなくなった規則に縛られまたは依存し、プレー予測の基準がチームの統一見解ではなく個々の選手の感性に基づいており、まちまちなので連動性など生まれるはずもなく、したがって相手の方が2手3手早く動けている、それを90分繰り返すという壊滅的な様相を目の当たりにしました。新鮮な衝撃でした。

サンフレッチェのおかげで洋の東西、カテゴリーを問わずいろんな試合をみるようになりましたが、心当たりを探ったところ前田浩二氏のガイナーレ鳥取のJ2J3入れ替え戦を見ているときの気持ちが一番近かったです。

昨年もアビスパ福岡、湘南ベルマーレに圧倒された試合を演じていましたが、今季はより酷いことにJ1において下から数えた方が早いクラブに対して4試合ともことごとく歯が立っていません(甲府戦は見てないのでしらない)その事実に対する認識も薄いようです。

森保監督の偉大なところは逆境での適応能力の高さと修正能力の堅実さ、そしてそれを選手にしこりなく伝えていく交渉能力なのですが、現在必要なのは雨漏り修理や立て付けの悪いサッシの取り換えといったレベルではなく、家を建て直さないともう住めないよという次元のものです。2016シーズンの後半でリフォームを敢行したのですが、家全体の歪みを直すに至りませんでした。

今季はフェリペシウバ、工藤壮人、稲垣祥という建材を手にしましたが、それで行っているのは新築ではなく、耐用年数を超え崩落しきった旧邸に彼らを無理やり詰め込もうとしているという作業です。どう建て変わるのかな、と思っていましたし、そうであれば残しておきたいと思っていたので、残念です。


これは趣味のブログなので趣や味のあるものに関して書いて行こうと思います。これからも基本はサッカーですが、ぐい吞み収集ブログでもいいな最近は思っています…w


ではでは。よき休日を。