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搾りたて醤油!


 隣町、北広島町豊平farm Colibriさんで醤油搾り体験として醤油の作り方、麹菌、酵母菌、乳酸菌などたくさんの菌で醸されていく醤油の成り立ちを聞きながら、醤油作りの集大成、「搾り」の作業を体験させて頂きました。

醤油のもとにお湯を入れ、味を見ながら薄めていく
絞り袋へ入れる
ゆっくりゆっくり、手作業で。


 farm ColibriのColibriとは、ハチドリをメキシコ語で言った名前だと、代表の前田奈津枝さんはいいます。主に醤油搾り体験、味噌作り体験、藍染め体験などの自然体験を通して、次世代に自然、菌と共に生きる暮らしのよろこびや楽しさを伝える活動をされています。

搾り槽から醤油が出てきた


 醤油は今年のはじめ、1月、2月ごろから桜が咲くまでの間に大豆と麦で醤油麹を作り、塩と水と混ぜて、約8ヶ月じっくりと発酵されたもの。醤油のもとを味を確かめながらお湯で緩め、「搾り槽(ふね)」と呼ばれる木の機械で搾ったものが「生醤油」になるのだとか。生醤油に火を入れ、オリを取り除いたものが醤油になります。
 普段使っている馴染みの調味料がこんなにもたくさんの工程を経て食卓に運ばれているのかと思うと、その工程を全て手作業で行う大変さが丸ごと愛おしさに変わってくるような感覚になりました。

搾りたての生醤油、さっそく新米でいただきます。


 醤油搾り体験会は昨年より初冬から春まで行われているそうです。前田さんに教えてもらいながら家庭ごとに醤油を樽で仕込み、この時期まで各々で発酵させ、この時期に前田さんと搾るという年間を通しての体験もあるそうです。

近くの平飼い卵で卵かけご飯


 来年はわが家の手前醤油を作りたいので、今年採れたお米を麦の代わりに。来年は再来年のために大豆の種を蒔くことにしました。

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