ライトハウスの活動を紹介!水産業の課題を解決するITサービスとは
こんにちは!株式会社ライトハウスです。
私たちは「未知を拓く」をテーマとして、水産海洋業界における課題をテクノロジーを活用して解決するべく創業したベンチャー企業です。
おかげさまで創業から5年目を迎え、日本全国の水産業に関わる方々とお仕事をさせていただくようになりました。
今回はそんな私たちが展開するサービスと、普段行っている活動をご紹介したいと思います。
職場は全国の海
ライトハウスは前述のとおり、水産業界の課題と向き合うIT企業です。
創業者3人が集まり「未知を拓く Lighthouse for your frontier」という理念を掲げたところから始まりました。
現在は営業、お客様サポート、エンジニアなど全員合わせて約20名ほどで活動しています。
メンバーは元経営コンサルタントや自動運転の研究者から、官僚、メガバンク銀行員、大手製造業出身者まで、業界の第一線で実績を積んださまざまな経歴を持つメンバーが揃っています。
会社の住所は福岡県ですが、特定のオフィスはなく、日本全国の海が職場です。
IT企業というと一日中机でパソコンと向き合っている印象を持つかもしれないですが、わたしたちは実際に漁師に会って話を聞く、アナログのコミュニケーションをとても大切にしています。
そのためメンバーは日々港に張り付いて、漁師さんとコミュニケーションをとりながら課題解決に奔走しています。
港で漁師さんと熱心に話している見慣れない人を見つけたら、それはもしかしたらライトハウスのメンバーかもしれません。
こんなサービスを展開しています
漁師の目となる漁撈機器「ISANA」
ISANAは船団内や仲間内で漁撈機器のデータをリアルタイムに共有・記録できるサービスです。すでに1,000隻近くの漁船に導入されています。
これまで漁業は「経験と勘」といった目に見えないものに依存していましたが、これらの情報を可視化して共有することで、各船長とのコミュニケーションをスムーズにし、統率の取れた操業を行えるようになりました。
また毎日の操業の航跡が自動的に記録されるので、次世代漁師の育成にも貢献しています。
さらに、私たちが想像できないような有効な使い方をして、漁獲量を大幅に向上させている船団様も。
ISANA使う漁師さんにお話を聞いていると、漁業とは本当に奥が深いんだなと、日々勉強させていただいています。
各船団のISANA使用事例もぜひご覧ください!
網深度計測システム「網センサー」
網センサーは、網の深さやその地点の水温をリアルタイムに確認できるシステムです。
長年の経験や勘に頼らなくても最適な深さへの網入れができるようになり、魚の取り逃がしを最小限に抑えられます。
また二そう船びき網漁業においては、探索船が網の上に乗って魚探で確認するという工程が必要なくなり、操業全体を効率化にも貢献しています。
網センサーは経験の浅い若手漁業者だけではなく、操作がかんたんなため高齢者も使えると好評で、幅広い漁業者様にご愛用いただいています。
水産業特化型採用支援サービス「WaaF」
WaaFは水産業界に特化した採用支援サービスです。すでに100人以上の新人漁師さんを送り出してきました。
私たちが日々多くの漁業者さまとお話する中で、「人手不足に困っている」という相談をうける機会が多く、なんとかしたいという思いで立ち上げました。
企業様には日々の操業や他業務に集中していただけるよう、採用に関わる面倒な業務をまるっとサポートさせていただいています。
おかげさまで現在は多くの漁業者さまに導入いただいており、全国各所で日々新しい漁師が誕生しています。
実際の新人漁師さんへのインタビューもぜひご覧ください!
さまざまな課題解決に挑戦し続けます
私たちは現在展開しているサービス以外にも、さまざまな課題解決に挑戦しています。
実際に水産業界はアナログな部分が多く、ITの力で解決できることはまだまだたくさんあると考えています。
また現在も新たな取り組みを続々と進めており、次回の配信では開発中の新サービスを少しだけご紹介予定です。また、現在は沿岸の漁師さま向けのサービスが多いですが、沖合遠洋の漁師さま向けや小規模漁師さま向けにもサービスを開発しています。
サービスに関する以外にも、日々の業務や経営でお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
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