ブーメラン
相手の身になって考えようという話。
昼休みに勤務先のビル1階にあるマクドナルドにて。
隣の席の高校生?女子二人組がしゃべっているのを聞くともなしに聞いていた。
A:「掃除のとき、誰にも絶対下げてもらえない机があって…」
B:「わかる〜うちもいた」
A:「全然変な子とかじゃなくてむしろイケメンなんだけど、その子の机だけ誰も触りたくなくて、偉い人(道徳的に正義感があるとかそんな感じ?)がいつも下げてた」
B:「うちは、その人見た目あまり良くない人で、(その人の机は)先生が下げてた」
……
わかるわかるよその気持ち。
クラスに1人はいるよねそんな人。
でもさ、もし自分が「誰も机を触りたくない位嫌われている方の立場」だったら…
って考えたことある?
または
身体障害者のそばで、
「言うこと聞かないと、あの人みたいになってしまうよ」
と子どもを諭すお母さん。
障害者の方だって、好きでその様な状態になったわけではない。
そして、あなたも、あなたの子どもも、ましてや私だって今五体満足で生きているのは、運が良かっただけ。
もしかしたらこの文章を読み終わって10秒後事故に遭って、半身不随になっているかもしれないし、
昼休みが終わって教室に戻ったらクラスの友達が急にあなたをシカトするようになってしまうかもしれない。
今世界で起こっている紛争や
人と人の間の意見のすれ違い
離婚調停
「あっちから先に手を出してきた」
の大義名分と共に相手への攻撃の手を緩めない人たち。
子どもが5歳位からずーっと話している事がある。
「勉強はできなくても良いから、人に対して、同じことを自分がされたらどう感じるかを想像できる人になりなさい」
実際、私は子どもの成績についてはあまりとやかく言わない。
言わないほうだと思う。
でも、集団生活で私が子どもにされたら不快なことは理由込みでちゃんと話す。
他人に対して快く対応したことや
他人の悪口や意地悪
全てブーメランになって自分に返ってくる。
それは3秒後かもしれないし、30年後かもしれない。
そのブーメランで自分が命を落とすかもしれない。
人生パルプンテ。