【vol.3:フォトグラファー もろんのん】1日の光の移りにこだわったデスク環境
こんにちは。各分野のプロフェッショナルの方々に取材を行い、おすすめのWFHの環境や、リモートワークにおけるオンとオフの切り替え方などを紹介していく「Lighten up your WFH」です。
(※WFHとはワークフロムホームの略で、家から仕事を行うこと。 最近だと、リモートワークやテレワークが類語として浸透している)
ビジネス、建築、クリエイティブ、音楽など様々な分野のプロフェッショナルの方々に、それぞれのリモートワークの中での過ごし方や、照明環境の整え方、オン・オフの切り替えのコツなどを取材しました。
下記、10名の取材記事を順次ご紹介いたします。
小山和之/designing
木本梨絵/HARKEN inc.
もろんのん/フォトグラファー
別所隆弘/フォトグラファー・文学研究者
浅子佳英/建築家
安藤剛/THE GUILD
反田恭平/ピアニスト
池澤あやか/タレント・エンジニア
平井幸奈/ForuStyle Inc.
杉田陽平/画家 (敬称略)
▼Lighten up your WFH
https://note.com/lightcycle_morph/m/m239d4b66a3b6
第3回目となる今回は、フォトグラファーのもろんのんさんのケースをご紹介。理想のワークスペースと照明の関係についてインタビューしました。
ー4月からフリーランスになられたとのことですが、きっかけはありましたか?
もろんのんさん(以下、敬称略):もともと平日は会社員として働き、土日や平日の仕事終わりにフォトグラファーのお仕事は受けていたんですが、ありがたいことにそれだと抱えきれないボリュームの案件をいただけるようになり…。会社のプロダクト、仕事、チームも大変素敵だったのですが、気持ちとして中途半端になってしまう状態が良くないと思い、新しい挑戦としてフォトグラファーや動画制作などのご依頼にしっかりと向き合い、貢献したいと思い、独立を決めました。
ー最近はYouTubeでの発信も目立ちます。
もろんのん:社会的な情勢の影響で、2020年は旅関係のお仕事が減ったんです。それまでは、基本的に土日は旅関係のお仕事をしていたので、その分の時間が空いた。自分自身も動画を通じて情報をキャッチアップすることが増えてきつつあったタイミングということもあり、ずっとやってみたかったYouTubeでよくいただく質問へのアンサーとして「写真教室」や「おすすめカメラ」などの発信を始めることにしました。
ー変化はありましたか?
もろんのん:できることが増えました。例えば、雑誌やWEB媒体などメディアとしてのフォトグラファーの場合には写真の枚数や、文字数に制限があるので、無数にある魅力的な素材を厳選してお届けしているケースが多いんです。もちろん簡潔でわかりやすくその媒体の読者さんに合った情報の届け方は魅力的。しかし実際に取材に行った時に現地の方にアテンドいただいた更なるいろんなお店を伝えたかったりしてしまい。その点、YouTubeは全て自分の裁量で決められるので、メディアでは一部しかお届けしきれなかった内容も余すことなく発信できます。
ーフリーランスとしてのお仕事のやりがいを教えてください。
もろんのん:自分が発信した情報を見てくださった方が、実際に「〇〇へ行ってきたよ!」「食べて美味しかったよ!」などの感想を伝えてくださるなどのリアクションをしていただけることです。私の場合は、自分自身のことを発信したいというよりも、いいと感じたものをオススメするしたいので、素敵なものや体験を、私を通じて知ってくださる人が1人でも増えた時が、何よりもこの仕事をやっていてよかったなと感じる瞬間です。
ーフォトグラファーとしてお仕事を受ける基準はありますか?
もろんのん:2つあります。1つは、ご依頼元のプロダクトやブランドをいいと思えること。もうひとつは、依頼内容に私との親和性があることです。例えば、被写体は車で、ばっちりライティングを設定してかっこよく撮影してほしいという依頼があったとします。でも、車の商品撮影で言ったら、そこに特化したもっと他に適任者がいると思うんです。いただいた撮影イメージに対して、私がイメージにあったコミットができるかはかなり意識しています。
ーお仕事柄、基本的にはリモートワークですか?
もろんのん:1回目の緊急事態宣言が発令されてから、本格的にリモートワークがスタートしました。当時は家での作業環境が整っていたわけではなかったので、マウスや、キーボード、肩こり軽減のためのPCスタンドなど、デスク周りを整備し直すきっかけになりました。
ーマウスやキーボード類など、デスク周りを整備されたとのことでしたが、他にこだわっているアイテムはありますか?
もろんのん:仕事柄、照明にはかなりこだわっています。リラックスしたいときの照明は、基本的に暖色のものが多いのですが、写真のレタッチをする際は白色でないと適切な色味がわからない。普通の照明って1つの電球につき1色なことが多いですが、こちらのDyson Lightcycle Morph™ライト(ダイソン ライトサイクル モルフ ライト)は暖色から寒色まで感覚的に調節できるので、シーンに合わせた活用ができ、とても重宝しています。
ー確かにレタッチ時は正確な色味を確認することが重要そう。
もろんのん:もともとは、調色ができる電球を使用したフロアライトの光でレタッチ作業を行なっていたのですが、それだと光量が物足りなくて。でも、Lightcycle Morphはその点も心配無用。圧倒的な光量を兼ね備えています。調色・調光ともにハイクオリティなアイテムで、フォトグラファーとしては大満足な照明だと思います。
ー仕事以外でも使うシーンはありますか?
もろんのん:寝る前は間接照明として、暖かい色味を楽しんでいます。アプリでも調光や調色ができるので、ベッドでゴロゴロしながら色を変えたい時は、ケータイから操作します。また、リモート会議をする際は、壁にバウンドさせて、顔まわりを明るくする用途としても使います。見た目こそシンプルですが、かなり多機能で、リビングで本を読んだりする時にも活躍してくれています。
ーアプリも活用されているんですね。
もろんのん:基本は時刻に合わせて調光してくれる設定にしてあり、その時々に合わせて微調整しています。
ーLightcycle Morphには起床モードや学習モードなど、利用シーンに合わせた4つの照明モードを備えているのですが、どのモードがお気に入りですか?
もろんのん:作業モードが1番好きです。またアプリで最適な設定を保存しておくことができて、毎回微調整をする必要がないのはとても助かります。
ーリモートワーク環境下で、モチベーションに変化はありましたか?
もろんのん:友達に話を聞いてもらったり、友だちの話を聞いたりすることです。何か悩みや不安の種が生まれた時に、自分の中で抱え込むと良くないので、定期的に程よいコミュニケーションをするようにしています。あとは、自宅の近くにあるジムに行って、朝はトレーニングをしたり。ジムに行くまでの散歩をルーティンにすることで、自分の中のリズムを整えられている気がします。
ー自宅と仕事場が同じ環境下で、オンとオフを切り替えるために工夫していることは?
もろんのん:集中したい時は柑橘系、寝るときはラベンダー、リビングはレモングラスなど、場所によっていろんな種類のアロマを利用して気分を変えています。お風呂もバスソルトを入れたり、香りは私にとってオンとオフを切り替える上で大切な役割を果たしてくれている気がします。ハンドクリームとかはお手軽ですね。
ーオフの時間は何をして過ごすことが多いですか?
もろんのん:NetflixやYouTubeを見ていることが多いです。映像を撮るお仕事も増えてきたので、インプットのためにも動画はよく見ます。構成やカット割など参考になることが多いです。
ー勉強熱心なんですね。1日オフがあったら何をしたいですか?
もろんのん:ケータイやPC、カメラを持たずに読みたい本だけ持って、緑がたくさんある場所でデジタルデトックスをしながら過ごしたいです。カメラは好きだけど、持っているとどうしても「撮らなきゃ」とか「発信しなきゃ」となってしまうので。
ー最後に、今後の目標や、チャレンジしたいことがあれば教えてください。
もろんのん:プライベートでガッツリ写真を撮る時間がなかなかないので、クライアントワークではなく、作品撮りをもっとやりたいと思っています。ポートレートなのか、物撮りなのか、風景なのかは分からないですが、趣味で写真をやっていた時の「好きだ」と思った瞬間を切り取る時間になればいいなと。
ーこれからの活躍も楽しみにしています。本日はありがとうございました。
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